- 平成28年度本「教科書に載っている仕事人」~私と仕事~
理学療法士
理学療法士
この仕事を始めたきっかけは何ですか
「ご自身が理学療法を受けたからですか」とよく質問されるのですが、そのときには将来自分がこの仕事をするとは、全く思ってもいませんでした。子どもが大きくなり、少し手が離れたので何かしたいと思い、男女差がない仕事と考えて理学療法士を選びました。大学3年のときに事故が原因で
理学療法士になったきっかけは何ですか
セミナーで立ち上がりの指導
ベッドから車椅子(いす)へ移動
卒業後、
この仕事をやってよかったと思うことはありますか
対象者さんやセミナー参加者と接するごとに感じています。訪問をして利用者が変わる、セミナーをやって参加者が変わる、それは一目
これからの夢や抱負は何ですか
この介助法が介護職・看護職・セラピストなどの教育の中で取り上げられるようになってほしいです。この介助は、相手の動きを引き出すだけではなく、対象者さんの「まだやることがある」「まだ生きていける」と気持ちを動かすこと、そして「歩きたい」「旅行に行きたい」という希望や思いをかなえるためのものでもあります。今は私の名前が付いていますが、将来は介助のスタンダードになってくれることを願っています。
高校生にアドバイスをください
いろんなことに興味を持って、たとえ失敗してもいいので自分がこうなりたい、こうしたいということを見つけて、やってみてください。理学療法士はとてもおもしろい仕事ですが、今は人数も増えてきて自分の確かな目標がないと、通用しない世界になっています。最初はどんなきっかけでもいいですが、目標を見つけてまずは取り組んでみる。やりたいことがあって、それを真に願えば、思いはかなうものだと私は信じています。
仕事内容や必要な資格などは、自分で調べてみよう!