織物職人(おりものしょくにん)の仕事内容

織物職人の仕事内容
おりものとは、きぬ綿めんあさなどの糸をタテとヨコに交差させて作るぬののことで、おりものしょくにんはそのおりものを作り出す人のことです。日本全国には、たくさんのでんとうてきおりものがあります。例えば、福岡県のはかおりや京都府の西にしじんおりなどです。作り出されたおりものは、着物や帯、ネクタイ、インテリアせいひんなど、さまざまなせいひんに使われます。

おりものは、何千本と言われる糸を使用するため、じゅくれんしたしょくにんでも丸帯(うらも表も帯全体にがらがあるごうな帯)をるのに最低でも3か月はかかると言われています。

おりものしょくにんになるために、必要なめんきょかくはありません。おりものを学ぶことができるせんもん学校もありますが、こうぼう入りしたり、おりものメーカーなどにしゅうしょくしたりして、働きながらおりものほうを学ぶケースも多いようです。おりものを作るには、せいから始まりせんしょくねんしょう(デザイン)などをはたり、しゅう作業までいくつものこうていがあるため、じゅつやデザイン、せんしょくなど身につけなければいけないしきが多く、一人前になるまでに何年もの時間がかかります。そのため、長いしゅぎょう期間にえられるかくと根気が必要です。

「織物職人」の仕事内容と共通点がある職業

「織物職人」の仕事人インタビュー(織物職人の仕事内容・織物職人になるには)

古賀 陽子
締め心地が良く、締めると元気が湧いてくるような帯を作る。