漁師は海や川で魚介類をとる仕事です。漁師の仕事の種類は幅広く、漁業をおこなうエリア(漁場)によってだけでも、沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業というそれぞれ違うタイプの業種があり、そこにさらに魚介類のとり方(漁業種類)、とる魚介類の種類によって、仕事の内容が大きく変わってきます。また、ただ魚介類をとるだけではなく、育ててからとる養殖業を兼ねた漁業に従事する漁師もいます。魚介類をとる技術だけでなく、水あげした魚の選別、船や漁具の手入れなど、陸上での仕事もこなさなくてはなりません。独立した漁師の場合、水あげした魚の代金から経費を引いたものが給料となります。