おいしい野菜を栽培し,楽しく農業をする。
社会との関わり
「農業女子プロジェクト」は,女性農業者のアイデアを,さまざまな企業の技術と結びつけ,新たな商品やサービスをつくり社会に発信していくプロジェクトです。
日本にいる農業者の4割は女性ですが,女性農業者が活躍するためには,社会や農業界での存在感をもっと高めたり,自分からいろいろなことにチャレンジできるように経営力をつけたりすることが必要です。また,将来なりたい職業として農業を選んでもらえるように,若い女性に働きかけることも大切です。それらを実現するために,農林水産省では2013年に「農業女子プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトでは, “農業女子メンバー(メンバー)”と農業機械メーカーや自動車メーカーをはじめ,衣料メーカーに信用金庫や百貨店など,さまざまな企業が協力して,メンバーのアイデアを生かした新しい商品やサービスを生み出しています。たとえば農業機械メーカーの井関農機株式会社さんとメンバーが連携して,背の低い女性でも運転しやすいようにシートの位置を調整でき,日焼け防止のサンバイザもつけた,女性が使いやすいトラクターを新しく開発しました。また,金融機関である城北信用金庫さんはメンバーのための経営支援セミナーを開催するほか, メンバーのニーズに応じて,優れた技術力をもつ東京都内の中小企業などを紹介する“ビジネスマッチング”をおこなっています。また,企業のほかにも高校や大学といった教育機関とも連携しており,高校生や大学生が,田植えや野菜の収穫などの体験ができるように,メンバーが協力しています。これから職業を決める若い世代の女性たちに農業の楽しさを知ってもらうためです。そのほか,ウェブサイトやSNSなどを使ってこうした活動を社会に広く知らせることも,このプロジェクトの大切な役割です。
日本にいる農業者の4割は女性ですが,女性農業者が活躍するためには,社会や農業界での存在感をもっと高めたり,自分からいろいろなことにチャレンジできるように経営力をつけたりすることが必要です。また,将来なりたい職業として農業を選んでもらえるように,若い女性に働きかけることも大切です。それらを実現するために,農林水産省では2013年に「農業女子プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトでは, “農業女子メンバー(メンバー)”と農業機械メーカーや自動車メーカーをはじめ,衣料メーカーに信用金庫や百貨店など,さまざまな企業が協力して,メンバーのアイデアを生かした新しい商品やサービスを生み出しています。たとえば農業機械メーカーの井関農機株式会社さんとメンバーが連携して,背の低い女性でも運転しやすいようにシートの位置を調整でき,日焼け防止のサンバイザもつけた,女性が使いやすいトラクターを新しく開発しました。また,金融機関である城北信用金庫さんはメンバーのための経営支援セミナーを開催するほか, メンバーのニーズに応じて,優れた技術力をもつ東京都内の中小企業などを紹介する“ビジネスマッチング”をおこなっています。また,企業のほかにも高校や大学といった教育機関とも連携しており,高校生や大学生が,田植えや野菜の収穫などの体験ができるように,メンバーが協力しています。これから職業を決める若い世代の女性たちに農業の楽しさを知ってもらうためです。そのほか,ウェブサイトやSNSなどを使ってこうした活動を社会に広く知らせることも,このプロジェクトの大切な役割です。
どんな職場
農林水産省は,日本に住んでいる人たちが生きていくために欠かせない食料を安定して供給するための仕事をする役所です。農業女子プロジェクト事務局は農林水産省内にあり,主にメンバーと参画企業・団体がスムーズにプロジェクトをおこなっていけるように,間をつなぐ仕事をしています。
プロジェクトは2013年に,37名のメンバーと9社の企業によってスタートしました。2018年9月現在では,メンバー706名,企業36社,そして教育機関5校が加わるプロジェクトになっています。
通常の事務局の仕事は,企業や教育機関から提案された企画に参加するメンバーを集めたり,メンバーにいろいろな連絡をしたり,意見をまとめたりすることです。また,新しい企業にプロジェクトに参画してもらうように働きかけたりもします。そのほか,プロジェクトの進め方を話し合う会議を開いたり,イベントなどに出かけて写真を撮り,ウェブサイトやSNSで発信したりもしています。
また,最近では,自分たちで積極的に活動するメンバーも出てきました。たとえば,これまでに2回,香港で「農業女子フェアin香港」を開きました。全国から有志が集まり,香港の百貨店やスーパーとの交渉や試食会もメンバー自らおこない,これをきっかけに香港への輸出をスタートするメンバーが出るなど,成果も上げました。こうした企画の場合は,事務局はサポートを担当しています。
現状の課題は,認知度がまだ高いとは言えないこのプロジェクトを,多くの人にもっと知ってもらうことです。プロジェクトで活動する企業や団体もさらに増やしていきたいですし,女性農業者がもっと輝く社会を目指して,より一層の努力をしていきます。
プロジェクトは2013年に,37名のメンバーと9社の企業によってスタートしました。2018年9月現在では,メンバー706名,企業36社,そして教育機関5校が加わるプロジェクトになっています。
通常の事務局の仕事は,企業や教育機関から提案された企画に参加するメンバーを集めたり,メンバーにいろいろな連絡をしたり,意見をまとめたりすることです。また,新しい企業にプロジェクトに参画してもらうように働きかけたりもします。そのほか,プロジェクトの進め方を話し合う会議を開いたり,イベントなどに出かけて写真を撮り,ウェブサイトやSNSで発信したりもしています。
また,最近では,自分たちで積極的に活動するメンバーも出てきました。たとえば,これまでに2回,香港で「農業女子フェアin香港」を開きました。全国から有志が集まり,香港の百貨店やスーパーとの交渉や試食会もメンバー自らおこない,これをきっかけに香港への輸出をスタートするメンバーが出るなど,成果も上げました。こうした企画の場合は,事務局はサポートを担当しています。
現状の課題は,認知度がまだ高いとは言えないこのプロジェクトを,多くの人にもっと知ってもらうことです。プロジェクトで活動する企業や団体もさらに増やしていきたいですし,女性農業者がもっと輝く社会を目指して,より一層の努力をしていきます。
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