「ダイバーシティ&インクルージョン」
かかげるシステム開発会社

ITシステム開発・
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ゆうげん会社 おくしんシステム

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大阪府大阪市にある「ゆうげん会社おくしんシステム」は、ぎょうぎょうかいぜんしたりサポートしたりするためのITシステムの開発や、ぎょうせい機関などのホームページせいさくを手がけています。「働きやすい会社」であることを一番大事に考え、「残業をゼロにすること」と「どこでも仕事ができる」ことを目指し、じつげんしています。また、スタッフ全員がそうした形で働けるように、ITシステム開発会社としてはめずらしく、客先のぎょう内に社員がじょうちゅうせずに“100%自社内で”開発を行っていることもとくちょうです。

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会社にざいせきしているのは12名。そのうち3名に身体しょうがいが、7名にせいしんしょうがいがあります。身体しょうがいでは、けいずいそんしょうのため車いすで生活しているだんせいが2名おり、そのうち1名は役員をつとめています。じんぞうしょうがいがあり約18年人工とうせきをしていた人、発達しょうがいで言語化が苦手な人など、さまざまなとくせいのある人が働いています。シングルマザーの社員も2名おり、全員が何かしらのじょうかかえながら、力をはっしています。新しい社員が入ったときには、社員どうしがたがいに自分のしょうがいやはいりょしてほしいポイントを全員の前で説明する「しょうがいプレゼン」を行い、はいりょしてほしいことを全員がかいし合い、てきせつなフォローをし合えるようにしています。

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おくしんシステムでは、人によってしょうがいやとくせいことなる社員が、それぞれに働きやすくなるようこうさくしながら、かんきょうを整えたり仕組みづくりをしたりしています。たとえば車いすを利用する社員も無理なく使えるよう、しょのトイレの入り口はだんをなくし、ドアも手作りの引き戸にへんこうしました。会議室や作業用のつくえは、下に車いすが入る高さのものを用意し、体調をくずした社員が休めるベッドや、けいずいそんしょうのある社員がベッドを使うときのためのリフトもじょうしています。労働かんきょうでは、最初の社員が入社したときからざいたくきんどうにゅうし、しゅっきんは人によって週2~3日ていです。短時間きんや時差しゅっきんを利用することもできます。

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マネジャーはにっぽうを通じてメンバーそれぞれの体調やぎょうじょうきょうを共有し、体調におうじて無理のないようにぎょうを調整します。心身のじょうたいすうで記録して体調をできるにっぽうシステム「SPIS(エスピス)」はせいしんしょうがいのある社員が開発し、社外にも公開しています。また、仕事への集中のしすぎをふせぐために1日2回、必ず10分間のきゅうけい時間をもうけたり、一つのことになやみすぎてしまわないよう、30分なやんだら必ず他の社員に相談する「30分ルール」もあります。あいまいひょうげんをくみ取るのが苦手な人にはめいかくをする、落ちこみやすい人にてきをするときは言い方をやわらげるなど、一人一人に合わせたやサポート、ぎょうりをしています。