畳は芯にあたる畳床,ゴザの部分である畳表,へりの部分である畳縁からできています。畳床はわら,畳表はイグサから作られるのが一般的ですが,近年はこれ以外にもさまざまな材料が使われるようになり,機械で製造されることも多くなっています。また,フローリングの床が増えたこともあって畳自体の需要も減少し,昔ながらの畳職人の数は減ってきています。
畳職人は畳を新たに作ったり,修理をしたりします。新しい畳を作るのが「新畳」,修理には畳表をひっくり返してきれいな面を表にする「裏返し」,畳表自体を張り替える「表替え」といった作業があります。昔は徒弟制度が生きていましたが,現在では畳を製造をしている会社に就職するか,職業訓練校などで技術を学んで職人になるのが一般的です。
畳職人は畳を新たに作ったり,修理をしたりします。新しい畳を作るのが「新畳」,修理には畳表をひっくり返してきれいな面を表にする「裏返し」,畳表自体を張り替える「表替え」といった作業があります。昔は徒弟制度が生きていましたが,現在では畳を製造をしている会社に就職するか,職業訓練校などで技術を学んで職人になるのが一般的です。