仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

愛媛県に関連のある仕事人
1977年 生まれ 出身地 愛媛県
子供の頃の夢: アーティスト
クラブ活動(中学校): バレーボール部
仕事内容
パソコンの使い方を教える
自己紹介
いつもはのんびり。決めたことは、できるまで止めない。人との出逢(であ)いにはいつもわくわくします。休日は、自然に帰るアウトドアやネイルアートなど。創作料理も得意です。

※このページに書いてある内容は取材日(2007年05月16日)時点のものです

パソコンに関するいろんな仕事

パソコンに関するいろんな仕事

わたしの仕事は,主にパソコン指導しどう(インストラクター),ホームページの作成,仕事を見つける人のためのパソコン訓練や相談役などをしています。あと,取引先のパソコン設定せっていもしています。朝は8時半くらいには出勤しゅっきんして,おそいときは夜9時くらいまで仕事をしています。生徒さんのパソコン訓練をするときは,日中授業じゅぎょうをしていますが,昼間はホームページを作成して,夜だけ授業じゅぎょうしたりとか,パソコンに関係するいろんな仕事をしています。

高校生の時から資格を取ってました

高校生の時から資格を取ってました

この教室がコンピューターサービス技能ぎのう評価ひょうか試験っていう資格しかく認定にんてい施設しせつになっているので,生徒さんに「資格しかくを取ればいいですよ!」とおすすめする反面,自分が資格しかくを持っていないと仕事ができないと思って,資格しかくを取ることにも力を入れています。わたしも,母親から「資格しかくはあなたを一生裏切うらぎらない。何かのときに助けてくれる。」「パソコンっていうのは,健全者も障害者しょうがいしゃも,男性だんせい女性じょせいも,同じグラウンドで勝負できる機械なんだよ。」ともアドバイスされ,自分には必要ものだなと思って,資格しかくは高校生の時から取っていました。結果的には,それが今の自分を助けてくれています。

伝えることの大切さ

伝えることの大切さ

インストラクターになってから伝えるということに苦労しました。パソコンの機能きのうや,操作そうさ方法を生徒さんに説明するときに,同じことを言っても伝わり方がちがうんですよね。Aさんは理解りかいしてくれるのに,同じ説明でもBさんには理解りかいしてもらえないとか,マニュアル通りでは,生徒さんに思いが伝わらないんですよ。例えの仕方とか,言い方や態度たいどとか,声のトーン,言葉の選び方で印象や内容ないようがまったくちがってくるので,どうやったら生徒さんが心地よく理解りかいしてもらえるかいつも考えながら伝えていました。失敗して自信をなくしたときもありますけど,今はだいぶ習慣しゅうかんになりました。まだまだですが,意識いしきすることで,自分の弱みを上手くプラスに変えていけたらと思います。

心に小さな双葉の芽を咲かせたい!

心に小さな双葉の芽を咲かせたい!

うれしいと感じる事はいろいろありますけど,生徒さんが就職しゅうしょくできたとか,パソコンの技術ぎじゅつがアップしたとか,ホームページの作成だったら,相手の方が納得なっとくしてくれるようなものが作れたときは素直すなおに喜んじゃいますね。わたしたちの仕事は商品があるわけじゃなくて,お客さんとの偶然ぐうぜんの出会いから始まるんです。だからやっぱり,お客さまの心に,喜んでもらえるような,小さな双葉ふたばの芽をかせたい!と思うんですよ。生徒さんがパソコンと良き出逢であいになるよう,スキルアップをお手伝いしたいと思っています。だから,「あなたにいたいパソコン教室」というのがうちの教室のキャッチフレーズなんです。わたしにとって仕事は体の一部だと感じているので,一生続けたいと思っています。

生徒さんの良さを引き出す指導をする

生徒さんの良さを引き出す指導をする

人ってみんな性格せいかくや特長がちがってるんですよね。パソコンに関しても,パソコンが好きな人もいれば,苦手だけど必要になったから勉強しなくちゃいけない人もいるし。だから,わたしは,それぞれの生徒さんの良いところや特長を発見して,指導しどうの方法を変えていくようにしています。はじめから決まったプログラムをやるんじゃなくて,生徒さんに合わせたプログラムを考えて組み立てています。やっぱり,わたしもパソコンが好きなので,その気持ちをうまく生徒さんに伝えられたらなって思っています。

母親の姿がまぶしく見えた

母親の姿がまぶしく見えた

元々もともと,母親がこの仕事をしていたんですけど,始めは母親と同じ仕事をする気は無かったんです。でも,自分がいろんな経験けいけんをして大人になったときに,母親がまぶしく見えていた自分に気付いて,それで同じ仕事をしたいなという気持ちになりました。母親が夜もずに仕事をしているところを見て,仕事っておもしろいんだなとか,楽しんだなとか,責任せきにんがあるんだなとか。母親の背中せなかから,仕事にとって大切なところをたくさん学びました。今でも母親はえたくてもえられない存在そんざいです。

すごく我慢強い子。。。でものんびりやさん

すごく我慢強い子。。。でものんびりやさん

子どものころは,すごく我慢強がまんづよい子だったんですよ。車のシガーライターをスタンプと間違まちがえて手にしつけてしまったときも,泣いちゃダメだ!って思って我慢がまんして。。。グッとこらえて泣かないような我慢強がまんづよいとこや,正義感せいぎかんが強くて曲がったことがキライ的なところもありましたが,反対にゆっくりとした面もあって,母に「のんびりしとる子じゃ」と言われていたんですよ。友達にたよりにされると,自分のことを後回しにして,友達の工作を手伝ってあげる。。。そして夢中むちゅうで手伝ってて時間がきたら,自分の工作ができていない・・・という一面もありました。自分のことがあまりスキではなかったので,今でも本を読んだり,ほかの人の良い所を真似まねしたりして,なりたい自分になれるようにがんばっています。

何でも続けていくことが大切!

何でも続けていくことが大切!

わたしが小さいころはインターネットがなかったので,アーティストになりたくても,どうやったらなれるのかをさが手段しゅだんが何もなかったんですよ。今は情報じょうほうを手に入れる手段しゅだんが発達しているので,自分で調べたりとか,大人の人の意見をいたりとかして,自分のやりたい仕事を選んでほしいなと思います。あと,仕事ってやっているうちに自分の天職てんしょくになってくると思うんですよ。始めから天職てんしょくを求めるんじゃなくて,自分が好きなこととか,興味きょうみがあることを続けていくことで,天職てんしょくだなってだんだんと思えるようになってくるんだと思います。わたしも,今はこの仕事が自分の天職てんしょくなんだなって思います。

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悩んだときや立ち止まったときに、そっと背中押してくれる本です。

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取材・原稿作成:西条市産業振興課 大久保、編集:(c)学校ネット株式会社