仕事人

社会にはいろいろな仕事があるよ。気になる仕事や仕事人をたくさん見つけよう!

愛媛県に関連のある仕事人
1962年 生まれ 出身地 愛媛県

えきいん駅員
あんちゃん()
子供の頃の夢: プロ野球選手
クラブ活動(中学校): 野球部
仕事内容
切符などを販売し、車輌を管理する
自己紹介
野球好きなオッサンですが、明るく活発な性格(せいかく)です。本番に強いタイプで、慎重派(しんちょうは)です。

※このページに書いてある内容は取材日(2013年01月22日)時点のものです

電車に乗る前,降(お)りた後が仕事です

電車に乗る前,降りた後が仕事です

私(わたし)は愛媛(えひめ)県西条(さいじょう)市にある,JR(ジェイアール)四国・予讃線(よさんせん)の伊予西条(いよさいじょう)駅で,駅員として働いています。運転士や車掌(しゃしょう)は,お客様が乗っている列車を,時間通りに安全・確実(かくじつ)に運行することが仕事ですが,これに対して駅員は,お客様が電車に乗る前・電車を降(お)りた後に,気持ち良く駅を利用して頂(いただ)くことが仕事です。具体的には,切符(きっぷ)の販売(はんばい)や・改札業務(ぎょうむ)・列車の入れ換(か)えなどたくさんの仕事があります。また,私(わたし)が仕事をしている伊予西条(いよさいじょう)駅は,起点駅と言って,朝一番に電車が発車したり,一日の最後に電車が停まったりすることのある駅です。そのため,列車を入れ換(か)え,どの車輌(しゃりょう)をいつ使うのか上手に管理することも駅員の仕事の一つです。

分刻(きざ)みで働いています

分刻みで働いています

駅員は,基本(きほん)的に24時間・丸一日働いて,次の当番の人に交代します。当番の日は,9時20分の朝礼から仕事が始まります。その後,前の日の担当者(たんとうしゃ)から,前の日にあったことの引き継(つ)ぎがあります。9時30分からは,列車の入れ換(か)え作業をします。伊予西条(いよさいじょう)駅は列車の入れ換(か)えが,一日に40~50本あるので,「制御盤(せいぎょばん)」という機械を使って,一日に何度も入れ換(か)え作業をします。入れ換(か)え作業は,昼からも続きます。電車の運行時間に合わせての作業なので,分刻(きざ)みで仕事をしています。入れ換(か)え作業の合間に,切符(きっぷ)販売機(はんばいき)の管理をします。発券機(はっけんき)を閉(し)めて,お金の計算や,つり銭(せん)を補充(ほじゅう)したりします。夜になって,最終列車が入った後に,翌朝(よくあさ)の列車が出発しやすいように,列車を並(なら)び替(か)えます。夜は少し仮眠(かみん)を取ることができますが,朝5時から列車が動き始めるので,4時には起きて掃除(そうじ)をしたり,駅を開けたりして,準備(じゅんび)をします。翌朝(よくあさ)の朝礼の後,次の日の担当(たんとう)の人に引き継(つ)ぎをして,一日の仕事が終わります。

お客様に満足して頂(いただ)くために覚えることはたくさんあります

お客様に満足して頂くために覚えることはたくさんあります

駅員の仕事には,お客様に満足して頂(いただ)くために覚えることがたくさんあります。私(わたし)は,駅員として伊予西条(いよさいじょう)駅で働く前は,車掌(しゃしょう)や運転士として働いていました。しかし駅員の仕事は,車掌(しゃしょう)や運転士の仕事と全く異(こと)なるもので,駅もデジタル化したため,切符(きっぷ)販売機(はんばいき)などの機械の操作(そうさ)を覚えるのに苦労しました。また,最近は,お客様に提供(ていきょう)する切符(きっぷ)や商品の種類が多くなり,こちらも覚えなくてはなりません。旅行プランなどの商品は,新しいものが次々(つぎつぎ)に出ているので,全てを覚えることはできませんが,いつもパンフレットなどを読み,広く情報(じょうほう)を収集(しゅうしゅう)するように努力しています。お客様の行きたい場所や希望に合わせて,割引(わりびき)のある切符(きっぷ)の提案(ていあん)や,行きやすい方法を提案(ていあん)し,お客様に満足して頂(いただ)けるよう工夫しています。全てはお客様に喜んで頂(いただ)くためです。

地域(ちいき)に貢献(こうけん)したい

地域に貢献したい

入社当初から,いつかは地元で働きたいと思っていたのですが,最近になって伊予西条(いよさいじょう)駅の駅員になりました。自分の生まれ育った西条(さいじょう)市で働くことができ,とても嬉(うれ)しいです。仕事を通して,地域(ちいき)に貢献(こうけん)できるのが,今の仕事の最大の魅力(みりょく)と言えます。鉄道は,車などの移動(いどう)が難(むずか)しい人や,通勤(つうきん)や通学で利用する人などにとって,生活になくてはならない交通手段(しゅだん)です。それだけでなく,旅行や出張(しゅっちょう)など,遠くの場所に移動(いどう)するときにも利用されます。このような生活に身近な交通手段(しゅだん)である鉄道を,より充実(じゅうじつ)させることで,地域(ちいき)に貢献(こうけん)したいと思っています。介護(かいご)や車イス介助(かいじょ)の研修(けんしゅう)を受け,体の不自由な方にも気持ち良く利用して頂(いただ)けるよう,いつも気をつけています。

安全第一

安全第一

お客様に対して大切にしていることは,おもてなしの心を常(つね)に忘(わす)れないことです。伊予西条(いよさいじょう)駅から他の場所へ出かけて行く人,他の場所からやって来る人,駅を利用する全ての人に対して,おもてなしの気持ちを常(つね)に忘(わす)れないように接客(せっきゃく)することを心がけています。そのためには,列車を運行する運転士や車掌(しゃしょう)との連携(れんけい)をしっかりと行い,気配り・目配りを心がけています。そして何よりも,駅の仕事は安全第一です。毎日の仕事の中で,慎重(しんちょう)に確認(かくにん)・判断(はんだん)し,行動することが身に付いているため,仕事を離(はな)れた生活でも,慎重(しんちょう)な行動を取るようになったと思います。安全な鉄道の運行があることを基礎(きそ)にして,一人ひとりのお客様の満足を目指し,それが会社の利益(りえき)につながることが,大切なことなのではないかと思います。

地元で堅実(けんじつ)な仕事をしたい

地元で堅実な仕事をしたい

私(わたし)は,学生の頃(ころ)から,地元で働きたいと思っていました。子どもの頃(ころ)から鉄道を見ることが好きだったので,就職(しゅうしょく)する会社としてJR(ジェイアール)四国(入社した頃(ころ)は「国鉄」と言いました)を選びました。今は使っていませんが,専用(せんよう)のハサミで切符(きっぷ)をパチンと切る車掌(しゃしょう)さんの姿(すがた)に憧(あこが)れていました。また,安定した信頼(しんらい)のある仕事だという点にも,魅力(みりょく)を感じていました。会社に入る時は,「車掌(しゃしょう)になりたい」と思っていましたが,運転士になり,さらに駅員として働くことができるとは,考えてもいませんでした。今は地元の駅で駅員として働けていることが嬉(うれ)しいです。

野球選手になりたかった

野球選手になりたかった

子どもの頃(ころ)はやんちゃだったと思います。勉強よりも,体を動かす事が好きでした。スポーツが出来る丈夫(じょうぶ)な体に生んでくれた親に感謝(かんしゃ)しています。中学校・高等学校では野球部に所属(しょぞく)し,毎日,野球ばかりしていました。その時は,将来(しょうらい),野球選手になりたいと思っていました。高校に進学するときに,野球で有名な学校から勧誘(かんゆう)がありましたが,地元の学校を選びました。もし,野球の有名校に進学していたら,僕(ぼく)の人生は今と変わっていたかも知れないなと思うことがあります。野球選手にはなれませんでしたが,大人になった今でも野球をしています。非番(ひばん)と休みの日は,地元の高校でコーチをしています。

人生のレールに終点はない

人生のレールに終点はない

子どもたちにはスポーツをしてほしいです。友達との輪が広がるし,礼儀(れいぎ)や挨拶(あいさつ)がきちんとできる人になると思います。いくつになっても挨拶(あいさつ)は大切です。挨拶(あいさつ)されて嫌(いや)な人はいません。もうひとつは,何でもチャレンジしてほしいです。「どうせダメだろう」「とりあえずやってみよう」と思うのではなく,やるからには成功してほしいです。やる限(かぎ)りは,やり遂(と)げて,なおかつ上を目指してほしいです。列車には終点がありますが,人生には終点はないと思っています。「レールは続くよ,どこまでも」という歌詞(かし)のとおり,これからの人生,色々(いろいろ)なことがあると思いますが,何にでもチャレンジしながら人生を歩んでほしいです。

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取材・原稿作成:西条市商工労政課 鵜川・淺野、編集:(c)学校ネット株式会社