※このページに書いてある内容は取材日(2017年04月20日)時点のものです
表紙や本文のデザインを決めて,本の形を作る
依頼 から2か月ほどで,本が形になる
仕事の
1ヶ月後くらいに写真や絵ができあがってきたら,タイトル文字をどこに置くか,どんな紙にするか,ツルツルの加工にするか,カバーの下の方についている帯の色や紙はどれにするか,しおりを何色にするかなどを選んで,
データを印刷所に入れてからだいたい1週間後に,カバーや本文などを試しに刷った「色校正」が印刷所から上がってくるので,自分が指定した通りになっているかチェックし,
時間をかけて書かれたものを,丁寧 に仕上げる
仕事をするうえで,あまり苦労は感じませんが,
「おおっ!」と楽しめるタイミングが,たくさんある
そして本ができあがった時,自分が考えていたことが立体的にまとまったのを目にするのも,「おおっ!」と思う
二度,味わえるデザインを
この仕事は,作家が書いたものを未来に残すためのお手伝いだと思っています。例えば,夏目
会社で働きながらブックデザイナーに
小学校の時,うちに『昭和文学全集』という本があって,美しいと思いました。それが初めて本を「きれいだな」と思った
高校生の時は数学者になりたくて,それには一度,
しばらくは会社での仕事と
ものづくりと本は,ずっと好きだった
小学2,3年生の
本の思い出としては,