• 長野県に関連のある仕事人
  • 1972年 生まれ

    出身地 京都府

ペンション経営/リンゴ農家/セラピスト

遠藤えんどう 美代子みよこ

  • 仕事内容

    宿泊業や農業,リラクゼーションセラピー

  • 自己紹介

    自然が大好きで,好奇心こうきしん)旺盛おうせい)です。

  • 出身高校

    京都府立東舞鶴高等学校

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2016年10月02日)時点のものです】

遠藤 美代子


仕事人記事

自然が(ゆた)かな飯綱町(いいづなまち)でペンションを経営(けいえい)できる喜び

自然が<ruby><rb>豊</rb><rp>(</rp><rt>ゆた</rt><rp>)</rp></ruby>かな<ruby><rb>飯綱町</rb><rp>(</rp><rt>いいづなまち</rt><rp>)</rp></ruby>でペンションを<ruby><rb>経営</rb><rp>(</rp><rt>けいえい</rt><rp>)</rp></ruby>できる喜び

(わたし)は夫と一緒(いっしょ)に長野県上水内郡(かみみのちぐん)飯綱町(いいづなまち)でペンションを経営(けいえい)しています。飯綱町(いいづなまち)は,自然が(ゆた)かな美しい場所なので,ここで経営(けいえい)することを決めました。このペンションは,飯綱町(いいづなまち)の美しい自然を感じることで,日常(にちじょう)生活や仕事などで(つか)れた心と体を(いや)し,本来の自分に(もど)る場所としてお客さまへ提供(ていきょう)しています。また,ペンションに()まる方にリラックスしていただくために,希望者にはリラクゼーションセラピー(心身のバランスを整えるヒーリングマッサージ)も行っています。

充実(じゅうじつ)しているペンションでの毎日

<ruby><rb>充実</rb><rp>(</rp><rt>じゅうじつ</rt><rp>)</rp></ruby>しているペンションでの毎日

大まかな1日の流れは,朝5時半から朝食の準備(じゅんび)をして,お客様には7時から8時に朝食をとっていただきます。そして,お客様がお帰りになられたら,清掃(せいそう)やベッドメイキングなどを行います。お昼休憩(きゅうけい)をしたあと,買い物や夕食の準備(じゅんび)をしながら,その日に来られたお客様を出迎(でむか)えます。18時から夕食をとっていただき,その後,20時から22時ころまでリラクゼーションセラピーを行います。
主に(わたし)が料理やリラクゼーションセラピーの担当(たんとう)で,夫がウェイターや,ベッドをきちんと整えるベッドメイキングなどを担当(たんとう)しています。(わたし)の料理は,地元の野菜を使って,(しゅん)の野菜を取り入れながら工夫して作ります。

やることは()りだくさん!

やることは<ruby><rb>盛</rb><rp>(</rp><rt>も</rt><rp>)</rp></ruby>りだくさん!

ペンションでの仕事はやるべきことが多いので,効率(こうりつ)よく仕事をこなすための段取(だんど)りが(むずか)しいです。例えば,ベッドメイキングだけで2,3時間はかかります。
また,開業当時はあまり知名度がなかったので,お客様が少なかったのですが,旅行サイトと契約(けいやく)してから,徐々(じょじょ)に知られるようになってきました。今では平日休日に関わらず,多くのお客様に来ていただいています。

お客様の喜ぶ姿(すがた)(わたし)たちにとっての(ほこ)

お客様の喜ぶ<ruby><rb>姿</rb><rp>(</rp><rt>すがた</rt><rp>)</rp></ruby>が<ruby><rb>私</rb><rp>(</rp><rt>わたし</rt><rp>)</rp></ruby>たちにとっての<ruby><rb>誇</rb><rp>(</rp><rt>ほこ</rt><rp>)</rp></ruby>り

ペンションに宿泊(しゅくはく)してくださったお客様に,「ゆっくり()ごせました」「普段(ふだん)はなかなか(ねむ)れないのに,今日はゆっくり(ねむ)れました」という言葉をかけていただいたときは,うれしいですね。特に都市部から来たお客様が,帰るときには,ほぐれたやわらかい表情(ひょうじょう)をしていらっしゃるときなどは,このうえなく感激(かんげき)します。(わたし)は自分がやりたいことをやっているだけですが,お客様が喜ぶ表情(ひょうじょう)を見ると,(わたし)たちのやっていることに,とても(ほこ)りがもてます。
夫もこの仕事をはじめてから,さまざまな地域(ちいき)の方と出会い,話す機会が()えたことが(うれ)しいそうです。

無理はしません!

無理はしません!

無理をしすぎないようにしています。(いや)しをコンセプトにしているので,自分が(つか)れた表情(ひょうじょう)をしていると,お客様にもその様子が伝わってしまい,(わたし)たちの役割(やくわり)が果たせなくなってしまいます。ですから,(つね)に自分が心地良い状態(じょうたい)になるように心がけ,無理はしません。また,お客様にゆったりと,自然を感じながら()ごしていただくために,部屋には時計もテレビも設置(せっち)していません。山や川や風の音,鳥が鳴く声など,(いそが)しい日常(にちじょう)では()くことのできない音をお客様にも感じていただきたいのです。

やりたいと思う気持ちを大切に

やりたいと思う気持ちを大切に

(わたし)は以前,無理をして楽しく生きられず,心身のバランスを(くず)してしまったことがあります。そのことがきっかけで,自分を見つめ直しました。そして,自分が本当にやりたいと思え,人のためにもなるペンションの経営(けいえい)という仕事にたどり着きました。飯綱町(いいづなまち)を選んだ理由は,プライベートで偶然ぐうぜん)(おとず)れたときに,町の自然や雰囲気(ふんいき)に一目()れしてしまったからです。(わたし)からペンションの経営(けいえい)をしたいと夫に相談をしたのですが,こころよく引き受けてくれました。夫からは,やりたいと思うことは時の流れとともに変わっていくものだから,その気持ちを大切にするようにと言われました。

活発な子ども時代

活発な子ども時代

(わたし)が子どものころは,活発で()けず(ぎら)いな性格(せいかく)でした。放課後は,男の子たちとドッジボールをして,川遊びもしていました。しかし,冷静な一面もあって,大人の顔色をうかがいながら行動をしていました。趣味(しゅみ)は絵を()くことで,漫画(まんが)()いていたんですよ。
夫の方は運動が好きで,友達と野球やサッカーなどのスポーツを楽しんでいました。中学時代は()りにも夢中(むちゅう)になっていて,今でも休みの日は()りに出かけますよ。2人とも,自然に(せっ)することが,子どものころから好きでしたね。

あせらず,自分の気持ちを見つめてほしい

あせらず,自分の気持ちを見つめてほしい

自分のやりたいことを選んでほしいなと思います。年を重ねていくうちに,決めなければならないことは()えていくと思いますが,無理をして見つけることもないし,急いだりあせったりする必要もないと思います。ゆっくりと自分のペースで,自分自身を見つめ,本当の自分を知ることを大切にしてほしいですね。途中(とちゅう)妥協(だきょう)するのでなく,情熱(じょうねつ)を失わずに世界を見て,自分のやりたいことを見つけるまであきらめないでほしいです。(わたし)は自分が本当にやっていて楽しいと思える今の仕事にたどり着きました。

  • 取材・原稿作成:清泉女学院大学 学生

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