法務は企業に勤務し、ビジネス上で発生した法律問題を対処します。もっとも重要な仕事は法的トラブルへの対応で、商取引や労災問題にアクシデントが発生した場合、裁判などの法的対応をおこない、問題を解決します。またそうしたトラブルを未然に防ぐために、社員へ法令遵守教育をほどこし、契約書を制作するに当たっては事前のチェックをおこないます。企業の経営方針についても法律的側面からさまざまな助言をし、法的リスクの分析をおこないます。法務になるのに必須の資格はありませんが、幅広い法律知識と自社の業務に関する正確な情報を持つことが求められています。