軌道工(きどうこう)の仕事内容

軌道工の仕事内容
どうとは、線路の一部で、「レール」、レールをささえる「まくら」、その下にさいせきめられた「どうしょう」を合わせた部分を指します。

どう工は、新しいどうせつてんけんしゅう作業を行います。新しいどうせつでは、あんていせいかくしながらどういていきます。また、せつ後、列車の走行や温度変化によって、どうれっします。そのため、つねてんけんを行い、必要におうじてしゅうすることが、安全で安定した列車運行には欠かせません。どう工はどうてんけんを行い、じょうがあれば、ゆがんでしまったレールをしゅうせいしたり、ってきずが付いてしまったレールをこうかんしたりします。まとまった工事をする場合は、列車が運行していない、終電から始発までの時間帯に行います。

レールのこうかんなどを行うときは、せんようの機械でレールの長さをせいみつに調整したりせつだんしたりする必要があります。レールが少しでも短すぎると、すきができて使い物にならなくなるため、せいかくな作業を行う集中力が求められます。また、重量のある線路を持ち上げたりする工事はそれなりのになるため、チームを組んで作業を行います。このため、きょう調ちょうせいも必要です。

どう工になるためにひっとなるがくれきかくは特にありません。しゅうしょくさきとして、鉄道会社やどう工事を行う会社がありますが、大手鉄道会社はどう工事せんもんの会社に作業を外注することが多いので、げんで作業をしたい場合はどう工事の会社にしゅうしょくするとよいでしょう。

「軌道工」の仕事内容と共通点がある職業

「軌道工」の他の呼び方:保線員、鉄道線路管理

「軌道工」の仕事人インタビュー(軌道工の仕事内容・軌道工になるには)

大内 順司
毎日走る電車を安全にお客さまのもとへ導くため、軌道(線路)の点検や整備を行う。