厩務員は、競馬の厩舎で競走馬の飼育をおこないます。厩舎で飼育している馬は、調教師によって調教されますが、厩務員はその調教師の指示にしたがって、馬の世話をします。朝の早い仕事で、午前三時頃厩舎へ行き、担当している馬の様子を見るところから仕事ははじまります。続いて厩舎の掃除が終わると、馬のトレーニングの準備として馬の馬具を装着し、馬の準備運動として馬を走らせることもします。調教が終われば馬のマッサージをおこない、エサを与えます。そして午後から再び同じことが繰り返されます。馬を愛している人でなければできない、とても責任感の重い仕事です。