• 東京都に関連のある仕事人
  • 1979年 生まれ

    出身地 東京都

小説家

吉川よしかわ 愛歩あゆみ

  • 子供の頃の夢

    教育テレビのお姉さん

  • クラブ活動(中学校)

    演劇部

  • 仕事内容

    小説を書く

  • 自己紹介

    長所 : がんこ・好奇心旺盛。短所 : 人みしり・掃除が大嫌い。趣味 : パンを焼くこと・犬と遊ぶこと・読書。大切だと思うこと : 苦手なことも一度やってみる。年上の人の話はだいたい正しいので、よく聞く。健康でいること。

  • 【このページに書いてある内容は取材日(2006年09月21日)時点のものです】

吉川 愛歩


仕事人記事

家族や恋(こい)のお話を書いています

家族や恋(こい)のお話を書いています

みなさんも,国語や道徳どうとく の教科書で「小説」を読んだことがあると思います。わたし のお仕事は,そういう物語を考えて書くことです。主に,家族のお話やこい のお話を書いています。書いた物語は,本にして本屋さんで売ってもらったり,雑誌ざっし にのせてもらったり,それから携帯けいたい 電話で読む,短い小説を書くこともあります。

夜になったら書く

夜になったら書く

「こんなお話を書きたいな」と思いたったら,まずパソコンに向かって,何ページかだけ書いてみます。そうして書いたものを読み返し,「物語にでてくる登場人物や,その人たちが住む町,物語の終わりをどんなふうにしようか?」と考えます。 知らないことや分からないことは,昼間のうちに図書館で調べたり,色々いろいろ な人にお話を聞いたりして,夜になってから小説を書きます。夜は,みんなねむ っていて静かなので,集中することができます。

小説の世界を作り上げる

小説の世界を作り上げる

小説は空想のお話ですが,読んだ人が本当にあったお話として感動できるように,注意して書きます。そのために,たとえば登場人物の髪型かみがた や顔の絵を いたり,登場する家の中や町の地図を いたりもします。これは,自分があとで間違まちが えないようにするためでもあります。そして,小説の主人公になったつもりで小説を書きます。すごく悲しい場面の時は,わたし もぼろぼろ泣きながら書いているんですよ。

多くの人が関わって1冊(さつ)の本ができる

多くの人が関わって1冊(さつ)の本ができる

小説は,書いただけでは本になりません。本になってお店になら ぶまでには,とってもたくさんやることがあるんですよ。出版社しゅっぱんしゃ の人に読んでもらって,本にすると決まったら,はじめにわたし の書いた小説を,デザイナーさんが本のとおりにデザインします。強調したいところを太字にしてもらったり,むずか しい漢字にふりがなをふってもらったりするのです。次に,その小説を何人もの人に読んでもらいます。漢字の間違まちが いや,おかしなところがないかをチェックしてくれるのです。たとえば,秋のお話なのに,セミが鳴いていたらちょっと変ですよね。そういうことを細かく見てくれて,わたし はその人たちに言われたところを直します。「それから,小説のタイトルを決めたり,本の表紙をどんなふうにするか考えたり……。本当にたくさんの人が関わって,1さつ の本ができているんですよ。

小説を書き上げた瞬間(しゅんかん)は…

小説を書き上げた瞬間(しゅんかん)は…

小説を書きあげた時は,「やったー!」と,さけ びたくなるほどうれ しいです!長い小説だと,書き終わるまで半年くらいはかかるので,何度もあきらめそうになります。なかには5年や6年かけて,一冊いっさつ の本を書く人もいるんですよ。 そうして書いた小説を,たくさんの人に読んでもらえることもうれ しいのですが,最後までやりとげられたんだ,という瞬間しゅんかん も,すごく同じくらいうれ しいです。

6回も引越(ひっこ)し!

6回も引越(ひっこ)し!

子どものころ は小学生の時に2回,中学生の時に4回も転校しました。いつも友達ができて学校が楽しくなってきたら引越ひっこ し! という感じだったので,クラスの子にめずら しがられたり,いじめられたりもしました。でも,今思うと,それもいい経験けいけん だったと思います。たくさんの場所を知ったし,たくさんの人と出会えたから。放課後や休みの日は,自転車でいろんなところに遊びに行ったり,どろ 遊びをしたり,ほとんど外で遊んでいました。小説家というと,本ばっかり読んでいるイメージがあるかもしれないけれど,全然そんなことないんですよ。いろんなところへ行って,いろんなものを見て,いろんなものを食べて。そういうたくさんの経験けいけん が,大人になってからすごく役に立ちました。みなさんも「ちょっと苦手だな」と思うことも,一度やってみましょう。

仕事で小説を書くとは思ってなかった

仕事で小説を書くとは思ってなかった

初めて小説を書いたのは,小学5年生の時です。そのときはやっていた小説をまねして書きました。中学生になってからも,本を読んではまねをして,小説を書いていました。 でも,その時はまだ,小説を書く仕事をしようなんて全然思っていなかったんです。大人になってから,作家の人と話をして「物語を書くお仕事って楽しそう!」と思い,小説をコンクールに応募おうぼ したり,出版社しゅっぱんしゃ の人に読んでもらったりするようになりました。

子どものうちに色々(いろいろ)やってみよう!

子どものうちに色々(いろいろ)やってみよう!

とにかくたくさん遊ぼう! そして勉強もしよう! 「勉強はつまらない」と,思っていますか?わたし は,子どものころ勉強が大きら いで,宿題をやらなかったり,授業じゅぎょう 中にぼけっとしていたりしました。だから,大人になってから大変でした。子どものころにちゃんと勉強しなかったせいで,今,勉強しなくてはならないからです。大人になってからの勉強は,教えてくれる先生もいないし,教科書もないし,本当に大変です。わたし みたいに「子どものころにやっておけばよかった!」と思わないよう,今できることはやっておきましょう。ところで,勉強も大切ですが,それと同じくらい遊ぶことも大切です。「こういうことをしてみたいな」と思ったら,家族に話して,まずは行動してみましょう。たとえば,いつもは話さない人とおしゃべりしてみたり,普段ふだん は行かない場所に行ったりすることだけでも,なにかすてきなものが見つかるかもしれませんよ。

  • 取材・原稿作成:(c)学校ネット株式会社(倉田・熊谷)

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    見習い看護士の女の子が初恋の人に再会する、というところからお話がはじまります。小学生のときに読み、命の大切さや仕事の大変さ、人を愛することについて学びました。