仕事人

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群馬県に関連のある仕事人
1994年 生まれ 出身地 大阪府

後藤(ごとう) 有貴(ゆき)
子供の頃の夢: エンジニア
クラブ活動(中学校): 卓球部
仕事内容
半はん導どう体たいを正せい確かくにテストするプログラムを開発する。
自己紹介
社交的で,興きょう味みのあることは積極的にやるタイプです。休みの日は卓たっ球きゅうをしたり,お笑い番組を楽しんだりしています。
出身大学・専門学校

※このページに書いてある内容は取材日(2021年02月09日)時点のものです

半はん導どう体たいのテストをするプログラムを開発

半導体のテストをするプログラムを開発

私わたしは,半はん導どう体たいが目的に合わせて正しく動くかテストするプログラムを開発しています。
半はん導どう体たいは,さまざまな電子製せい品ひんに使われている部品で,製せい品ひんが正しく動くようにコントロールしたり,画が像ぞうや音声を認にん識しきするセンサーのような役やく割わりを果たしたりしています。
スマートフォンやパソコン,ゲーム,そして,エアコンや冷れい蔵ぞう庫こなどの家電製せい品ひん,さらに,自動車や電車,飛行機など,私わたしたちの暮くらしを支ささえるあらゆるものに使われています。
もし,半はん導どう体たいが正しく動かなかったら,スマートフォンやパソコンが使えない,自動車や電車が動かないなど,私わたしたちの生活に大きな問題が起こってしまいます。ですから,半はん導どう体たいが目的に合わせて正せい確かくに動くかをテストすることはとても大切になってきます。

プログラムが正しく動くことがやりがいに

プログラムが正しく動くことがやりがいに

プログラム開発といっても,いつも新しいプログラムを開発するわけではなく,過か去こに開発したプログラムを,技ぎ術じゅつの進化に合わせて改良するという仕事も多くあります。
プログラムを改良する際さいには,まずは過か去このプログラムをしっかりと理り解かいするところからスタートします。プログラムの機き能のうや目的が書かれた「仕様書」を読んだり,プログラムを動かすために書かれた「コード」をチェックしたりするのですが,その仕組みが理り解かいできずに苦労することも少なくありません。そういうときは,チームの先せん輩ぱいにアドバイスをもらい,仕組みを理り解かいできるようにしています。
私わたしはまだ入社して3年目で,チームでは一番の若わか手てでもあり,分からない部分も多いのですが,先せん輩ぱいから丁てい寧ねいに教えてもらったり,指し導どうしてもらったりしながら,毎日を送れるのが,ありがたいですね。
開発したプログラムが正しく動いて,同じ部ぶ署しょの仲間やほかの部ぶ署しょの協力者に「いいところに気がついたね」「丁てい寧ねいに作業ができている」などと言ってもらえると,頑がん張ばった甲か斐いがあったな,と達成感を感じます。そして,私わたしのチームで開発したプログラムでテストした半はん導どう体たいが商品になって,みなさんのところに届とどくのも,とてもうれしいですね。

たくさんの人とのコミュニケーションも大切な仕事

たくさんの人とのコミュニケーションも大切な仕事

私わたしが所しょ属ぞくしているのは約20人の部ぶ署しょで,その中の4,5人とチームを組んでいます。1日のスケジュールは,朝8時半頃ごろに出社して,最初に部ぶ署しょ全体の会議で仕事の進み具合やその日の予定を報ほう告こくすることから始まります。その後は,仕事の資し料りょうを読んだり,国内や海外の仕事先の人とメールで連れん絡らくを取り合ったりしています。
午後は,チームのメンバーとプログラム開発に関する具体的な作業の打ち合わせをして,仕様書を見ながら,パソコンを使って実じっ際さいにプログラムを開発する「コーディング」という作業を行います。そして,コーディングしたプログラムが仕様書の通りに動いているかを細かく確かく認にんして,プログラムを完成させていきます。
新しん型がたコロナウイルスの影えい響きょうで,会社に出社せずに自じ宅たくで仕事をすることも増ふえましたが,自じ宅たくで仕事をするときも,パソコン上で行うオンライン会議で社内や社外の人とコミュニケーションをとりながら仕事を進めています。

チームで協力することで,完成度を高める

チームで協力することで,完成度を高める

プログラムはつくった本人だけが使うのではありません。実じっ際さいに半はん導どう体たいのテストをする人や,後からそれを改良する人など,たくさんの人に使われていくものです。
ですから,プログラムをつくるときは,「自分しかわからない」ものにならないように気をつけています。過か去この開発のことを知らない人が後から見ても,すぐにそのプログラムの設せっ計けいの目的がわかるようにすることが大切です。
そのため,普ふ段だんから自分のつくったプログラムについて,チームのメンバーに意見を聞いたり,チェックしたりしてもらうことで,「誰だれが見てもわかる」プログラムをつくるようにしています。
また,プログラムをつくるときは,ミスがつきものですが,複ふく数すうのメンバーで確かく認にんし合うことでミスを減へらしたり,防ふせいだりすることができます。プログラムをつくる仕事は一人で考えたり,作業したりすることも多いですが,チームで協力することでより完成度が高いものをつくることができます。

小さい頃ころから憧あこがれていたエンジニア

小さい頃から憧れていたエンジニア

私わたしは子どもの頃ころに読んでいた漫まん画がに出てくる女じょ性せいのキャラクターに憧あこがれて,小さな頃ころから将しょう来らいは機械をつくる技ぎ術じゅつ者しゃ(エンジニア)になりたいと思っていました。そして,それを実じつ現げんするために,学校の勉強はきちんとしようと思っていました。
小学校を卒業後,中高一いっ貫かん校こうに進学したのですが,毎日の勉強とクラブ活動の卓たっ球きゅう部ぶで忙いそがしくも充じゅう実じつした6年間を過すごすことができました。
その後,エンジニアの勉強ができる工学部を目指して大学に進学して,大学院まで学びました。
私わたしは,子どもの頃ころから「自分が好きなこと」を大切にしてきました。それが,憧あこがれの仕事に就つくことにつながったような気がします。みなさんは,今は自分の得とく意いなことや,強みがよくわからないかもしれません。でも,大人になると,自分の意外な部分が評ひょう価かされたりするものです。ですから,子どものうちから,周りの目を気にせずに,やりたいことにどんどんチャレンジして,自分の中に眠ねむっている強みを育ててください。たくさん経けい験けんすることが,大きな自信になっていくと思います。

夢ゆめを実じつ現げんできる「プログラミング」

夢を実現できる「プログラミング」

現げん在ざいの社会は,さまざまな機器やコンピューターが私わたしたちの暮くらしを支ささえています。
そして,こうした機器やコンピューターを私わたしたちの意図した通りに動かすために欠かせないものが,「プログラム」とよばれるものです。
つまり,プログラムをつくること(プログラミング)は,私わたしたちがやりたいと思うこと,解かい決けつしたいことを機器やコンピューターを使って実じつ現げんすることです。
ロボットを動かしたり,宇う宙ちゅうにロケットを飛ばしたり,空飛ぶクルマを走らせるなんていうことも,プログラムを開発することでできるようになります。
これまでできないと思っていたことや,存そん在ざいしなかったサービスを実じつ現げんできるのが,プログラムをつくる仕事の魅み力りょくです。

半はん導どう体たいも大きな役やく割わりを果たす,持続可か能のうな未来

半導体も大きな役割を果たす,持続可能な未来

プログラムや半はん導どう体たいは,今の私わたしたちの生活を支ささえるだけでなく,これからの未来をつくるものでもあります。今や当たり前になったスマートフォンですら,まだ誕たん生じょうしてから10年ほどしかたっていません。
技ぎ術じゅつが進歩していくことによって,これまでは映えい画がや漫まん画がの世界の中でしかなかった夢ゆめのような技ぎ術じゅつも,みなさんが大人になる頃ころには現げん実じつのものになっていることも多いと思います。
地球温おん暖だん化かや健康,食料やエネルギーの問題など,私わたしたちが暮くらす社会には,たくさんの課題があります。ですが,技ぎ術じゅつの進歩によって,こうした課題が解かい決けつされ,もっと便利で豊ゆたかな未来が実じつ現げんできると思います。半はん導どう体たいもそのために欠かせない部品の一つであり,私わたしたちは,「半はん導どう体たいのテスト」という仕事で,持続可か能のうな社会の実じつ現げんに貢こう献けんしていきたいと思っています。

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取材・原稿作成:株式会社日経BP