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二度目の取材を終えた時には、「僕が植えたんだ」と立派な木を見上げ目を輝かせ、少年のように語ってくださった名人の姿に惚れ、私はすっかり林業のとりことなっていました。林業や森林の現状についてもっと多くの知識を持っていれば、より充実した内容の取材ができただろうにと思い無知が悔やまれてなりませんでした。同時に、日本にたくさん居る私のような人が、それぞれ少しずつ関心を持つだけでどれだけ現状は明るくなるのだろうと考えました。
北海道 S.T
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全て今後の自分の努力次第ではありますが、努力をしないでかなう夢などないと思います。それなら、こんなところで諦めずに無理だったとしても最後まで自分の夢に向かって進んで行こうと、そう思うことができました。私は名人への取材で背中を押されたような気がします。
北海道 M.O
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実際には、名人の言葉一つ一つに思い出が詰まっていて、文字数以内に収めるために載せられない言葉がたくさんあり、作業中は胸が苦しかったです。名人の言葉は名人の人生そのものなので、一言一句細心の注意をはらってまとめました。書き起こし、まとめていくと、その場ではうまく理解できていなかった内容が、わかるようになるなど、新たな発見が多くありました。
北海道 S.I
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私が一番大切にしていきたいと思ったのは人との関わりです。今の私の生活は、人との関係の上に成り立っているものなんだと聞き書き甲子園のいろいろな活動を通して感じました。だから、たくさんの活動に積極的に参加し、出会いの場を広げていきたいです。
青森県 T.O
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名人は仕事に対してこだわりと情熱がある人で、意欲を持って、本気で原木椎茸作りに人生をかけ、成功した人でした。私はそんな名人を尊敬しています。
山形県 Y.O
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2回の取材を終えて、聞く側が心を開いて話すと話す側も本心を話してくれるんだと気付きました。同じ内容の質問でも、聞き方ひとつ変わるだけで返ってくる答えが違ってきます。またお互いが構えて話している時ではなく、なにげなく話している時に素晴らしい言葉、いわゆる「名言」が落ちていることを感じることが出来ました。
埼玉県 Y.T
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聞き書き甲子園の研修会で百人の人とふれ合い話す機会があった。その集まった人達は全員初対面で多種多様な考えを持ち、人それぞれ個性がある。そんな人たちと話すことで自分が考えてもいなかった事や逆に自分の思いを相手にどうしたら理解してもらうかを考えながら話すことができたと思う。
東京都 R.O
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自然は私たちの手で守らなければいけないと同時に私たちもやはり自然にに支えられているのだろうなぁと実感しました。今までは、少し遠い存在だった自然が今では身近にそれでいて考えなければならないものとして、私の中に根付いたように感じます。
神奈川県 M.K
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山や川の自然の恵みを受けて生活していくには、私たち人間のわがままだけでは成立たないということや、時には自然の厳しさを受け入れなければならないことなど自然と人間の関わり方についてとても考えることができました。
岐阜県 R.N