会社名
かぶしきがいしゃわーるどぷりんたー株式会社ワールド・プリンター
従業員
23名
場所
【営業事務所(第3工場)】東京都北区昭和町2-9-11 [地図]
業種
シール印刷業

社会との関わり

ワールド・プリンターは,シールをつくる会社です。シールはラベルやステッカーともいいますが,糊のりのついた紙やプラスチックフィルムにイラストや文字,写真などを印刷したものです。シールにはいろいろな用よう途とがあり,当社ではお客さまが希望する用よう途とに応おうじて,さまざまなものをつくっています。アニメや漫まん画がのキャラクターなど,絵え柄がらを楽しむためのシールもあれば,商品に貼はって,デザインの一部となって商品を目立たせたり,目につくところに貼はって機き能のうやしくみの紹しょう介かいをしたりするシールもあります。また,上に貼はって間ま違ちがいを訂てい正せいしたり,他人に見られたくない情じょう報ほうを隠かくして,必要な人だけが見られるようにするシールもあります。当社がつくっているものでふだん,みなさんの目に触ふれるのは,食品や化け粧しょう品ひんに貼はってあるシールや,車のボディに貼はるステッカー,電車の窓まどに貼はってある広告のシールなどです。

シール印刷を依い頼らいしてくださるお客さまで一番多いのは,同業の印刷会社です。同じ印刷業でもシール印刷は得意ではない会社から,私わたしたちのノウハウと技ぎ術じゅつが必要とされています。また,広告制せい作さく会社からも依い頼らいがあります。その会社が売り出そうとしている商品やサービスをより目立たせるために,シールを使うことがあるからです。

私わたしたちは日々,どんな紙や素そ材ざいを使って,どんな糊のりを使って,どんな形にして,どんなインクを使えばお客さまの目的,要望にこたえられるかを考えています。シール一つ一つに合わせて機械を設せっ定ていし,印刷する内ない容ようを版はんに起こし,形を切り取るための金きん属ぞく製せいの型をつくります。さらに,必要であれば,金きん箔ぱくを使った「箔はく押おし」や,絵え柄がらや文字などが浮うき上あがる「エンボス加工」など,加工が難むずかしい技ぎ術じゅつを組み合わせることで,見た人の印象に残るシールづくりを心がけています。

どんな職場

ワールド・プリンターは昭和46年(1971年)に創そう業ぎょうし,当初からシール印刷を手がけてきました。現げん在ざいの従じゅう業ぎょう員いんのうち半数以上が,機械を操そう作さする技ぎ術じゅつ職しょく,オペレーターです。機械の基き本ほん的てきなしくみは創そう業ぎょう当時と同じで複ふく雑ざつなものではありませんが,スイッチを押おしさえすればシールが出来上がるような自動化はできません。シールが進化し,またお客さまの要望も多様化してきたため,新しい技ぎ術じゅつにも精せい通つうしている熟じゅく練れんのオペレーターによる操そう作さが不ふ可か欠けつです。

一人前のオペレーターになるためには,3年以上の経けい験けんが必要です。しかし10年,20年のベテランでも,新技ぎ術じゅつをどんどん身につけていかないと,時代の流れについていけなくなります。そこが大変なところですが,やりがいでもあります。

私わたしたちの仕事で一番大切なことは,お客さまの要望に沿そったシールを期日までに作り上げることです。印刷のデザインはお客さまから提てい案あんされることが多く,私わたしたちがデザインを考えることはあまりありません。しかしたまに「こんなことはできますか?」と相談されることもあります。たとえば高級な洋酒のラベルには,プロであるわたしたちが見ても難むずかしい加工技ぎ術じゅつを使ったものがありますが,「それに似にたシールを」という依い頼らいを受けたこともあります。そのときには従じゅう来らいの機械で対たい応おうしましたが,そういう凝こった技ぎ術じゅつを使ったシールのために新しい機械を入れるべきかどうか,ということはつねに考えています。

私わたしたちは芸げい術じゅつ作品をつくっているわけではありませんが,言われたものが自動的にできる工業製せい品ひんをつくっているわけでもありません。お客さまの要望と,自分たちの技ぎ術じゅつ力りょくと創そう造ぞう力りょくがマッチしたよいものができると,とてもやりがいを感じます。


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