楽器職人になるには・楽器職人の仕事内容

楽器職人しょくにんとは楽器を作る職人しょくにんのことです。楽器は精密せいみつで繊細せんさいな器具ですから、あらゆる種類の楽器を一人の職人しょくにんがカバーすることは不可能ふかのうなので、それぞれの楽器職人しょくにんは基本きほん的に自分の専門せんもんの楽器以外には手を出しません。仕事の幅はばを広げるとしても、バイオリンの職人しょくにんであればビオラやチェロを手がけるなど、自分の専門せんもんの楽器に近いものに限かぎられます。こうした新しい楽器の製作せいさくと同じくらい重要なのが、楽器の修理しゅうりや調律ちょうりつです。とりわけ古い歴史のある名器は、熟練じゅくれんした職人しょくにんだけが修理しゅうりをまかされることになります。