仕事人

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愛媛県に関連のある仕事人
1972年 生まれ 出身地 愛媛県

かいじだいりし海事代理士
越智(おち) 美保(みほ)
子供の頃の夢: 習字の先生
クラブ活動(中学校): 卓球部
仕事内容
船舶免許の更新手続を手伝う
自己紹介
おっとりして平和主義(しゅぎ)。目立つことは好まず、陰(かげ)でサポートするタイプ。音楽を聞いたり、文字を書いたりすることが好き。休日はなるべく子どもが喜びそうな所へ行って、子どもと楽しみます。

※このページに書いてある内容は取材日(2009年09月07日)時点のものです

海の行政(ぎょうせい)書士

海の行政書士

「海事代理士」はあまり聞いたことのない職業(しょくぎょう)かもしれませんが,一般(いっぱん)的には船舶(せんぱく)の登録や登録内容(ないよう)の変更(へんこう)などの申請(しんせい)を,船舶(せんぱく)の持ち主にかわってする仕事です。大きい船や新しくできた船は国へ登録しなくてはなりません。船・モーターボート・水上オートバイ・ヨットに乗る時には,小型船舶(せんぱく)操縦(そうじゅう)免許証(めんきょしょう)が要ります。個人(こじん)で開業している海事代理士の多くは,その小型船舶(せんぱく)操縦(そうじゅう)免許証(めんきょしょう)の更新(こうしん)の手続きのお手伝いをしています。免許証(めんきょしょう)は5年に一回更新(こうしん)が必要です。マリンスポーツは夏にするので,夏が始まる前の3月~8月に更新(こうしん)が集中します。海事代理士の仕事は海の行政(ぎょうせい)書士と言われています。

船の免許(めんきょ)更新(こうしん)の流れ

船の免許更新の流れ

私(わたし)は主にお客さんの船の免許(めんきょ)を更新(こうしん)する仕事をしています。有効(ゆうこう)期限(きげん)が切れる前に,「もうすぐ免許(めんきょ)の有効(ゆうこう)期限(きげん)が切れるので,更新(こうしん)の準備(じゅんび)を始めましょう」という内容(ないよう)の案内状(あんないじょう)を出しています。そして,お客さんに更新(こうしん)に必要な書類を持ってきてもらい,免許(めんきょ)の更新(こうしん)のために必要な講習(こうしゅう)を受ける日を決めてもらって,それにあわせて運輸(うんゆ)局へ提出(ていしゅつ)する書類を作ります。更新(こうしん)の講習(こうしゅう)機関に出す書類(写真・住民票・持っている免許証(めんきょしょう)のコピー・申請書(しんせいしょ))と近くの運輸(うんゆ)局に出す書類(講習(こうしゅう)修了書(しゅうりょうしょ)・身体検査(けんさ)書・手数料納付書(のうふしょ)・委任状(いにんじょう)・入力用紙)を講習(こうしゅう)日までにある程度(ていど)作っておきます。これは,できるだけ早くお客さんに新しい免許証(めんきょしょう)を渡(わた)したいからです。お客さんが講習(こうしゅう)に行って,講習(こうしゅう)修了書(しゅうりょうしょ)などの書類をもらったら,その書類を借りて次の日に運輸(うんゆ)局に行って新しい免許証(めんきょしょう)をもらいます。新しい免許証(めんきょしょう)ができたら,すぐにお客さんにお渡(わた)しします。

講習(こうしゅう)日には出席する

講習日には出席する

船の免許(めんきょ)の講習(こうしゅう)は免許(めんきょ)の有効(ゆうこう)期限(きげん)が切れる1年前から受けることができます。講習(こうしゅう)は月に2回あるのですが,2,3ヶ月先の講習(こうしゅう)を予定する人の中には,講習日(こうしゅうび)を忘(わす)れているお客さんもいます。ですから,どんな用事があっても講習(こうしゅう)のある日の講習(こうしゅう)時間には,必ずその会場に行って,お客さんと会うようにしています。もし,忘(わす)れてしまって来られていない方がいたら,電話で連絡(れんらく)をして全員が講習(こうしゅう)を受けられるようにしています。今までで一度とても体調が悪いことがありました。その時は病院で点滴(てんてき)をして,講習(こうしゅう)に行きました。講習(こうしゅう)のある日は予定を空けて会場へ必ず行くようにしています。大変ですが,そうすることによってお客さんの信用も得ています。

免許(めんきょ)ができあがって手渡(てわた)しするとき

免許ができあがって手渡しするとき

新しい免許証(めんきょしょう)をお渡(わた)しする時は,お客さん本人に手渡(てわた)しをしています。その時に「ありがとう」「早かったね」と言われると,この仕事をやっていて良かったなと思います。案内から新しい免許証(めんきょしょう)の受け取りまで一人で仕事をしているので「ありがとう」と言われると,仕事が終わったという達成感があります。まだこの仕事を始めたばかりですが,将来(しょうらい)は「越智(おち)さんに任(まか)せてよかった」と言われるようになりたいですね。私(わたし)が仕事をしている西条(さいじょう)市では,海事代理士は私(わたし)一人だけだと思いますが,西条(さいじょう)市でも船の免許(めんきょ)更新(こうしん)ができるということをもっと知ってもらって,お客さんがたくさん来てくれるとうれしいです。

個人(こじん)情報(じょうほう)は大切に扱(あつか)う

個人情報は大切に扱う

お客さんの個人(こじん)データをあつかう仕事なので,当たり前ですがデータ管理はきちんとしています。また,お客さんの中にはすぐに船に乗る用事がある人もいるので,なるべく早く新しい免許証(めんきょしょう)がお渡(わた)しできるようにスケジュールを立てています。新しい免許証(めんきょしょう)をお渡(わた)しして,5年後にはまた更新(こうしん)があります。その時にまた更新(こうしん)案内ができるように,しっかりデータの管理をすることが大切です。パソコン入力のデータ,提出(ていしゅつ)用の書類の写しでの保管(ほかん),自分で手書きした書類と,もしものことが起こった時のために3重に管理しています。

マリーナで免許(めんきょ)更新(こうしん)ができる

マリーナで免許更新ができる

夫の姉から海に関わる仕事には海事代理士という仕事があり,資格(しかく)が必要だと聞きました。この資格(しかく)は,私(わたし)がしていたマリーナの仕事にも使えるという事で,資格(しかく)を取ることを決めました。私(わたし)の場合,義姉(ぎし)が先に海事代理士の資格(しかく)をもっていて,勉強を教えてもらうことができました。最初は,開業するつもりはなかったのですが,マリーナだけでなく「海事代理士」という事務(じむ)所がある方がお客さんに安心してもらえるし,仕事の幅(はば)も広がると思ったので開業しました。この資格(しかく)を取るために勉強する学校はないので,独学(どくがく)でコツコツ勉強するしかありません。でもキッチリ勉強すれば大丈夫(だいじょうぶ)です!筆記試験は年に一回あって,受かれば口述(こうじゅつ)試験が一ヵ月後にあります。合格(ごうかく)後,運輸(うんゆ)局に申請(しんせい)して海事代理士として登録します。海に関係する仕事に就(つ)きたいと思っているのであれば,資格(しかく)を取って損(そん)はないと思います。

山を走り回っていた

山を走り回っていた

子どもの頃(ころ)は山育ちだったので,天気がいい日は友達と山を走り回って遊んでいました。外に出られない時や友達がいない時は,家で本を読んだり,人形で遊んだり。あまり目立つことが好きではないおとなしい子どもでした。文字を書くことが好きで,習字を習っていたので書道の先生か,学校の先生になりたいと思っていました。周りは山ばかりだったので,まさか海の仕事をすることになるなんて全く予想していませんでした(笑)。私(わたし)は船の免許(めんきょ)は持っていないので,これから取りたいなと思っています。

やってみたい仕事を見つけて欲(ほ)しい

やってみたい仕事を見つけて欲しい

子どもの頃(ころ)の私(わたし)は,自分が海事代理士という仕事をするとは思ってもいませんでしたし,海事代理士という仕事についても知りませんでした。大人になって「やってみよう!」と思ってから勉強を始めて,資格(しかく)を取りました。皆(みな)さんはまだ,何の仕事をしたらいいのか,どんな職業(しょくぎょう)に就(つ)くのかわからないと思います。これから色々(いろいろ)なことを聞いて,体験して「あっ,これをしてみたいな」と思うことがあれば,それに向かって努力して下さい。自分が知らない仕事もたくさんあると思いますが,自分に合った仕事を見つけてください。大人になると勉強したくてもなかなか勉強する時間がとれなくなるので,勉強できるときにたくさん勉強して下さいね。

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取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤、編集:(c)学校ネット株式会社