仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

東京都に関連のある仕事人
1983年 生まれ 出身地 東京都
だいひょうとりしまりやく代表取締役
佐藤さとう 詳悟しょうご
子供の頃の夢: 脚本家 クリエーター
クラブ活動(中学校): サッカー部
仕事内容
人の才能さいのう売り込うりこむセールスマン
自己紹介
きっぽくあきらめがいい。何事にも固執こしつせずすぐてられる。いつもポジティブでなやまない。
出身大学・専門学校

※このページに書いてある内容は取材日(2015年11月27日)時点のものです

面白い人を見つけ世の中に紹介しょうかいするのが仕事

面白い人を見つけ世の中に紹介するのが仕事

小学生の時,ぼくはこんなことをして楽しんでいました。 例えば30人のクラスに人気者が3人いたとします。でもその3人の中で,AさんとBさんは人を笑わせ楽しませることが得意,でもCさんは人を笑わせたり楽しませたりすることが得意ではない。そんなときぼくがCさんに,先生や友達を面白がらせる方法を提供ていきょうし,実践じっせんしてもらいます。するとCさんの面白さがクラス中に伝わり,いつの間にかCさんがクラスで一番の人気者になる。それこそが,現在げんざいぼくのやっている仕事なのです。今面白い人ではなく,これから面白くなる人や,ちょっと工夫するともっと面白くて楽しくなる人を見つけ,その人本来の面白さを引き出し,世の中に紹介しょうかいする仕事をしています。

面白く有能ゆうのうな人たちを結びつけ,多くの人に知ってもらう

面白く有能な人たちを結びつけ,多くの人に知ってもらう

最近の手がけた仕事の実例を紹介しょうかいします。 ある小学校の先生の授業じゅぎょうがとても面白いという話を聞き,その授業じゅぎょうを見学させていただくと,たしかに面白かったのです。そこで,先生をまずインターネットで,その面白さをアピールするように紹介しょうかいします。するとインターネットで「この先生は面白いね」という空気ができてきます。そうなると,テレビやラジオがこの先生を番組で紹介しょうかいしたいと言ってきます。すると,放送を見たり聞いたりした編集者へんしゅうしゃが,本を出版しゅっぱんしませんかと声をかけてきます。こうして,この先生は活躍かつやくの場が広がっていきます。面白い人を見つけ,たくさんの人に知ってもらうためには,こうした流れがあるのです。 さらに,そういう面白く有能ゆうのうな人たちを結びつけ,人材のネットワークを構築こうちく拡大かくだいすることにも,力を注いでいます。

苦労は感じないし仕事を大変だとは思わない

苦労は感じないし仕事を大変だとは思わない

ぼくは,仕事をしていて苦労をあまり感じないですし,大変だと思ったりすることもありません。吉本よしもと興業こうぎょうという会社に勤務きんむしていたころ,大変だと思うことや,きついこと,楽しいことなど,あらゆることを経験けいけんさせてもらったからです。今は,たいていのことは受け入れられますし,大変なことを大変だと感じないのだと思います。会社設立せつりつのころに資金しきん不足の状態じょうたいになった時も,不安や苦労でしつぶされるかと思いきや,そのドキドキ感を楽しんですらいたと思います。 ぼくは大変なことが起きた時は,その場ですぐに対処たいしょし,間を置かず動き回ります。するとなやんでいるいとまがなくなります。これがなやまない秘訣ひけつと言えるかもしれません。また,これまでの経験けいけんから,そもそもなやむことにはあまり意味がないということも,よくわかっています。

面白さを一言で表現ひょうげんできることがポイント

面白さを一言で表現できることがポイント

たくさんの人の中から面白い人をさがすという仕事は,とても楽しいです。そしてそのさがし方にはポイントがあります。それは,その人の面白さが一言で表現ひょうげんできるかということ。長々ながながと説明しなければわからないような面白さは,本当の面白さではないのです。さらに,1億人のうち100人しか面白いと言わないような人もさがしていません。より多くの人を楽しませる人をさがしているからです。また,お金持ちになりたいというような目的の人もさがしてはいません。それはお金持ちになるという目標が達成された途端とたん魅力みりょくが落ちてしまうからです。 世の中を変えたい,世の中のみんなを楽しませたい。そんなゆめに共感し,その人の才能さいのうを広げながら徹底てってい的に応援おうえんします。そしてその人のゆめ実現じつげんしたら,ぼくらの仕事も成功と言えるのです。

準備じゅんびおこたらず,完璧かんぺき

準備は怠らず,完璧に

もともときっぽくあきらめがいい性格せいかくなのですが,仕事をするときはちがいます。仕事でいつも心がけているのは,とにかく準備じゅんび完璧かんぺきにすることです。 例えばライブを開催かいさいするとき,準備じゅんび段階だんかいで思いつくかぎりのことすべてをしておきます。ライブが始まってからでは,もうどうにもならないからです。だから準備じゅんび過程かていでは,完璧かんぺきを求めてめていきます。しかし,どれだけめて準備じゅんびしていても,当日になると予定外・想定外ということが出てきます。そんなときはいさぎよく運を天にまかせることもありますね。

面白い人に出会って面白いことをしたい

面白い人に出会って面白いことをしたい

きっぽいぼく吉本よしもと興業こうぎょうという会社で10年間も働き続けられたのはすごい事だと,かえって思います。仕事をする中でたくさんの人と出会い,面白い事ができたからにちがいありません。ぼくは決して起業家を目指したわけではないし,経営者けいえいしゃになりたいわけでもありません。ただ,面白い事をしたい,面白い人に出会いたいと思っているだけなのです。会社員のときは,成功も失敗も共同責任せきにんでした。しかし経営者けいえいしゃになるとちがいます。良いことも悪いことも,すべての責任せきにんをまず自分が背負せおうのです。そういう環境かんきょうに自分を置いて新しい自分を発見し,さらなる成長ができるのではないかと思い,今の会社を立ち上げた経緯けいいもあります。

小学生のころからネタ帳を持っていた

小学生のころからネタ帳を持っていた

小学生のころは遊びを工夫する子どもだったと思います。「この遊びならこうしたらもっと楽しく遊べるのではないか」とか,「これはAくんが話すのではなくCくんだったらもっと面白く話せるのではないか」とか,そんなことをいつも考えていました。そういうことを考えながら,いつもネタ帳のようなメモ用紙を持ち歩き,何か面白いことがあるとんでいました。今でもんだときなどにその古いネタ帳を見ると,「そうか。こんな子どものころから今の仕事のようなことをやりたかったのだ」と気づき,心が落ち着きます。小学生くらいの時にやりたかったことこそ,自分が本当にやりたかったことなのだなと思います。

何をしたいか考え仕事を選択せんたくする時代

何をしたいか考え仕事を選択する時代

これからは「医者になりたい」「先生になりたい」というように職業しょくぎょうを選ぶ時代から,自分が何をしたいか考え,仕事を選ぶ時代になると思います。例えば,人を笑わせたいと思ったら芸人さんになって笑わせることもできるし,面白い人をさがしてきてその人を通じて笑わせてもらうこともできる。また映画えいがやテレビドラマを作って笑わせることもできるでしょう。笑わせ方もこのように色々いろいろな方法があるのですから。 そして,何をしたいのかを選択せんたくするときは,自分の中でしっかりとしたじくを持たなければいけません。そのじくは三つに集約されると思います。①人を楽しませたり,良い経験けいけん提供ていきょうしたりする。②自分のやりたいことをめる。③社会を良くしたい。これらのじくの中から自分の気持ちに近いものを選び,仕事を結びつけて選択せんたくするのです。ぼくの場合はずっと人を楽しませたいと思っていたわけですから,①のじくを最も重要と考えて,仕事を選んだのです。

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