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- 神奈川県に関連のある仕事人
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1984年 生まれ
出身地 千葉県
今井 亮子 -
子供の頃の夢
恐竜博士(化石発掘家)
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クラブ活動(中学校)
技術部
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仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
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出身高校
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出身大学・専門学校
- 【このページに書いてある内容は取材日(2018年11月08日)時点のものです】
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NHKスペシャル 生命 40億年はるかな旅(進化の不思議な大爆発/魚たちの上陸作戦)
NHK取材班
NHKの番組が本になったものです。小学3〜4年生のころにテレビで見て,当時としては鮮やかなCGや,宇宙飛行士の毛利さんの司会に吸いこまれるように見ました。この番組の本が出ていると知って親にすぐ買ってもらい,活字が苦手なのに何度も繰り返し読んだ本です。
- ※ファン登録時の学年を表示しています
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会社
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けんせつ小町(日本建設業連合会)
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特集ページ
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
新しい鉄道トンネルを掘る
私は戸田建設株式会社という会社に所属して,現在は神奈川県横浜市で,地下を通る鉄道トンネルの工事に携わっています。相模鉄道と東急線の相互直通新線工事により新しく「新綱島駅(仮称)」という駅が建設されるのですが,私はその新綱島駅(仮称)と従来の東急東横線とをつなぐ「綱島トンネル」の工事に,現場監督・設計という2つの立場で関わっています。全体で1.1キロメートルほどの区間で,この工事のスタートは2016年,完成は2021年の予定です。
私はもともと現場監督としてさまざまな現場で働いてきたのですが,産休・育休を経て技術部門に異動し,この現場に入る前は,支店の設計部門で土木工事の現場に関する設計をしていました。地下のトンネル工事では,トンネルの横穴を掘る前に,まずは地下に潜るための「立坑」という縦穴を掘っていかなくてはいけません。私は設計担当として今回の現場の立坑の設計を手がけたことが縁で,2年ほど前,この現場が立ち上がったころから,この現場で働いています。
私自身は,この現場では一部の設計と,現場監督を担当しています。設計担当者としての仕事は,工事を進めていく中で,現場の状況に合わせて,設計の見直しや修正が一部必要になることもありますので,そういうときに自身で修正部分を設計することもあります。また,柱などがちゃんと重さに耐えられるものなのかという「構造計算」という作業も,時には自分で担当します。
現場監督としての仕事は,日々現場がきちんと安全に進められているか,資材などは足りているかを確認し,報告書などの書類を作るのが主な仕事です。今は事務所でのデスクワークが中心なのですが,工事の進捗を確認するため,実際に現場に行くことも多いです。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
安全にトンネルを掘り進められる「シールド工法」
今,手がけているトンネルは,大半の場所を「シールド工法」という工法で作っていきます。「シールドマシン」という,トンネルを掘る大きな機械を使って掘り進めます。シールドマシンは大きな筒状の形をしており,先端のカッターで地中を掘り進みます。そして,そのままだと土が崩れてきてしまうので,掘った部分に「セグメント」と呼ばれるコンクリートで作った外壁をはめこみ,崩れないようにしたらまた先に掘り進み,これを繰り返してトンネルを作っていきます。今回掘るトンネルの直径は6.8メートルで,1日に約10メートルのスピードで掘り進む予定です。目的地まで到達したら引き返し,上り線と下り線の2本を掘ります。
このシールド工法には安全にトンネルを掘り進むことができるというメリットがありますが,スタート地点とゴール地点では,地上との間でシールドマシンや資材を出し入れするための垂直方向の穴,「立坑」が必要になります。シールドマシンは掘る穴の直径と同じだけの大きさが必要なので,マシンが入る穴を作るだけでも大きな工事となります。
立坑の強度を保つため,太い鋼材をたくさん組み合わせて支えるのですが,今回の現場では,地盤の関係もあり,最初の設計だと鋼材がじゃまになってしまい,うまく機械が入らないことが判明しました。私は設計担当として,鋼材の太さを変えたり,組み方を変えてみたりという,再度の設計と構造計算を担当しました。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
現在は時短勤務で,所長のアシスタントも
私自身,今は子育てのために時短勤務をしていて,朝は9時に出勤し,16時30分には仕事を終えます。そのため仕事内容も,現場事務所にいて書類を作ったり,3人いる所長たちのアシスタントを務めることがわりと多いですね。また,一部,設計の修正などが必要になった場合は,現場で設計図面の修正作業をします。
今の現場で,時短勤務でない現場監督の場合は,朝8時に作業員も含めて全員が集まっての朝礼からスタートします。そこでその日の作業内容を確認し,午前中は,現場がきちんと安全に保たれているか,異常はないか,新しく入ってきた資材の品質やセメントの強度がきちんと保たれているか,などをチェックしていきます。お昼には一度,職長さんという職人さんたちのリーダーの方たちに集まってもらい,午前中の進捗状況の確認と,午後の作業に変更点がないかや,次の日の作業を確認します。
現場の作業が終わるのは17時です。作業が終わり,職人さんたちが帰った後は,その日の報告書や書類を作る時間になります。資材一つにしても,「何日にどれだけの資材が入った」と,書類と写真で記録をしておかなくてはいけません。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
「女性だから大変」ということは特に感じない
現在は時短勤務のため,「使える時間が少ない」というのが悩みです。今,この現場には統括所長,発注者との連絡を主に担当する所長,現場の工事を担当する所長と,3人の所長がいます。それぞれから仕事が来るので,時間がない中でそれらの仕事に優先順位をつけ,処理をしていかなくてはいけません。
現場監督というのは女性が少ない職種ではありますが,実は「女性だから大変」という部分は,私自身は感じません。これまであまり女性がいなかったので,逆に会社のほうが「どうしてほしいか,要望があったら教えてほしい」と,女性側の要望や意見も聞いてくれるんですね。職人さんにしても,業者さんにしても,「女だから」といって差別するような方はいませんし,会社も「そんなことを言う人は選ばないようにしています」と言ってくれています。女性の場合は子どもを産むと,長時間の拘束がある現場の仕事は難しくなることが多いかもしれませんが,例えば私のように時短勤務にして仕事の後に子どもを迎えに行ったり,自宅から近くて通いやすい現場に配属してもらうなど,いろいろな働き方の選択肢があると思っています。建設業界全体が,いろいろと変わっている時期なのではないでしょうか。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
完成してすべてが終わったときは感無量
仕事をしていて一番楽しいのは,やはり,「すべてが終わった瞬間」です。例えば橋の工事に現場監督として関わったときには,現場事務所を建てる場所の草刈りからスタートしました。そこから現場が始まっていって,実際に工事が進んでどんどん風景が変わっていって,最後にはその事務所を撤去して終わる。何もなくなって,現場事務所があった場所が元の状態に戻り,完成した橋だけが残るんです。その風景を初めて見たときには,大きな感慨がありましたね。
入社一年目で経験した,下水道管敷設の現場もそうでした。職人さんたちの作業を見て,「土木は人の手で形にするものだ」というのを再確認したんですが,私自身は異動でその現場を途中で離れることになりました。でも工事が終わった後,現地を見たくてそこに行ってみたんです。すると職人さんたちが慌ただしく動いていた現場があとかたもなく撤収され,何事もなかったようになっている。この「何もなくなっている」ということに感動したんですね。おそらく今関わっているトンネル工事も完成すると,地上部分はあとかたもなく撤収されるはずです。そのときにまた,同じような感動を得られるのかなと思っています。
また,宅地造成や橋の建設などの地上の工事だと,昨日はここまでやった,今日はここまでやった,という一日一日の作業が目に見えてわかります。そういう現場だと,目に見える変化がまた,日々の仕事の原動力になっていきます。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
コミュニケーションも,安全管理の一環
仕事をする上では,事務所の中でも現場でも,“なるべく喋ること”を意識しています。例えば所長から仕事を頼まれるにしても,雑談の中で,今,お互いがどういう状況かを察することができますし,話しかけやすいほうが部下として仕事を頼みやすいかなと思うんです。少ない時間の中で効率的に仕事をするためにも,みんなとできるだけ喋り,コミュニケーションを多くするように心がけています。
同じように,業者さんや職人さんに対しても,いつも話をするようにしています。土木の現場は大きな重機を使うので,建築の現場に比べて人数が少ないことが多いんです。今の現場に関わっている職人さんは15人くらいでしょうか。仕事を始めたころに上司から「なるべく全員の顔と名前を覚えなさい」と言われたこともあり,みなさんの顔と名前を覚えるように,そしてなるべく話をするように心がけています。
この仕事はちょっとしたことが危険へつながってしまいます。ですから何か「言いにくいこと」が発生したときも,報告をしてもらわないといけないし,私たちも注意をしなくてはいけません。そういうとき,普段から喋っていない相手には言いづらいですよね。コミュニケーションも安全管理の一環なんです。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
「工事現場ってかっこいい」という気持ちから建設の道に
幼いころから,工事現場などで大きな重機が動いたり,出入りしたりするのをよく眺めている子どもだったようです。幼心に「工事現場ってかっこいい」と思ったんでしょうね。その思いは大きくなっても変わらず,高校は工業高校の建築科に進みました。
家の間取りを見ているのも好きだったので,設計の仕事ができたらと思い建築に進んだんですが,勉強する中で「大きな構造物を作りたい,ずっと残っていくものを作りたい」という思いが高まっていきました。高校にはなかなかゼネコンなどの求人がなかったこともあり,大学では土木を学びました。
就職活動では現場監督になることを第一に考えて会社を回りました。やはり子どものころからの「工事現場への憧れ」が強かったんです。戸田建設に入社し,すぐに現場へと配属されました。基礎知識から現場で教えてもらう状況でしたが,憧れだった現場に出られて,とてもうれしかったです。
結婚,出産を経て一時は支店の設計部門にいたんですが,やはり,「現場に出たい!」という思いは強かったです。子どもがある程度大きくなったこともあり,今やっているトンネル工事がスタートするときに,念願かなって現場に戻ることができました。自宅と現場が遠くて通勤に片道1時間半かかるのですが,それでも「現場にいられる喜び」は大きいです。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
ものをつくるのが好きな子どもだった
もともと一人で行動するのが好きな子どもでした。家が自営業だったので,余ったダンボールをもらって家のようなものを作ったり,何かものを作って遊んでいましたね。「つくる」ことが好きなのは,そのころから変わっていない気がします。
現場監督という仕事は現場に出るだけでなく,実は書類仕事などのデスクワークも多い仕事です。そのため,就職してからそのあたりのギャップを感じる人もいるかもしれません。でも,私の場合は自営業の家で育ち,両親が仕事をしている様子を間近に見てきたので,そういう面もあることはあらかじめ想定していました。それで,特にギャップを感じることはなかったように思いますね。
中学校では「技術部」という,パソコンをいじれる部活に入っていました。中学生,高校生時代を通して,科目としても理数系が得意で,特に理科が好きでした。そんなに多くの人とコミュニケーションをとったり,友だちがたくさんいるというタイプではなかったのですが,家族や仲のいい子たちとはたくさん喋っていたような気がします。多分,本来は喋るのも好きなんだと思います。 -
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今井 亮子 -
仕事内容
現場監督として,設計通りに構造物が作られているかどうか確認し,管理する。また,設計担当として,構造物の設計も行う。
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自己紹介
めんどくさがり屋で神経質です。休日は,平日にめんどくさがってためこんだ家事の後始末に追われるのですが,洗濯物のたたみ方など,自分が「こうしたい」というやり方についこだわってしまい,なかなか終わりません。通勤時間が長いので,その時間に音楽を聴くのが楽しみです。
原動力になる“好き”の気持ちを見つけてほしい
みなさんに伝えたいのは,「好きなものを見つけて,それを続けてほしい」ということです。私自身,今の現場に通勤するのに片道1時間半かかっていますし,子育てと仕事を両立するのはなかなか大変なときもあります。でも,日々の原動力になるのはやはり「現場が好き」という気持ちなんです。このエネルギーがあってこそ,日々,がんばれています。
将来を考えるとき,なるべくいろいろな仕事のことを知ることも大事ですし,合わせて「この仕事をやりたいか,やりたくないか」ということも考えてほしいな,と思います。「こういう仕事があるんだな」だけではなく,実際に自分がその仕事をしたとしたらどう思うか。そこまで考えてこそ,好きなもの,好きな仕事を探すことができると思うんです。
建設の仕事について言えば,小さいころに「クレーン車ってかっこいい」「ダンプカーってかっこいい」というふうに思った人は多いと思うんですよね。現場が好きで土木の仕事をしている人間としては,そういうところからこの世界に興味を持ってくれるとうれしいな,と思います。 -