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東京都に関連のある仕事人
1985年 生まれ 出身地 東京都

きしょうよほうし気象予報士
高橋(たかはし) 亜衣(あい)
子供の頃の夢: ミュージカル俳優
クラブ活動(中学校): 英語
仕事内容
高速道路の気象情報(じょうほう)を伝える番組作り
自己紹介
明るい性格(せいかく)。負けず嫌(まけずぎら)いなので,やると決めたらとことんやる。じっとしていられないタイプで,休日も予定をいっぱい入れて,動き回っています。幼少期(ようしょうき)に父の仕事の関係で5年間,中南米のパナマで育ちました。楽観的で,ゆったりと大らかな性格(せいかく)だねとよく言われます。

※このページに書いてある内容は取材日(2015年11月26日)時点のものです

気象予報士(きしょうよほうし)の仕事はさまざま

気象予報士の仕事はさまざま

一番わかりやすい気象予報士(きしょうよほうし)の仕事は,気象庁(きしょうちょう)が発表する気象情報(じょうほう)を解析(かいせき)して,ニュース番組で流れる天気予報(よほう)の原稿(げんこう)を作成することです。このほかにも,実際(じっさい)にテレビ番組などに出演(しゅつえん)して天気予報(よほう)を伝える,地方や特定の顧客(こきゃく)に向けた気象情報(じょうほう)を提供(ていきょう)する,映像(えいぞう)を制作(せいさく)してインターネットサイトに提供(ていきょう)することなどがあります。気象予報士(きしょうよほうし)になるには,国家試験に合格(ごうかく)しなくてはなりません。試験は年に2回行われますが,その合格(ごうかく)率(りつ)は平均(へいきん)5%と難関(なんかん)です。2015年12月現在(げんざい), 9459名が登録されているそうですが,上記のような仕事に就(つ)いている人は,全体の30%程度(ていど)と言われています。

自分1人でする仕事が多い番組作り

自分1人でする仕事が多い番組作り

私(わたし)は,ニュース番組でもおなじみの気象予報士(きしょうよほうし)・森田(もりた)正光(まさみつ)さんが代表を務(つと)めるウェザーマップという会社に所属(しょぞく)しています。会社には約70名の気象予報士(きしょうよほうし)がいます。現在(げんざい),高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで流されているお天気番組を制作(せいさく)し,出演(しゅつえん)もしています。東北地方と新潟(にいがた)県の気象情報(じょうほう)を主に取り上げ,気象情報(じょうほう)の解析(かいせき)や番組用原稿(げんこう)の作成,動画の作成まで,大部分を手がけています。冬場は早番(はやばん)と遅番(おそばん)に担当(たんとう)が分かれていて,早番は午前4時,遅番(おそばん)はお昼12時にスタジオに入ります。番組は1日に4回更新(こうしん)され、東北と新潟(にいがた)エリア気象に関する1分半の動画を2本ずつ,1人で計4本作成します。遅番(おそばん)の日は夕方ごろから収録(しゅうろく)を開始できるように,天気の解析(かいせき)やネタ作り,構成(こうせい)表作り,CG画面の発注などといった準備(じゅんび)をし,引(ひ)き継(つ)ぎなどを終えて夜8時ごろ退社(たいしゃ)します。台風や大雪・猛吹雪(もうふぶき)などで天気が大荒(おおあ)れの時は,配信の回数が増(ふ)えることもあります。

天気に休みはなし,時間に追われることも

天気に休みはなし,時間に追われることも

天気は24時間365日変化しています。天気を相手にする仕事の1番の大変さは,時間に追われることですね。特に,台風や暴風(ぼうふう),大雪など天気の急な変化によって気象庁(きしょうちょう)が発表する情報(じょうほう)が変わると,急いで原稿(げんこう)を書き直さなければならず,ハラハラすることもあります。また,上司に原稿(げんこう)をチェックしてもらったり,道路情報(じょうほう)の専門家(せんもんか)から情報(じょうほう)をもらったり,相談する人はいますが,基本(きほん)的には自分が中心となって番組作りを進めなくてはなりません。寝坊(ねぼう)もできないですし,不規則(ふきそく)な生活になりがちなので,体調管理には気をつけています。

人の暮(く)らしに密着(みっちゃく)した仕事

人の暮らしに密着した仕事

気象情報(じょうほう)は暮(く)らしに密着(みっちゃく)していて,時には命の危険(きけん)に直結する恐(おそ)れもある情報(じょうほう)です。それだけに,多くの人が関心をもって番組を見て,話に耳を傾(かたむ)けてくれているなと実感しています。そういったところが気象予報士(きしょうよほうし)の魅力(みりょく)で,やりがいを感じます。また,仕事を通じていろいろな方との出会いがあり,素晴(すば)らしい財産(ざいさん)になっていると感じますね。

ドライバー目線と言葉選びを大事に

ドライバー目線と言葉選びを大事に

普段(ふだん)みなさんがテレビで見ている天気予報(よほう)とは異(こと)なり,私(わたし)が担当(たんとう)する高速道路の天気予報(よほう)は,視聴者(しちょうしゃ)であるドライバーの注意をどのように喚起(かんき)するかが重要です。たとえば,大雪・吹雪(ふぶき)のときは視界(しかい)が悪くなったり,道路が凍(こお)ったり雪が積もってスリップしやすくなることが予想されます。そのため,いつどんなところで注意が必要なのか,スピードダウンや十分な車間距離(きょり)をとること,冬用タイヤの交換(こうかん)やタイヤチェーンの装着(そうちゃく)を促(うなが)すなど,事故(じこ)を回避(かいひ)するために慎重(しんちょう)な運転を呼(よ)びかけます。また,番組は同じ内容(ないよう)のものが4,5時間繰(く)り返(かえ)し流れますので,最新の内容(ないよう)として見てもらえるような言葉づかいが必要になります。短い番組の中には,地域(ちいき)別の情報(じょうほう)を入れることができませんので,混乱(こんらん)を避(さ)けるために「ところにより,…かもしれません」のような微妙(びみょう)な表現(ひょうげん)を使わざるを得ないときもあります。限(かぎ)られた時間の中で一番適切(てきせつ)な言葉を選び重要な情報(じょうほう)をきちんと伝えることの大変さを日々(ひび)感じています。

気象予報(よほう)も自己(じこ)表現(ひょうげん)の一つ

気象予報も自己表現の一つ

以前は劇団(げきだん)四季に所属(しょぞく)していましたが,辞めてからの1年間を久(ひさ)しぶりに勉強することに使おうと考えていました。大学時代に取れなかった教員免許(めんきょ)と気象予報士(きしょうよほうし)を目指し,二つともに取得することができました。最終的にこの職業(しょくぎょう)に就(つ)いたのは,子どものころから気象に興味(きょうみ)があったことも大きいのですが,気象予報(よほう)も自己(じこ)表現(ひょうげん)の一つだと感じたからです。気象予報士(きしょうよほうし)の国家試験の勉強をしていて,大学時代に専攻(せんこう)していた数学も役に立ちました。国家試験は一般(いっぱん),専門(せんもん),実技(じつぎ)の三つの科目があり,一般(いっぱん),専門(せんもん)試験では物理・化学の専門(せんもん)知識(ちしき)が問われます。実技(じつぎ)試験は専門(せんもん)的な天気図を何種類(なんしゅるい)も読み取り,地上(ちじょう)の天気はどうなるかを解析(かいせき)するという,実際(じっさい)の気象業務(ぎょうむ)に近いことを試される内容(ないよう)です。パターンを覚えなければならなかったり,さまざまな知識(ちしき)が総合(そうごう)的に試される内容(ないよう)でしたので,講座(こうざ)に通って勉強しました。

夢(ゆめ)に向かって習い事に夢中(むちゅう)

夢に向かって習い事に夢中

子どものころから,何事にも積極的(せっきょくてき)で明朗(めいろう)活発な子と言われていました。小中学生の時は,放課後は色々(いろいろ)な習い事をしていました。クラシックバレエ,ピアノ,日本舞踊(ぶよう),児童劇団(げきだん),塾(じゅく)にも行っていました。1日に二つ掛(か)け持(も)ちをしていたこともあります。習い事を通じて,ミュージカルの舞台(ぶたい)に立つことが夢(ゆめ)となりました。大学3年生のときに劇団四季(げきだんしき)のオーディションに挑戦(ちょうせん)し,無事に合格(ごうかく)。子供(こども)のころからの夢(ゆめ)の一つを叶(かな)えることができました。在団(ざいだん)中は,全国の小学生に無料でミュージカルを届(とど)けるため,47都道府県を旅公演(こうえん)してまわる機会があり,多くの子供(こども)たちと触れ合(ふれあ)いました。子どもたちの純粋(じゅんすい)な反応(はんのう)やキラキラした瞳(ひとみ)を見て,歌や踊(おど)りで表現(ひょうげん)することの素晴(すば)らしさを改めて体感しましたね。
小学生のころは転校が多く寂(さみ)しいと感じたことも多かったのですが,中学・高校6年間,同じ学校に通うことができました。友人たちは皆(みな)目標を持って頑張(がんば)っていて,良い友だちに囲まれながら私(わたし)も勉強と習い事を両立することができたと思います。中学・高校の友人とは,今でも仲良くお付き合いをしています。

つらい経験(けいけん)をして,明るく強くなる

つらい経験をして,明るく強くなる

つらい経験(けいけん)も楽しい経験(けいけん)もいろいろありましたが,今となればどれも大切な経験(けいけん)ばかりだったと感じます。無駄(むだ)なことは一つもなかったと思えますし,つらい経験(けいけん)をした人ほど明るく強くなると,私(わたし)は信じています。みなさんにも,いろいろなことに興味(きょうみ)をもって,失敗をおそれずにチャレンジしてほしいですね。どんなことでもスポンジのように吸収(きゅうしゅう)できる子ども時代は,勉強するのにも適(てき)した時期だと思います。私(わたし)は数学を深く学んだので,今度は歴史や文学についても深く学びたいとも思っています。大人になって学ぶきっかけを与(あた)えてくれるのは,子どものころに受ける学校の授業(じゅぎょう)だと思いますので,しっかりと授業(じゅぎょう)を受けることも大切だなと思います。いろいろな出会いを大切に,たくさん学んでほしいです。

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ルーシー・モード・モンゴメリ
私は小学校のときに、父の転勤で何度も転校を繰り返しました。良い意味で、環境順応力は身につきましたが、転校生はいじめにあいやすいし、最初は孤独でした。明るくて、強くて、優しくて、知的なアンは、孤児院で寂しい思いをして、それでも人に優しい。つらい思いをしている人こそ、実は優しいということが、この本からも伝わってきます。自分と少し重なるところもあり、強くて優しい女性が昔から好きなので、そういう女性にあこがれていました。
宮部みゆき
勇気と愛と希望の物語。宮部みゆきさんはミステリーのイメージがありますが、こんなファンタジーも書けるんだと思いました。小学生が読んでも、夢があっていいのではないかと思います。

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取材・原稿作成:株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所/東京書籍株式会社