「書体」をデザインするのが書体デザイナーの仕事です。フォントデザイナーとも呼ばれます。文字をつくる仕事です。
書体とは,表示・印刷などに用いるために,字体を統一的にデザインした文字のスタイルのことです。和文書体(漢字・ひらがな・カタカナ)では,明朝体・ゴシック体・楷書体などがあり,欧文書体(英数字)にはローマン・イタリック・サンセリフなどが基本的なものとしてあります。一方,「フォント」は,「ある書体を表現するための,ひと揃いの活字」というのが本来の意味です。もともと,活字は活版印刷のための金属製のものでしたが,現在では,パソコン上で同じ役割を果たすデータファイルのことを指して「フォント」と呼ぶケースが多くなっています。
書体デザイナーは,こうした書体やフォントをデザインします。英語のアルファベットだと26文字,数字も10種類のみですが,和文だと漢字,ひらがな,カタカナと文字が多いので,1つの書体につき,万単位の文字を制作することもあり,制作には時間も根気が必要になります。
書体デザイナーになるには,専門学校や大学などでグラフィックデザインを学んでフォントメーカーに就職するといった道がありますが,書体デザイナーの募集は少ないため,狭き門です。
書体とは,表示・印刷などに用いるために,字体を統一的にデザインした文字のスタイルのことです。和文書体(漢字・ひらがな・カタカナ)では,明朝体・ゴシック体・楷書体などがあり,欧文書体(英数字)にはローマン・イタリック・サンセリフなどが基本的なものとしてあります。一方,「フォント」は,「ある書体を表現するための,ひと揃いの活字」というのが本来の意味です。もともと,活字は活版印刷のための金属製のものでしたが,現在では,パソコン上で同じ役割を果たすデータファイルのことを指して「フォント」と呼ぶケースが多くなっています。
書体デザイナーは,こうした書体やフォントをデザインします。英語のアルファベットだと26文字,数字も10種類のみですが,和文だと漢字,ひらがな,カタカナと文字が多いので,1つの書体につき,万単位の文字を制作することもあり,制作には時間も根気が必要になります。
書体デザイナーになるには,専門学校や大学などでグラフィックデザインを学んでフォントメーカーに就職するといった道がありますが,書体デザイナーの募集は少ないため,狭き門です。