• 長野県に関連のある仕事人
  • 1971年 生まれ

    出身地 長野県

びようし美容師

藤澤ふじさわ いたる

  • 仕事内容

    散髪(さんぱつ)をしたり,(かみ)()めたり,パーマをかけたりする

  • 自己紹介

    ぶれることなく,まっすぐに突き進む

  • 出身高校

    長野県長野吉田高等学校

  • 出身大学・専門学校

    長野美容学校

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2016年10月02日)時点のものです】

藤澤 至


仕事人記事

人を幸せにできる仕事

人を幸せにできる仕事

(わたし)は,昭和30年から続く,理容室(りようしつ)美容室(びようしつ)一緒(いっしょ)になった「理美容室(りびようしつ)」を経営(けいえい)しています。理容室(りようしつ)は「容姿(ようし)を整える」ことを目的とし,美容室(びようしつ)は「容姿(ようし)を美しくする」ことを目的としている,と法律(ほうりつ)上は決められていますが,特に(へだ)たりはありません。
うちは2階が住居(じゅうきょ)で,1階がお店です。午前8時30分にお店に入って準備(じゅんび)をして,午前9時に開店します。予約してくださったお客様を中心に,散髪(さんぱつ)をしたり,(かみ)()めたり,パーマをかけたりしています。このほかにも,従業員(じゅうぎょういん)が少ないので,(わたし)事務(じむ)営業(えいぎょう)経理(けいり)を,すべてこなしています。

日々(ひび)学ぶ!

<ruby><rb>日々</rb><rp>(</rp><rt>ひび</rt><rp>)</rp></ruby>学ぶ!

(わたし)はこの(しょく)について20年近くになりますが,美容師(びようし)は,(つね)に成長し続けられる職業(しょくぎょう)だと思っています。流行は日々(ひび)変化するので,(つね)に勉強していて,多いときは毎週,東京で開かれる講習会(こうしゅうかい)に参加しています。刺激(しげき)を受けたくて,最近,「ナガコレ(長野コレクション)」というイベントにも参加しました。講習会(こうしゅうかい)に参加することは大変ですが,新しい技術(ぎじゅつ)を学べるので楽しいですよ。
美容室(びようしつ)に,「通りがかったから(かみ)を切りに来た」という理由で来店してくれるお客様は,そうはいません。ですから,どうやって美容室(びようしつ)価値(かち)を上げようかと,いつも考えています。開店当初から値段(ねだん)をあまり上げてこなかったので,今後もなるべく変えたくありません。値段(ねだん)を変えずに,価値(かち)を上げることが大切だと思っています。

(わたし)の栄養ドリンク

<ruby><rb>私</rb><rp>(</rp><rt>わたし</rt><rp>)</rp></ruby>の栄養ドリンク

お客様がうれしい表情(ひょうじょう)になるときは,本当に一瞬(いっしゅん)で顔が変わるんです。そうした表情(ひょうじょう)を見たときは,ものすごくうれしいですね。あとは,言葉でお客様から「ありがとう」と言われたときも,うれしいです。そういうときは,この仕事をしていてよかったと思いますし,(つか)れや(いや)なこともすぐに()()びます。そうしたお客様の表情(ひょうじょう)が見られるから,お客様の言葉があるから,仕事を続けていけるんです。お客様の笑顔や感謝(かんしゃ)の言葉は,(わたし)の栄養ドリンクのようなものですね。この仕事をしていると,大変なことも多いですが,やりがいのある仕事だと思っています。

お客様の話をとにかく聞く

お客様の話をとにかく聞く

技術(ぎじゅつ)は大事ですし,日々(ひび),練習を積み重ねていかなければと思っています。それだけではなく,お客様の話を聞く「カウンセリング」の時間は大切にしています。たとえ仕上がりが同じでも,自分の話を聞かれないでカットされるより,話を聞いてくれたうえでカットされたほうが,お客様の満足度は高いですよね。ですから,(わたし)からお客様に話しかけて,きちんとお客様の要望を聞いたうえで,カットを進めるように心がけています。あまり自分から話をされないお客様の場合は,「短い方と長い方,どちらがいいですか?」というような答えやすい質問(しつもん)でお聞きしたり,絵で(しめ)したりしながら進めていくこともあるんですよ。

サラリーマンから美容師(びようし)

サラリーマンから<ruby><rb>美容師</rb><rp>(</rp><rt>びようし</rt><rp>)</rp></ruby>へ

実家が美容室(びようしつ)をやっているので,そこで働く両親の姿(すがた)を見て育ったのですが,(わたし)は,最初は美容師(びようし)ではなくサラリーマンになったんですよ。でも,転職(てんしょく)をすることになり,その時点で父が他界していて,母が一人で店をやっている姿(すがた)を見ていたので,母を助けたい思いもあって,美容師(びようし)を目指すことにしました。美容(びよう)学校に通いはじめたのは,24(さい)のときです。学校では,(かみ)構造(こうぞう)についての勉強や,消毒や衛生(えいせい)といった,専門(せんもん)的なことも学びます。
(おさな)いころから両親の姿(すがた)を見ていて,()れていたこともあって,美容師(びようし)を目指す前は,「そんなに(むずか)しい仕事ではないだろう」と思っていたのですが,やってみると大変な仕事です。

自分のことを(みと)めてあげよう

自分のことを<ruby><rb>認</rb><rp>(</rp><rt>みと</rt><rp>)</rp></ruby>めてあげよう

「勉強ができる」だったり,「人に(やさ)しくできる」といった,周りの意見だけで自分の価値(かち)を決めてしまわないでください。周りの人から,さまざまな評価(ひょうか)をされるかもしれません。でも,「自分自身がいる」だけで価値(かち)がありますよ。
人から否定(ひてい)されると,「自分はダメなんだ」と思ってしまうかもしれませんが,それは自分の可能(かのう)(せい)(せば)めてしまうことにつながります。みなさんは,まだまだ,いろいろな可能(かのう)(せい)を持っていますし,これから見つけられると思います。周囲からの評価(ひょうか)で自分自身の存在(そんざい)価値(かち)を決めてしまわず,自分自身の良いところをたくさん見つけて,まずは自分自身の存在(そんざい)価値(かち)(みと)めてあげましょう。

  • 取材・原稿作成:清泉女学院大学 学生

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