ルナ・プロジェクト(LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT)とは,みんなの夢を書いたメッセージプレートとポカリスエットの粉が入ったドリームカプセルを,月面に持っていくプロジェクトです。
月にものを持っていくということは,将来,みんなが月に宇宙旅行をしたり,月で暮らしたり,そんな未来のための第一歩。将来,このプロジェクトを通じて宇宙に興味を持ったあなたが,月に行ってドリームカプセルを持って帰ってくる,そんなことが起こるといいなと考えてこのプロジェクトを立ち上げました。

月は地球と違って,ほとんど大気がありません。そのため,昼は100℃,夜は-170℃と,非常に暑かったり寒かったり,有害な紫外線が照りつける過酷な環境になります。
そのため,通常のポカリスエットの缶を月に持って行くことはできません。特殊な素材が必要だったり,高度な加工技術が求められたり,こうした技術を持つ企業のちからを結集して,月に持って行っても問題のない特別なドリームカプセルが作られています。

このルナ・プロジェクトをきっかけに,10年後,20年後には宇宙に関わる仕事はたくさん増えてくるはずです。このプロジェクトでは,宇宙に行くチーム全体を監督する人,宇宙に持っていくものを作る人,ロケットを打ち上げる人,いろいろなことが得意な人が集まってチームを作り,宇宙を目指しています。宇宙の仕事もたくさん種類があるんですね。