社会との関わり
帝国器材では,国産材や地域材を使って,木製の家具や内装,パーティションなどをつくっています。学校にはイスや机,ロッカー,本棚,先生が使う教卓など,木でできた製品がたくさんありますよね。帝国器材はそういった製品をつくっている会社です。小学校・中学校をはじめ,学校で使われる家具や内装を多くつくり,納めています。他にも幼稚園や保育園,病院や福祉施設などにも製品を納めています。原料の木材を購入し,製品の設計・加工をして最後にお客さまのところへ納めるまで,すべてを一貫して自社でおこなっています。
原料の木材は,質のいい国産材にこだわっています。国産材は輸入材に比べて扱いが難しいのですが,質が高く,また,国内の資源を活用できるという強みがあります。例えば東京都の学校には,東京の多摩地区で生産された木材を使った製品をつくって納めるなど,地域材の“地産地消”を目指しています。さらに,木を間引く作業の「間伐」で発生する間伐材の活用も進め,環境にやさしい製品づくりを心がけています。
また,つくるだけでなく,製品のメンテナンスもおこなっています。木製品は,例えば机の表面が傷ついたとしても,削り直して塗装すれば,また新品のように使えるものです。帝国器材では,そういったメンテナンスも手がけています。
原料の木材は,質のいい国産材にこだわっています。国産材は輸入材に比べて扱いが難しいのですが,質が高く,また,国内の資源を活用できるという強みがあります。例えば東京都の学校には,東京の多摩地区で生産された木材を使った製品をつくって納めるなど,地域材の“地産地消”を目指しています。さらに,木を間引く作業の「間伐」で発生する間伐材の活用も進め,環境にやさしい製品づくりを心がけています。
また,つくるだけでなく,製品のメンテナンスもおこなっています。木製品は,例えば机の表面が傷ついたとしても,削り直して塗装すれば,また新品のように使えるものです。帝国器材では,そういったメンテナンスも手がけています。
どんな職場
帝国器材では従業員が約70名おり,工場で働く人と事務所で働く人が,だいたい半分ずつくらいです。工場では,木材を乾燥させる,乾燥させた木材を加工する,組み立てをする,塗装をするなど,工程ごとに,担当者が分かれています。特別なオーダーを受けてつくる製品もあり,作業によっては熟練の技が必要になる部分もあるため,工場で働く人には,職人的な技能を持った人も多くいます。オフィスで働く人は,仕事を取って回る営業担当や,製品の図面を描く設計担当,工事担当などに分かれています。
帝国器材で製品をつくるのに,主に使うのはスギやヒノキといった針葉樹です。しかし,こうした木は柔らかくて,そのまま加工すると,反ったり割れたりしやすくなります。そのため,加工する前に,乾燥させる作業をおこないます。「燻煙乾燥」といって,煙でいぶして乾燥させます。福島県に工場があり,そこで1か月半ほどかけて,じっくりと乾燥させたら,東京の工場に運んで加工します。木材を直接購入して,乾燥させるところから自社で管理して進めているので,質の高い製品をつくることができます。
学校や公共の施設で使われる製品は,じょうぶで安全でなければなりません。少々のことでは壊れないよう,じょうぶにつくります。また,使う人がケガをしないように角を丸めたり,人体にやさしい,安全な塗料を使うなど,安全性にも気を配っています。
「モノづくりのものがたり」ページへ
帝国器材で製品をつくるのに,主に使うのはスギやヒノキといった針葉樹です。しかし,こうした木は柔らかくて,そのまま加工すると,反ったり割れたりしやすくなります。そのため,加工する前に,乾燥させる作業をおこないます。「燻煙乾燥」といって,煙でいぶして乾燥させます。福島県に工場があり,そこで1か月半ほどかけて,じっくりと乾燥させたら,東京の工場に運んで加工します。木材を直接購入して,乾燥させるところから自社で管理して進めているので,質の高い製品をつくることができます。
学校や公共の施設で使われる製品は,じょうぶで安全でなければなりません。少々のことでは壊れないよう,じょうぶにつくります。また,使う人がケガをしないように角を丸めたり,人体にやさしい,安全な塗料を使うなど,安全性にも気を配っています。
「モノづくりのものがたり」ページへ
※外部のWebサイトへリンクします