菓子匠やまもと お菓子と苦労
私達は菓子匠やまもとで体験を行いました。
まず,お店の紹介です。菓子匠やまもとは1934年にできました。おすすめのお菓子はどらやきです。お店には20~30種類のお菓子があります。たとえばわらび餅や水ようかんなどがあります。他にも季節に合わせたお菓子を作ります。
次に私達が体験した仕事内容です。
まず初めに清掃です。清掃した場所はガラスふき,お店の外そうじ,さらにはテーブルふきなどです。
次にお菓子作りをしました。お菓子作りで気をつけていることは手をきれいにすることだそうです。手がきれいでなければお菓子に菌が移ってしまうからだそうです。私達もねんいりに手を洗ってから体験させてもらいました。
最後に店内のかざりつけです。かざりが切れたりとれたりしないようにくふうしてかざりつけをします。
体験したこと
次に,体験したことを詳しく紹介します。
1つめはそうじです。先ほど紹介したガラスや店の外,テーブルなどをそうじしました。一番気をつけていることは,お客さんが気持ちよく過ごせるようにすみずみまでそうじをすることだそうです。例えばよごれがなくなるまでふくことや,お客さんが乗る台の上も下もそうじをすることです。
2つめは配達です。他のお店に品物を届けに入るとき,大きな声で笑顔であいさつをします。そして金がくをまちがえないようにしました。もちろん,おつりもまちがえないようにしました。配達の途中であった人にも元気よくあいさつをしました。
3つめはお菓子作りです。おまんじゅうと「パンプキン」というあんこでできたお菓子を作りました。お店に出すにはほとんどすべて同じ形にしないといけないそうなので,そこがとても大変でした。特にパンプキンはあんこをくるんだり,切れ目を付けたり,目や鼻,口などのパーツを付けなくてはいけないので大変でした。目などはとてもうすいので,切れないように注意しながら作業しました。
質問と答え
質問したこととその答えです。まず仕事で何を大切にしているかを聞いたところ,2つ答えてもらいました。1つめはお店をきれいにそうじすること,2つめは物をせいけつに扱うことだとおっしゃっていました。
なぜこの仕事についたかというと,まず,お菓子を作るのがすきだからはじめたということと,もう1つはお父さんの代からお菓子屋さんをやっていたからだそうです。
この仕事を通して身についたことは,お客さんとどのようにせっすればよいかということや,初めてあう知らない人達でも気軽に話しかけることだそうです。
お菓子は毎月だったり,季節によって色々とかえているそうです。お菓子だけでなく,お店のかざりつけも季節によってかえているそうです。
働くということは
最後に働くということを考えました。私達の考える「働く」ということは「努力」が必要ということです。また「働く」ということは社会にとって無くてはならない存在だと思いました。
(※以下は個人ごとのまとめ)
○この体験を通して学んだことは相手への気づかいです。手を洗うとき,学校の石けんよりもよごれを落とす成分が強い物を使い,さらにアルコールを使ってきれいにしました。このアルコールは食べてもほとんど害がないそうです。これはお客さんに害がないように,という思いやりです。
○お客さんのためにそうじをていねいにしたり,いつも来るお客さんには顔をしっかり見て「おはようございます」と言っているそうです。またお客さんに大きな声で返事やあいさつをしていることもわかりました。さらに,注文があれば,品物を届けに行くこともします。どれもお客さんへの気づかいでした。
○私が学んだことは店長さんのお客さんへの思いやりがあることに気づきました。また,お菓子を愛情をこめて作ることを学びました。相手のことを考えて愛情をこめて作ると,お菓子もそのぶんあまくておいしくなると思います。