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北海道に関連のある仕事人
1975年 生まれ 出身地 北海道

ちずへんしゅう地図編集
眞崎(まざき) 晃文(あきふみ)
子供の頃の夢: 高校教師
クラブ活動(中学校): 野球部
仕事内容
用途に沿った地図を編集し,制作する。
自己紹介
マイペース。頑固(がんこ)。自分(じぶん)に出来(でき)ることは精一杯(せいいっぱい)やるように心(こころ)がけています。趣味(しゅみ)はジョギングと献血(けんけつ)です。

※このページに書いてある内容は取材日(2016年04月26日)時点のものです

用途(ようと)に合(あ)わせた地図(ちず)を編集(へんしゅう)する仕事(しごと)

用途に合わせた地図を編集する仕事

私(わたし)は地図(ちず)の編集(へんしゅう)という仕事(しごと)をしています。仕事(しごと)の仲間(なかま)では,地図調製(ちずちょうせい)とも呼(よ)んでいます。地図(ちず)の調製(ちょうせい)というのは編集(へんしゅう)するということです。国土地理院(こくどちりいん)や自治体(じちたい)のデータを元(もと)に,さまざまな地図(ちず)を作(つく)っています。
みなさんは,地図(ちず)と聞(き)くと地図帳(ちずちょう)やインターネットの地図(ちず)を思(おも)い浮(う)かべるかもしれませんが,私(わたし)は使(つか)い道(みち)が限定(げんてい)される専門的(せんもんてき)な地図(ちず)を作(つく)ることが多(おお)いです。
例(たと)えば,水道管(すいどうかん)やガス管(かん)の配管図(はいかんず),建築物(けんちくぶつ)の規制(きせい)に関(かん)する地図(ちず)(都市計画図(としけいかくず)),災害(さいがい)が起(お)きたときの影響(えいきょう)や避難所(ひなんじょ)などを記(しる)した防災地図(ぼうさいちず)(ハザードマップ),地面(じめん)の下の土の種類(しゅるい)を示(しめ)した地図(ちず)(地質図(ちしつず))などです。例(たと)えば旭川(あさひかわ)の駅前(えきまえ)が大きくリニューアルしたときに,旭川市(あさひかわし)からの道路情報(どうろじょうほう)を元(もと)に新(あたら)しい配管図(はいかんず)を作成(さくせい)しました。また,紙(かみ)の地図(ちず)だけではなく,パソコンで使(つか)う地図(ちず)も作(つく)っています。

地図編集(ちずへんしゅう)は年度末(ねんどまつ)が忙(いそが)しい

地図編集は年度末が忙しい

私(わたし)の勤(つと)めている北海道地図株式会社(ほっかいどうちずかぶしきがいしゃ)では,地図(ちず)を作成(さくせい)する際(さい)は,営業(えいぎょう)がお客様(きゃくさま)の要望(ようぼう)を聞(き)き,「地図(ちず)をつくる所(ところ)」と相談(そうだん)するという流(なが)れになっています。私(わたし)は,「地図(ちず)をつくる所(ところ)」の主(おも)に準備(じゅんび),点検(てんけん)を担当(たんとう)していて,職場(しょくば)で同(おな)じ仕事(しごと)をする人は,現在(げんざい)6人ぐらいです。作業上(さぎょうじょう)の不明点(ふめいてん)を確認(かくにん)したり,効率(こうりつ)よく地図(ちず)を作(つく)れるよう準備(じゅんび)したり,良(よ)い地図(ちず)になるよう提案(ていあん)したり,地図(ちず)に間違(まちが)いが無(な)いかを点検(てんけん)するのが,主任(しゅにん)という立場(たちば)である私(わたし)の主(おも)な役割(やくわり)です。出勤(しゅっきん)は,8時(じ)20分頃(ふんごろ)。終了時間(しゅうりょうじかん)は,17時(じ)30分(ふん)。地図(ちず)に携(たずさ)わる仕事(しごと)では,新年度(しんねんど)へ向(む)けて新(あたら)しい地図(ちず)を作(つく)ったり,更新(こうしん)したりすることが多(おお)く,1月から3月の年度末(ねんどまつ)はとても忙(いそが)しくなります。

正確(せいかく)な地図(ちず)を作(つく)るには検品(けんぴん)が重要(じゅうよう)

正確な地図を作るには検品が重要

できるだけお客様(きゃくさま)の要望(ようぼう)に応(こた)えたいと思(おも)っていますが,時間的(じかんてき),技術的(ぎじゅつてき)に難(むずか)しい場合(ばあい)に,調整(ちょうせい)するのに苦労(くろう)しています。地図(ちず)に関(かん)する国土地理院(こくどちりいん)や自治体(じちたい)のデータ量(りょう)は膨大(ぼうだい)で,私(わたし)は常(つね)にそのデータをいかに効率(こうりつ)よく地図(ちず)づくりに生かせるかと考(かんが)えています。例(たと)えば,編集(へんしゅう)するためにデータを入力する作業(さぎょう)は,整理(せいり)するだけでも相当(そうとう)な時間(じかん)がかかります。そこで,あれこれと考(かんが)えて新(あたら)しい方法(ほうほう)を試してみるのですが,うまく行(い)かず,結局時間(けっきょくじかん)のかかる従来(じゅうらい)の方法(ほうほう)で進(すす)めることも多(おお)いのです。しかし,それも経験(けいけん)となりますので,いかに正確(せいかく)で効率(こうりつ)よく作業(さぎょう)ができるかということを考(かんが)え,常(つね)に新(あたら)しい方法(ほうほう)を試しています。
また,当然(とうぜん)ですが地図(ちず)は正確(せいかく)でなければいけません。そのため,検品(けんぴん)という制作(せいさく)した地図(ちず)に間違(まちが)いがないかチェックする作業(さぎょう)はとても重要(じゅうよう)です。それでも,どこかに間違(まちが)いがあって,作(つく)り直(なお)しになってしまったときは大変(たいへん)ですね。

お客様(きゃくさま)の要望(ようぼう)に応(こた)えられる地図(ちず)をつくる喜(よろこ)び

お客様の要望に応えられる地図をつくる喜び

苦労(くろう)してつくった地図(ちず)をお客様(きゃくさま)にお渡(わた)しして,良(よ)いものができたとお褒(ほ)めの言葉(ことば)をいただいたときはうれしいですね。以前(いぜん),私(わたし)は世界地図(せかいちず)をつくる仕事(しごと)に携(たずさ)わったことがありまして,いろいろな国の情報(じょうほう)を集(あつ)めながら,一定(いってい)の基準(きじゅん)に編集(へんしゅう)して地図(ちず)を作(つく)りました。特(とく)に紛争地域(ふんそうちいき)などは,それぞれの立場(たちば)の主張(しゅちょう)がありますので,国境(こっきょう)はどのようになっているのか入念(にゅうねん)に調査(ちょうさ)して,報告書(ほうこくしょ)を書(か)きながら作(つく)りました。世界地図(せかいちず)をつくる作業(さぎょう)は私(わたし)の人生でも初(はじ)めてのことで,全世界(ぜんせかい)の情報(じょうほう)を調(しら)べるのは大変(たいへん)でしたが,お客様(きゃくさま)から「良(よ)い地図(ちず)ができましたね」と言(い)われたときは本当(ほんとう)にうれしかったです。とても面白(おもしろ)くやりがいのある仕事(しごと)でした。

自分(じぶん)でできる範囲(はんい)のことは100%の力で仕事(しごと)をする

自分でできる範囲のことは100%の力で仕事をする

私(わたし)は,今(いま)は主任(しゅにん)として地図(ちず)をつくる全体(ぜんたい)の流(なが)れを把握(はあく)して仕事(しごと)を進(すす)めていますので,効率(こうりつ)よく良(よ)いものを作(つく)りたいと思(おも)っています。そのために,いろいろ新(あたら)しいことを勉強(べんきょう)したり,自分(じぶん)でやってみたりしています。また,自分(じぶん)のできる範囲(はんい)のことは精一杯(せいいっぱい)やるように心(こころ)がけています。例(たと)えば,私(わたし)が検品(けんぴん)するという役割(やくわり)になったときには,誰(だれ)かに任(まか)せるのではなく,自分(じぶん)の仕事(しごと)として100%の力で作業(さぎょう)します。 チームとしても同(おな)じで,一人ひとりが責任(せきにん)を持(も)って仕事(しごと)ができるようにしています。

データ変換(へんかん)からはじめた地図編集(ちずへんしゅう)

データ変換からはじめた地図編集

今(いま)から20年前(ねんまえ)にたまたま契約社員(けいやくしゃいん)の求人広告(きゅうじんこうこく)を見て,通勤(つうきん)がしやすそうだったので応募(おうぼ)しました。子どものころから社会(しゃかい)の授業(じゅぎょう)は苦手(にがて)で,まさか地図(ちず)を作(つく)ることになるとは思(おも)ってもいませんでした。数学(すうがく)や理科(りか)は好(す)きで,パソコンを使(つか)って数値(すうち)を入力したり,変換(へんかん)したりする仕事(しごと)は楽(たの)しく,そういう意味(いみ)では向(む)いていたのだと思(おも)います。当時(とうじ)は標高(ひょうこう)データ(土地(とち)の高(たか)さ)を入力することから始(はじ)めましたね。北海道地図(ほっかいどうちず)は,当時(とうじ)からパソコンをいち早く活用(かつよう)したり,カーナビのデータを作(つく)ったりしていましたから,業界(ぎょうかい)では先端的(せんたんてき)な仕事(しごと)だったのだと思(おも)います。
仕事(しごと)を始(はじ)めたころは,編集(へんしゅう)の流(なが)れというのは全(まった)く分(わ)かりませんでした。徐々(じょじょ)に地図(ちず)をつくる全体(ぜんたい)が見えてきて,現在(げんざい)にいたっています。

子どものころは

子どものころは

私(わたし)は,子どものころは物静(ものしず)かでした。自分(じぶん)から何(なに)かを率先(そっせん)して進(すす)めるということは無(な)かったと思(おも)います。体(からだ)を動(うご)かすのは好(す)きで,小学生のころから,近所(きんじょ)の友達(ともだち)と毎日野球(まいにちやきゅう)をして遊(あそ)んでいました。中学生になると野球部(やきゅうぶ)へ入り,駅伝大会(えきでんたいかい)のメンバーにも選(えら)ばれました。短距離走(たんきょりそう)は得意(とくい)ではなかったのですが,持久走(じきゅうそう)で長距離(ちょうきょり)のペース配分(はいぶん)を考(かんが)えるのが好(す)きだったんです。スタートで早く走(はし)り過(す)ぎてしまうと,後半(こうはん)は疲(つか)れてしまいますよね。ですから,トータルで早く走(はし)るためペース配分(はいぶん)や戦略(せんりゃく)を考(かんが)えなくてはいけません。そこで,考(かんが)えたことを実践(じっせん)してみると結果(けっか)につながることが楽(たの)しくなり,高校時代(こうこうじだい)は陸上部(りくじょうぶ)に入りました。今(いま)でも考(かんが)えることは好(す)きで,考(かんが)えたことが正しいか実際(じっさい)にやってみるのも好(す)きです。そして,全体(ぜんたい)のペース配分(はいぶん)を調整(ちょうせい)するという意味(いみ)では,今(いま)の編集(へんしゅう)の仕事(しごと)にも生かされています。

大切(たいせつ)な人の為(ため)に一生懸命(いっしょうけんめい)になろう

大切な人の為に一生懸命になろう

先ほど,駅伝(えきでん)の話(はなし)をしましたが,自分(じぶん)ひとりのためだけに何(なに)かをするのではなく,誰(だれ)かのために行動(こうどう)すると人は大きな力を発揮(はっき)できるんですよね。私(わたし)は,お客様(きゃくさま)や,職場(しょくば)の人や,家族(かぞく)の顔(かお)を思(おも)い浮(う)かべながら仕事(しごと)をすると,もう一歩頑張(いっぽがんば)ろうという気持(きも)ちになります。
皆(みな)さんには,自分自身(じぶんじしん)のためだけではなく,お友達(ともだち)や家族(かぞく)のために何(なに)ができるのだろうと考(かんが)えて,行動(こうどう)できる人になってもらいたいと思(おも)います。

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