仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

愛媛県に関連のある仕事人
1968年 生まれ 出身地 愛媛県

もりくん()
子供の頃の夢: バイク屋さん
クラブ活動(中学校): サッカー部
仕事内容
化学プラントの建設・修理をする
自己紹介
外で動くのが好きな、片付(かたづ)け嫌(ぎら)いで大ざっぱな行動派(こうどうは)。スキー・登山・ヨット・バイクなどアウトドアが好き。

※このページに書いてある内容は取材日(2009年07月22日)時点のものです

化学プラントの建設(けんせつ)と修理(しゅうり)をする仕事

化学プラントの建設と修理をする仕事

私(わたし)は,プラントエンジニアという仕事についていて,化学プラントの建設(けんせつ)と補修(ほしゅう)をしています。化学プラントとは石油を原料としたゴムや樹脂(じゅし)などを作る設備(せつび)のことです。私(わたし)は,紙の原料の1つとなるゴムと,車のバンパーの元になる原料を作っている設備(せつび)の,建設(けんせつ)や修理(しゅうり)を担当(たんとう)しています。例えば修理(しゅうり)の仕事では,液体(えきたい)が通る配管が詰(つ)まったらバラバラにして詰(つ)まりを取ったり,液体(えきたい)を送るポンプがこわれたら直したりします。配管は直径10mm~1mくらいの大きさの物があります。5~6mくらいの長さの配管をつなぎ合わせて作っていて,こわれた部分を交換(こうかん)したり,補修(ほしゅう)したりします。製缶(せいかん)といって大きなタンクを作ることもあります。プラント建設(けんせつ)の仕事は職種(しょくしゅ)がいろいろ分かれていて,私(わたし)の役割(やくわり)は,配管を組む人,ポンプを直す人,溶接(ようせつ)をする人それぞれに監督(かんとく)業務(ぎょうむ)として指示(しじ)を出すことです。今は30名で仕事をしています。

現場(げんば)の人たちに指示(しじ)を出す

現場の人たちに指示を出す

朝,お客さんと打ち合わせをします。打ち合わせが終わった後,社内で現場(げんば)の人たちと打ち合わせをして,指示(しじ)を出して,その日の作業に移(うつ)ります。5,6人のチームに分かれて仕事をしているので,各責任者(せきにんしゃ)に指示(しじ)を出します。現場(げんば)の仕事内容(ないよう)によって2時間から1週間くらいかかります。事務(じむ)処理(しょり)をしたり,各現場(げんば)を回ったり,次の作業の確認(かくにん)もしています。日中はなるべく現場(げんば)に出るようにしていて,事務(じむ)所と半々(はんはん)くらいの割合(わりあい)で外にいます。特に忙(いそが)しいのは5月で,プラント全体を一度停止して,メンテナンスを行なう期間があります。作業員を増員(ぞういん)して100人くらいで集中的に作業をします。

休みや夜中に呼(よ)び出しがある

プラントは24時間動いているので,休みの時や夜中にも呼(よ)び出しがあります。いつ電話がかかるかわからないので,いつでも出られるようにしています。修理(しゅうり)する時間が十分ではない時もあります。その時は,お客さんとうまく時間の調整をして,納期(のうき)に間に合うように仕事を進めています。指を切ったり,はさんだり,打撲(だぼく)など小さいケガをする場合はありますが,現場(げんば)を回って直接(ちょくせつ)みんなに声をかけるようにして,大きい事故(じこ)を起こさないようにいつも注意しています。機械の説明書を読んだりするので,昔数学や英語をもっと勉強していれば,今仕事の幅(はば)が広がったかなと思います。体力のいる仕事でもあるので,しっかり現場(げんば)を回ってチームをまとめられるように体力をつけたいですね。クレーンの作業などは風が強い時や,雨が強い時は中止になり,待機しなければなりません。これまでの計画がくるってしまうので大変です。

ものが形になる充実感(じゅうじつかん)

ものが形になる充実感

設備(せつび)を直したり,作るものが形になったりすると充実感(じゅうじつかん)があります。納期(のうき)内にきちんと依頼(いらい)されていた商品を納(おさ)めると,お客さんからおほめの言葉をもらえるので良かったなと思います。私(わたし)たちのお客さんの多くが,他の会社から依頼(いらい)を受けて私(わたし)たちに注文して,そして私(わたし)たちが生産しているので,途中(とちゅう)で機械が止まってしまうと多くのお客さんを待たせてしまうことになります。現場(げんば)でのやり方を考えたり,職人(しょくにん)さんと話をしたり,人数調整などをして納期(のうき)には必ず間に合わせるようにしています。

コミュニケーションをとる

みんながケガをしないように安全に作業することが一番大切です。なので,日頃(ひごろ)からコミュニケーションをとって体調などには気をつけています。休憩(きゅうけい)時間は,車のことやバイクのことなど仕事以外の話もできるようにしています。コミュニケーションが取れていると,仕事の上でアイデアや意見を出してくれるので,仕事がしやすくなります。職人(しょくにん)さんから話しかけられることは少ないので,自分から積極的に話しかけるようにしています。仕事だけの話では,なかなか本当のことを言ってくれなかったりするので,雑談(ざつだん)をしてお互(たが)いのことを知り,話しやすい環境(かんきょう)を作るようにしています。

物を作ることが好きだった

物を作ることが好きだった

物を作ったり,直したりすることが好きなのでこの仕事は向いていると思いました。大きいトラックやクレーンを運転することも好きだったので,最初はクレーンの運転手として会社に入りました。しかし,工業系(けい)の学校で溶接(ようせつ)の勉強をしていたので,社長に鉄工をやってみないかと言われて,今の仕事に変わりました。機械工学系(けい)の学校に進むとわかりやすいと思いますが,仕事をしながら,資格(しかく)を取っていくことが多いです。溶接(ようせつ)の学校で習ったことと現場(げんば)では違(ちが)います。習ったからできるわけではありません。溶接(ようせつ)でも高圧(こうあつ)ガスや毒性(どくせい)のあるものをあつかう場合は免許(めんきょ)がいります。学校で勉強していた時と実際(じっさい)働くとイメージが全然違(ちが)いましたね。

よく怒(おこ)られていました・・・

暗くなるまで外で遊んでいて,よく怒(おこ)られていました(笑)。畑や田んぼを走り回ったり,山に遊びに行って,秘密(ひみつ)基地(きち)などを作ったりしていました。学校の帰りには,まっすぐ家に帰らないで川の中に入って遊びながら帰っていたので,いつもくつがぬれていて,怒(おこ)られていましたね。自分の子どもたちがそういうことをしなくなったので,今はなつかしく思います。兄がバイクに乗っていたので,あこがれもあり,子どもの頃(ころ)はバイク屋さんになりたかったです。

勉強もして,外で遊んで下さい

勉強することと友達と遊ぶことの両方をがんばって欲(ほ)しいです。勉強がよくできても,社会に出た時に苦労することがあります。例えば,資格(しかく)を取りに行くとすぐに取ってくるけど,現場(げんば)ではなかなか生かせないということです。これは子どもの時に色々(いろいろ)な遊びをしたり,趣味(しゅみ)を持ったりしていると大人になって機転が利く人になります。友達との遊びやスポーツを通して,人とのコミュニケーションをとることも身につけて欲(ほ)しいです。そうすると仕事がスムーズにできる人になります。

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取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤、編集:(c)学校ネット株式会社