「聞き書き甲子園」活動の事例に加え,授業で使えるワークシートもご用意しています。
日本財団が東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター,笹川平和財団海洋政策研究所と共同で推進している学校向け助成制度「海洋教育パイオニアスクールプログラム」は,海洋教育に取り組み,推進していこうとする地域や学校,先生方を応援するプログラムです。海の学習をより充実させたい,あるいは新しい海の学びに取り組んでみたい,という方々にご活用いただき,海を用いた新たな学びの可能性を広げていきたいと考えています。
海の学びに関心をお持ちの地域や学校,先生方はぜひご応募ください。
私たち日本財団は,「海」についての学び「海洋教育」を広める取り組みを行っています。海は魚介類や天然ガスなどの資源の宝庫であるだけではなく,日本の輸入の99%が海運に支えられているなど,島国である日本にとって大切な存在です。
しかし海は,マイクロプラスチックや海面上昇など地球規模の問題にも直面しています。この危機的な状況にある海を守り,未来に残すために,海についてたくさんの人に知ってもらう取り組みが「海洋教育」であり,私たちが応援するこのEduTownあしたねの「海・川の仕事人」もその取り組みの一つです。海や川の恵みを活かしてきた仕事人や名人の方々から,海や川と共に生きる術を学べる教材となっています。
この「海・川の仕事人」の学びをきっかけに海や川の魅力に触れ,関心をもってもらえたらうれしく思います。また,私たちは海の学びをさらに深めたいという地域・学校・先生方を応援する「海洋教育パイオニアスクールプログラム」にも取り組んでいます。海の学びの大切さを子どもたちに伝えたいという気持ちをお持ちの地域・学校・先生方のご参加をお待ちしています。
公益財団法人 日本財団
海洋事業部海洋チーム チームリーダー
梅村 岳大