私は僧侶で、アーティストで、LGBTQ当事者として、「誰もが平等に、自由に生きていいんですよ」ということを多くの人に伝える活動をしています。LGBTQとは、性的少数者を表す言葉です。私もその一員で、同性愛者だと公言しています。幼少のころは自分のことを女の子と信じて疑わなかった私ですが、大人になるにつれて「男性を好きな自分は恥ずかしい存在なんだ」と思いこみ、20年以上の長い間、本当の自分を出せずに過ごしていました。ですが、人生の途中でLGBTQの仲間に出会い、「LGBTQは恥ずかしいことではない」と気づくことができ、それをきっかけに世界が輝き出したのです。