仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

愛媛県に関連のある仕事人
1949年 生まれ 出身地 山口県

じどうきせいさく自動機(ロボット)製作
おとっさん()
子供の頃の夢: まちの電気屋さん
クラブ活動(中学校): なし
仕事内容
自動機械(ロボット)を製作する
自己紹介
負けず嫌い。工作や道具集めが好きです。材料集めが趣味で、いつも気にしてます。

※このページに書いてある内容は取材日(2007年05月21日)時点のものです

産業用ロボットを設計して組み立てる

産業用ロボットを設計して組み立てる

私(わたし)の仕事は,工場の製造(せいぞう)ラインなどに設置(せっち)する自動機械(ロボット)を作ってます。ロボットというと,真っ先に人の形をして動くものをイメージするかもしれませんが,産業機械用のロボットは,同じ動きの作業を永遠(えいえん)に繰(く)り返(かえ)して行うものを言います。私(わたし)の仕事の特長は,白い紙の上に機械の設計図(せっけいず)を書いて,組み立てて,電気制御(せいぎょ)で実際(じっさい)に動かすところまで,ロボットが完成するまでのすべての作業を自分で行っていることです。昼間は社長として,人と会ったり営業(えいぎょう)をしています。プログラムを組んだりするのは,それだけに集中できる夕方5時以降(じいこう)や土日にしています。

必要なことは時代の流れとともに変化していく

この仕事は経験(けいけん)がいりますね。私(わたし)たちが仕事で使っていることで,かつて学校で学んだことはもう何もありません。私(わたし)も学校へ行って電気の勉強をしたけど,今はもう世の中違(ちが)ってますね。時代の流れとともに,必要とされることはどんどん難(むずか)しくなってきています。20年前に500万円だった機械が,今はもう100万円以下でできるようになっています。それくらい技術(ぎじゅつ)は日々(ひび)進歩しています。でも,時代の流れを引(ひ)っ張(ぱ)っていこうとするとなかなか難(むずか)しいけど,時代の流れに付いていこうとすることは,努力さえすれば誰(だれ)でもできることだと思います。辛(つら)いですけどね。

人を育てるのってすごく難しい

この仕事は,人を育てるのが大変ですね。さっき言ったように,時代の流れに付いていかないといけない訳(わけ)ですから。どの仕事でも共通すると思うんですけど,給料をもらって働くんだったら,学校にいる時以上に努力をしなければならないと思います。また,子どもたちのモノ作りに対する意欲(いよく)も低下しているのかなって思ったりもします。これだけ物がそろった世の中ですからね。次から次へと新しいゲームが出てくるけど,ちょっと簡単(かんたん)なゲームの作り方っていう本があるんじゃないかなあ。ゲームの勝ち負けじゃなくて,どうしてこんなものが作れるのかってところに興味(きょうみ)を抱(だ)いてもらいたいですね。

「こんなことができるんだ!」と言ってもらいたい

「こんなことができるんだ!」と言ってもらいたい

自分が作ったロボットを見たりして,「こんなことができるんだ!」と人から言ってもらえるのがうれしいですね。でも,そうやって言われるには,やっぱり努力が必要ですね。大手の会社の社長さんでも,はじめは寝(ね)ずに働いたというのが口癖(くちぐせ)ですね。野球選手にしても,毎日真っ黒になりながら努力してプロ野球選手の道を進んでいくのだから,私(わたし)の道も同じですね。努力によって生み出したものが,私(わたし)に喜びをもたらしてくれます。ただ待ってるだけでは,何も始まらないと思います。

プログラムの組立には集中力が重要!

私(わたし)がプログラムを組むときは,大体一人で行いますね。プログラムを組む時は頭の中で連続して流れを考えているわけですから,誰(だれ)かが話しかけてきたりすると,また始めからプログラムを考えなくちゃいけないんですね。だから,プログラムを組むときは一人になるようにしています。どの仕事も同じだとは思いますが,すべては集中力です。私(わたし)は,自分の携帯(けいたい)電話の番号とか,人の年齢(ねんれい)とかは覚えたことないんですけど,プログラムを組むときは集中してやってるから,プログラムの数字なんかは大体頭の中に入っちゃうんですよ。「自分ってこんなに記憶力(きおくりょく)よかったのかな?」と思っちゃうときがあります。

子どものころから電気が好きだった

子どものころから電気は好きでした。生まれたときは,身の回りほとんど電気で動くものばかりでしたからね。今までに18回ほど転職(てんしょく)したんですけど,家の電気工事,変電所,電力会社,車の電気,ビルの電気,鉄塔(てっとう)の電気,新幹線(しんかんせん),造船(ぞうせん),そして自動機関係。。。今までの仕事は全部電気に関係する仕事です。仕事を選ぶときには,まず職種(しょくしゅ)を決めた方がいいですね。同じ電気でもいろんな職業(しょくぎょう)がありますから,「電気」という職種(しょくしゅ)を定めていろいろとやってみたらいいんじゃないかなと思います。でも,具体的な目標を持つことは必要だと思いますよ。

ラジオやオーディオを組み立てた小学生

小学5年生の時に,ラジオを作りました。あの頃(ころ)はラジオが主流だったので,ラジオを作ろう!と思って。一番始めは本を見て,ゲルマニウムラジオのセットを買ってきて組み立てて,結局鳴らなかったんだけど,次は真空管ラジオを組んで。何とか音が鳴りましたよ!どんな曲が流れてたか忘(わす)れたけど,喜びから次はオーディオ(ステレオ)の組立に走って。。。でも,親父から「勉強せい!」と言われて全部ハンマーでバラバラにされて泣いた記憶(きおく)があります。それが小学6年生のときですね。そのころから電気工事屋さんになろう!っていう思いになってましたね。

身近にあるもので工夫してみよう

身近にあるもので工夫してみよう

100円ショップにあるもので,ちょっと工夫して組み立てればできるものっていっぱいあると思います。そんなので部屋を飾(かざ)ったりとか,家のお手伝いをするとか,モノ作りに対しての興味(きょうみ)とか工夫することの意識(いしき)とかを持ってもらいたいなと思ってます。また,人のものとかを観察することも大切だと思います。そっくり真似(まね)するのはダメだけど,人のものを観察することで,いいところを学んでいく姿勢(しせい)を持ってもらいたいなと思います。

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取材・原稿作成:西条市産業振興課 大久保、編集:(c)学校ネット株式会社