• 東京都に関連のある仕事人
  • 1976年 生まれ

    出身地 神奈川県

総務(再生資源事業)

桑子くわこ 智行ともゆき

  • 仕事内容

    産業はいぶつを集めてリサイクルする会社で,社員のみんなが働きやすくなるようにささえる。

  • 自己紹介

    家でじっとしているのがきらいなせいかくです。休みの日は買い物やスポーツをしてリフレッシュしています。最近はゴルフにはまっています。

  • 出身高校

    東京都立竹台高等学校

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2018年06月26日)時点のものです】

桑子 智行


仕事人記事

びんやペットボトルをリサイクルしやすく加工する会社

びんやペットボトルをリサイクルしやすく加工する会社

わたしは東京・足立区にあるさいせいげん事業をしている会社「トベ商事」で,そうたんとうとして働いています。「そう」というのは,会社全体のをおこなう仕事です。
トベ商事という会社はそうぎょう125年のしにぎょうで,そうぎょう当初は空きびんのかいしゅうせんもんにしていました。げんざいぎょうやコンビニエンスストア,飲食店などから,びんの他にかんやプラスチック,ペットボトルなどのはいぶつかいしゅうし,リサイクルしやすいように加工する仕事を主にしています。その他に,げん物やはいぶつそうったりもしています。
例えばペットボトルの場合はかいしゅうしてきた後,まず大きなぶつのぞいてから,とうめいなボトルと色付きボトルに分別します。そして,ふんさいでペットボトルをフレークじょうくだき,人の手でさらにぶつのぞいた後に,リサイクル業者にしゅっします。びんの場合は,あらってかえし使えるリターナブルびんと,一回だけ使うワンウェイびんがありますが,リターナブルびんの場合はせんじょうできれいにせんじょうしてさいように回します。ワンウェイびんは粉々にくだいてさいせい原料にするため,びんからぶつや中のえきたいのぞき,色ごとに仕分けしてからリサイクル業者にしゅっします。トベ商事はこのようにげんのリサイクルに関わることで,地球のかんきょうを守ることにこうけんしている会社です。

自分のがんりが,社員全員の働きやすさを守る

自分の<ruby>頑<rt>がん</rt></ruby><ruby>張<rt>ば</rt></ruby>りが,社員全員の働きやすさを守る

わたしたんとうしているそうという仕事は,会社のぎょうがスムーズに回るように,さまざまなぎょうをこなします。社員の出社・退たいしゃ時間を管理したり,休日の数がほうりつ上,てきせつかどうかをチェックしたりするほか,新しい人材を仲間にするためのさいようぎょうや,ぶんぼうけいこうとうといった,会社で必要になるひんを管理・発注するぎょうなど,仕事ないようはばひろいものです。げんざいわたしひとりでそうの仕事をこなしているので,毎日,いそがしい日々を送っていますね。
そうはいろいろなぎょうたんとうするので,自分の仕事のスケジュール管理が重要になります。例えば,さいようぎょうをしている時期であっても,ひんが切れたと言われればすぐにそれを発注し,けいこうとうが切れればそれをこうかんしたりもします。そのように次から次へとやってくるらいにきちんとたいおうし,ミスやけ,れがないよう仕事をこなしていきます。
そうという仕事は,会社の中で何かこまったことがあった時,一番にけつけてそのなやみをかいけつすることが使命とも言えます。だからこそ,相手の話をしっかりと聞いて,どんなことになやんでいるのか,どうすればそれをかいけつできるのか,ということをしっかりと聞くようにしていますね。だんは地味で目立たない仕事かもしれませんが,いざという時にたよられる,えんしたの力持ちのようなそんざいなんですよ。自分のがんりが,社員全員の働きやすさを守るために必要なんだという思いを持って,仕事をするようにしています。

トラックでルートを回っていたドライバー時代

トラックでルートを回っていたドライバー時代

実はわたしはもともと,トベ商事にはドライバーとして入社したんです。ドライバーは,軽トラックや大型トラック,荷台の側面が大きくはね上がるように開く「ウイング車」などに乗って取引先を回ってはいぶつかいしゅうします。深夜にコンビニやざかを回ってびんやペットボトルをかいしゅうしたり,朝から生ゴミをかいしゅうしたりと,たんとうによって仕事ないようはさまざまです。飲食店などがたんとうだと,ゴールデンウィークや年末年始にはたくさんの飲み物が消費されてかいしゅうする量がえ,特にいそがしくなりますね。
ドライバーをしていたころは,集中力を切らさずこうりつてきに回れるよう,運転のスキルをみがくようにし,いかにこうりつてきにコースを回れるかをつねしきしていました。当時はカーナビもありませんでしたから,地図を見ながら,自分の中でよりこうりつてきなルートを選び,1日50か所しか回れなかったところを80か所,100か所と回れないかと,いろいろと考えたものです。

地球かんきょうを守ることにつながる大切な仕事

地球<ruby>環<rt>かん</rt></ruby><ruby>境<rt>きょう</rt></ruby>を守ることにつながる大切な仕事

ドライバー時代は,はいぶつかいしゅう先で「ありがとうございます」と言ってもらえることが一番の喜びでしたね。自分の仕事がだれかの役に立っていると実感できるしゅんかんです。あとは,たんじゅんに運転することが大好きなので,トラックに乗っていろいろな場所を回ることにやりがいを感じていました。
げんざいそうの仕事では,他の社員にらいされたことにばやたいおうして「ありがとう」と言ってもらえると,やりがいを感じます。社員が働きやすいかんきょうを作るためにも,こうりつよく仕事をこなしてたいおうできるようにがんっています。
そして何より,わたしたちの仕事が地球かんきょうこうけんしているということにはやりがいを感じています。びんやペットボトルをそのままゴミとしてやしたり,てたりすると,かんきょうや人の健康に悪いえいきょうあたえてしまうだけでなく,かぎりある天然げんにすることにもなってしまいます。げんをリサイクルしてゆうこう活用することは,地球を守るためにも重要なことですから,自分のしている仕事が地球のためになっているというのは,働くうえでのじゅうじつ感につながっていますね。

自分の「好き」から仕事を選んだ

自分の「好き」から仕事を選んだ

高校を卒業し,どんな仕事をしようか考えた時,どうせなら自分の好きなことを仕事にしたいと思いました。そうして考えると,わたしは子どものころから車が好きで,同時に車を運転することも大好きだということに気づいたんです。そこから,自分の目標がめいかくになりました。しょくぎょう訓練校に通った後,車を運転することが仕事になる,ドライバーというしょくぎょうを選んだのです。そうしてトベ商事に入社したのですが,そこからはドライバーとして,とにかく毎日ひたすら車の運転をしました。好きなことを仕事にできて,毎日とてもじゅうじつしていましたよ。
ドライバーとしてけいけんを積む中で,いつしか他のドライバーたちのスケジュールやシフトを管理するリーダーの立場になり,その後,もっと会社全体のサポートをしてほしいと会社から言われ,げんざいそうという仕事にチャレンジすることになりました。同じ会社で働く仲間の役に立てるこの仕事は,運転することとはまたちがった楽しみがあって,きませんね。

好きなことに全力で打ちこんだ子ども時代

好きなことに全力で打ちこんだ子ども時代

わたしが子どものころは,今みたいにテレビゲームがどの家にもあって,というじょうたいではありませんでしたから,外で遊ぶことが多かったですね。おにごっこをしたり,サッカーをしたり,野球をしたり,とにかく体を動かす遊びが好きな子どもでした。中学・高校では部活でバレーボールをしており,毎日おそくまで練習していました。それなりに強いチームで,東京の都大会まで進出したこともあるんですよ。部活仲間もたくさんいましたから,練習が終わってから,みんなでよく遊びに出かけたりもしたものです。
勉強は正直そこまで得意ではありませんでしたが,地理のじゅぎょうだけはとても楽しんでいたように思います。知らない土地に行くことをそうぞうしたり,地図を見たりすることに楽しさを感じていたのだと思います。これがドライバーという仕事を目指すきっかけの一つになったかもしれませんね。

ちょっとした心がけで,地球はもっときれいになる

ちょっとした心がけで,地球はもっときれいになる

みなさんには,子どものうちからたくさん勉強をして,いろいろなしきを身につけておいてほしいと思います。そのしきが自分のせんたくを広げて,しょうらいしょくぎょうを選ぶきっかけになるかもしれません。
あとはぜひ,だんからゴミの分別を心がけてみてください。「てればごみ,分ければげん」という言葉があります。いつもはあまりしきすることもないかもしれませんが,家の前に出したびんやかんかいしゅうされ,また新しいびんやかんになって帰ってくるまでには,とてもたくさんの人の努力がかくれているんです。みなさんが大人になった時に,今よりも街がよごれてしまっていたら悲しいですよね。目の前にあるゴミを正しく分別すれば,ちがいなく地球かんきょうのためになります。わたしたちのような仕事をしている人たちがいるということをそうぞうしながら生活してもらえるとうれしいですね。

  • 取材・原稿作成:東京書籍株式会社/協力:城北信用金庫