末吉印房「お客さんの喜び」
私たちは末吉印房へ仕事体験に行きました。テーマは「お客さんの喜び」です。
末吉印房は,はんこを作り,売るところです。80年間続けていて,今は三代目の福原さんです。はんこを買ったり作ったりしてもらうために,学校の先生や会社の社長さんなどが来ます。実印と銀行で使うはんこがよく売れます。実印とは人の名前などのはんこです。
次に,仕事内容です。はんこを作ることや売ることがほとんどです。はんこの文字は,どのようなものがよいのか注文をうけて,注文通りにはんこを作ります。
今回体験したこと
今回体験したことは3つあります。1つ目は,はんこの文字を考えて書くことです。2つ目は,はんこをほることです。3つ目は,ゴム印の文字を書くことです。文字はレーザーでほって作ります。そしてできたゴム印をはさみで切ります。最後に強力な両面テープで木につけます。
末吉印房Q&A
次に,質問をしました。
仕事をするときに大切にしていることは,お客さんの気持ちを考えてやることだそうです。
仕事に就いた理由は,代々続けていて子どものころからやると決めていたそうです。お客さんが喜んでくれるような社員を目指して仕事を続けているそうです。
また,10年間修行をしたそうです。はんこをほることや文字を書く修行をしたそうです。お客さんにどうしたら喜んでもらえるのかを考えるのが一番大変だそうです。
集中力を切らさないようにするには,長い時間やらず少しずつ時間を区切りながらするのが工夫だということです。
働くということは
働くということは,自分でなくお客さんがどうしたら喜んでくれるのかを考えることだと思いました。
(※以下は個人ごとのまとめ)
○ぼくは,お客さんの気持ちを考えて接客をしたり,好みを見つけたり,細くて難しくてもはんこを作るのがすごいと思いました。相手を考えて,学校生活に生かしていきたいと思います。
○ぼくは,初めは希望していなかったところだったけれど,末吉印房に来て本当によかったと思いました。わけは,1円玉くらいの大きさに16文字書くという仕事で無理かもしれないのに,お客様を悲しませたくないという気持ちでがんばる姿をまねしたいと思ったからです。
○働くということはお客さんへの思いが大切だと学びました。はんこを作るのはすごく難しくて1円玉と同じくらいの大きさのはんこに16文字ほどをほるのはすごいと思いました。ほるのも長い時間ではなく,区切りながらするとよいとわかりました。