会社名
みたにしょうじかぶしきがいしゃ じょうほうしすてむじぎょうほんぶ三谷商事株式会社・情報システム事業本部
従業員
約300名(情報システム事業本部)/800名(全体)
場所
福井県福井市豊島1-3-1 [地図]
業種
商業,商社

社会との関わり

三谷商事は,いっぱんてきに「商社」といわれる会社です。商社は「あきないをする会社」という名前の通りいろいろなあきないに取り組んでいますが,中心となっているのは,あるモノを「しい人」とそれを「売りたい人」を結び付けるという仕事です。日本国内だけでなく,世界中のあちこちに目を配りながらモノを安く仕入れて,それを必要としている別のところへ売ることによって,えきを生み出しているのです。

商社があつかう商品のはばはとても広く,いろいろな業種や分野にまたがっています。「ミネラルウォーターから通信えいせいまで」と言われるように,大型機械,通信用機器,きんぞくこうぶつ,エネルギー,化学薬品,せんこくもつ,食品など,会社が仕事の中で使うものや,わたしたちがだんの生活の中で使う日用品まで,あつかうものは様々です。商社は,時代の流れや社会の変化の先をびんかんに読み,取り組む事業のないようじゅうなんに変えながら,あらゆる分野のあらゆるモノの流れに関わっています。わたしたちのらしの中で見る多くのものは,商社の手をとどけられているのです。

1914年にそうぎょうした三谷商事も,100年をえる歴史の中で,取り組む仕事のないようを変化させたり新しい仕事にちょうせんしたりして成長を続けてきました。げんざいは大きく分けて3つの事業を柱にしています。まずはセメントや生コンクリートなどのけんちくようの材料をあつかう「けんせつ関連事業」,次にガソリンや灯油などの石油せいひんあつかう「エネルギー・生活関連事業」,そしてコンピューター関連の機器やソフトなどをあつかう「じょうほうシステム関連事業」です。国内の50きょてんと海外法人,約100社あるグループ会社とともに,社会のニーズにこたえる事業を行っています。

そのうち,「じょうほうシステム事業本部」では,いろいろな会社や役所,学校などのらいを受け,そのお客さまのしょくが仕事上でかかえている様々な問題をかいけつしたり,もっと仕事がスムーズにできるように相談に乗ります。その上で,コンピューターのシステムやネットワークを開発したり,機器やソフトをていあんすることが主な仕事です。

どんな職場

三谷商事は,げんざいのようなじょうほう化社会が来ることをえ,1969年にじょうほうシステム関連事業に進出しました。今,三谷商事がはばひろい分野の仕事に取り組んでいるのは,これまでに働いてきた社員一人ひとりが,社会の変化をするどく読み,「こんな仕事がやりたい」「こんな商品を開発したい」「こんな業界に進出したい」とちょうせんを続けてきた結果なのです。

わたしたちの「じょうほうシステム事業本部」は,コンピューターやデジタルといった最先端の分野で仕事をしていますが,最も大切にしているのは「人」です。どんなに通信や機械が発達しても,仕事は人と人とのしんらい関係の上に成り立っています。それはお客さまを相手にする場合も,会社の中で協力し合いながら仕事をする場合でも同じ。また,どんなにコンピューターが進化しようと,それを使って問題をどのようにかいけつしていくかを考えるのは人間しかできません。だから,わたしたちは人を会社の「ざいさん」だと考えているのです。

「これをやらせてください」「わたしまかせてください」。社内では,そんな言葉がどんどん出てくるようなふんづくりに努めています。こうしなさいというしつけは極力せず,自分で考え動き,積極的に物事に取り組む姿せいをきちんとひょうしています。もし失敗したとしても,別のところでしっかりその分を取り返せばいい。いわば,「出るくいばす」のが社風なのです。

三谷商事とその社員たちが今後さらに大きく成長するためには,変化をチャンスととらえ,エネルギッシュにじょうねつを持って行動すること。時代の変化に合わせるのではなく,時代の先を読んで新しいことにちょうせんしていくことが大切です。社員一人ひとりの熱い思いが,会社ののうせいを広げ,さらに社会を良くしていくことにつながると考えています。

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