漆器は、漆の木の樹液をぬった器です。
漆は、使えば使うほどつやが出ることもあり、昔から日本で利用されてきたそうです。
その中でも会津ぬりは、1590年代から作られ始め、独特の絵や色が付けられた、華やかな漆器が作られるようになりました。
現在、小沼さんは会津市内の飲食店に漆器を貸し出し、その器で料理を出してもらうという取り組みをされています。
多くの人に漆器を見て、使ってもらい、楽しんで欲しいと思っているそうです。
また、漆器の技術を応用した雑貨づくり、ユニバーサルデザインの漆器作りといった新たな分野にも積極的に挑戦しています。