• 長野県に関連のある仕事人
  • 1963年 生まれ

経営者・建築士

土倉つちくら 武幸たけゆき

  • 仕事内容

    営業(えいぎょう)をしたり,お客さまと話したり,計画を立てる

  • 自己紹介

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2016年12月02日)時点のものです】

土倉 武幸


仕事人記事

それぞれの役割(やくわり)

それぞれの<ruby><rb>役割</rb><rp>(</rp><rt>やくわり</rt><rp>)</rp></ruby>

(わたし)株式会社(かぶしきがいしゃ)ツチクラ住建の代表取締役(とりしまりやく)です。(わたし)の会社では,大工さんが木造(もくぞう)の家を(つく)っています。他にも営業(えいぎょう)と,設計(せっけい)の仕事があります。営業(えいぎょう)は,家を(つく)りたかったり、直したいお客さまを(さが)してくる仕事です。そのために広告をしたり,以前のお客さまを訪問(ほうもん)したりします。設計(せっけい)は,お客さまの要望通りの家を作るため,お客さまと打ち合わせをしてその内容(ないよう)を図面にする仕事です。(わたし)は,経営(けいえい)の仕事をしています。営業(えいぎょう)をしたり,お客さまと話したりするほか,会社全体の計画を立てるのが私の仕事です。
大工さんが家を建てるときに危険(きけん)な仕事は「建前(たてまえ)」です。「建前(たてまえ)」というのは,建物の骨組(ほねぐ)みをつくる作業ですが,作業中に高い所から落ちて,大きなけがをする可能(かのう)(せい)があるため,とても危険(きけん)な仕事です。他にも,刃物(はもの)で木を(けず)るときや電動工具を使うときは気を付けています。手や指が切れてしまう危険(きけん)があるからです。
冬は雪が()って,外の仕事が大変なので「造作(ぞうさく)」という仕事をしています。「造作(ぞうさく)」は,家の中を加工する仕事です。骨組(ほねぐ)みと屋根が(つく)ってある中で,(かべ)(つく)ったりします。

この世に残る物を(つく)

この世に残る物を<ruby><rb>造</rb><rp>(</rp><rt>つく</rt><rp>)</rp></ruby>る

(わたし)たちの会社では,建物以外に(つく)っているものはありませんが,他には不動産業をしています。不動産業では,人口が()るにつれて()えてしまった空き家をリフォームして,飯綱(いいづな)町外の人たちに買ってもらうというような仕事をしています。この仕事は主に,大工さんと設計担当(せっけいたんとう)が行っています。
大工になるのに必要な資格(しかく)はありませんが,一人前の大工になるには,5年から10年の, 仕事をしながらの訓練が必要です。設計(せっけい)担当(たんとう)するには,建築士(けんちくし)資格(しかく)が必要です。資格(しかく)は1級,2級の二つがあり,1級建築士(けんちくし)は,日本国内であれば,どんな建物も設計(せっけい)できる資格(しかく)です。
将来(しょうらい),このような仕事に()きたいという人が少なくなってきています。人口が()ることによって,大工などの仕事に()く人も()り,建物も()っています。建築(けんちく)の仕事はきつい仕事ですが,何もない土地に,自分たちの力でこの世に残る物を(つく)るのは,すばらしいことだと思います。

お客さまに喜んでもらうために

お客さまに喜んでもらうために

(わたし)たちツチクラ住建で一番大切にしていることは,お客さまに喜んでもらうことです。お店に(なら)んでいる商品などは,お客さまが実際(じっさい)の物を見て決めることができますが,住宅(じゅうたく)は商品を見ずに買ってもらいます。その分,信用が必要なのです。お客さまの期待以上の仕上がりでないと喜んでもらえません。ですから,お客さまに喜んでもらえる住宅(じゅうたく)(つく)りあげることを,とても大切にしています。
作業の現場(げんば)では,いろいろな木材を切ったり,(けず)ったりしていると,ゴミが散らかって,知らないうちに(ゆか)(きず)がついてしまうことがあります。そうなると,特殊(とくしゅ)な業者さんに直してもらってから(わた)さなければならなくなります。そこで(わたし)たちは,養生をして作業をするよう,気を付けています。また,お客さまが現場(げんば)を見に来られたときには,気持ちのよいあいさつをするなど,対応(たいおう)にも気を配っています。そして,お客さまの意見を聞いて,「ここに家を建ててよかった」と思ってもらえるような対応(たいおう)ができるようにしています。

  • 取材・原稿作成:飯綱町立飯綱中学校