• 長野県に関連のある仕事人
  • 1988年 生まれ

やくざいし薬剤師

若林わかばやし 裕士ひろし

  • 仕事内容

    病院から出る「処方(しょほう)せん」をもとに薬を出すほか,薬の用法・用量の間違(まちが)いがないように確認(かくにん)する。

  • 自己紹介

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2016年12月02日)時点のものです】

若林 裕士


仕事人記事

お客さまの声がはげみになる

お客さまの声がはげみになる

(わたし)飯綱(いいづな)町の「わかば堂薬局」に勤務(きんむ)している薬剤師(やくざいし)です。薬局に(つと)める薬剤師(やくざいし)の主な仕事は,病院から出る「処方(しょほう)せん」をもとに,薬をそろえ,患者(かんじゃ)さまに薬の飲み方や注意点の説明をすることです。また,処方(しょほう)せんに書いてある薬の用法・用量に間違(まちが)いがないように確認(かくにん)をし,時には医師と相談をして,患者(かんじゃ)さまにとってよりよい治療(ちりょう)を目指します。その他に,病気や身体のことでお(なや)みの方の相談に乗ったり,健康について話したりしています。また,処方(しょほう)せんを持ってきてもらい,飲み方を説明した後に,「薬歴」という薬局(ばん)カルテを書くこともしています。一日の流れとしては,大体はこの()(かえ)しです。
薬剤師(やくざいし)という仕事に()くまでに,一番大変だったのは勉強です。薬剤師(やくざいし)は薬のことはもちろん、身体の仕組みや病気について、さらには食品や環境(かんきょう)衛生(えいせい)についてもよく知らないといけません。そのために,大学の薬学部に進学し,6年間勉強して国家試験の受験資格(しかく)を取ります。大学を卒業し,さらに勉強をして国家試験に合格(ごうかく)することで,薬剤師(やくざいし)になることができるのです。
わかば堂薬局には,1日に大体,百数十人のお客さまがいらっしゃいます。お客さまが(かか)えていた(なや)みを解決(かいけつ)したときに言われる,「ありがとう」や「助かりました」などの声は本当にうれしく思いますし,そうした声をいただけると,これからもがんばろうと思えます。そんなみなさまの声が(わたし)のやりがいです。

(あつか)う薬は2000種類以上

<ruby><rb>扱</rb><rp>(</rp><rt>あつか</rt><rp>)</rp></ruby>う薬は2000種類以上

薬局で(あつか)っている商品は大きく分けて,介護(かいご)用品や歯ブラシ,マスクなどの衛生(えいせい)用品と,健康食品,そして医薬品です。医薬品は、お客さまが手に取れる一般(いっぱん)用医薬品と、お客さまからは見えないところで保管(ほかん)している医療(いりょう)用医薬品があります。合わせると2200から2300種類くらいの薬があります。
薬は,中身はほぼ同じでも,製造(せいぞう)している会社が(ちが)うという場合もありますので,どうしても種類が多くなります。さまざまな製薬(せいやく)会社が,いろいろな薬の製造(せいぞう)販売(はんばい)にかかわっています。
(わたし)(あつか)っている薬で,管理に一番気をつけているものに,医療(いりょう)用の「麻薬(まやく)」があります。麻薬(まやく)というとあまりよくないイメージがあるかもしれませんが,ガンなどで(いた)みがとてもつらくて(こま)っている方には,時には必要になるのです。もちろん,正しく使用しなければなりません。

たくさんの人に元気になってもらいたい

たくさんの人に元気になってもらいたい

(わたし)がこの仕事に()いたのは,医療(いりょう)関係の職業(しょくぎょう)を目指していたことと,父も薬剤師(やくざいし)だったため,薬が身近にあったことが理由です。もともと,(だれ)かの役に立ちたい,たくさんの人に元気になってもらいたい,という願いもありました。
(わたし)がこの仕事で大切にしていることは,(なや)みを(かか)えている人にきちんと向き合って,心を通じ合わせるようにすることです。(わたし)がこの仕事を続ける中で変わったと思うことは,食べ物に対する意識(いしき)です。食べ物によって起こってしまう病気もあれば,(ぎゃく)に食べ物を正すことで治せる病気もあるので,みなさんには気をつけて,健康でいてもらいたいですね。
将来(しょうらい)この仕事に()きたいと思っている人に心がけてもらいたいのは,(こま)っている人を助けたいという気持ちと,(こま)っている人が気軽に相談できるような雰囲気(ふんいき)を身につけてほしいということです。薬剤師(やくざいし)の仕事には,やりがいがたくさんあり,楽しいこともたくさんあります。ぜひ,目指してみてください!

  • 取材・原稿作成:飯綱町立飯綱中学校