<紙すき>の仕事 高知県梼原町ロギール・アウテンボーガルトさん 和紙の原料になる植物にはミツマタやコウゾがあります。ロギールさんの和紙作りは,自分の畑で原料の植物を育てることから始まります。農薬も肥ひ料りょうも使わずに原料の植物を育てて,和紙を作ります。手間はかかりますが,こだわりの栽さい培ばいから,品ひん質しつのよい紙が生まれます。 ロギールさんが経けい営えいする民宿「かみこや」は,2006年にオープン。工こう房ぼうの敷しき地ちに作られています。この民宿では,宿しゅく泊はくしながら紙すき体験をすることができます。部屋の壁かべや灯あかりにはロギールさんがすいた和紙がインテリアとして使われ,あたたかい雰ふん囲い気きをかもし出しています。 工こう房ぼうのある高知県梼ゆす原はら町ちょうは,きれいな水と自然に囲まれたところです。高知県は昔から和紙の原料となるミツマタやコウゾの産地です。工こう房ぼうがあるのは梼ゆす原はらでも標高の高いところで,冬には雪が積もります。暖あたたかいと原料が発はっ酵こうしてしまうので,この寒さが紙づくりに適てきしているのです。
キラリ仕事人 「原料から育てて手すき和紙を作る」 手すき和紙作家 ロギール・アウテンボーガルトさん あしたねインタビュー 聞き書き甲子園 第4回(2005年)参加作品 「オランダから来た日本文化伝承人」 記事を読む 寄付協力:株式会社ファミリーマート 協力:林野庁/公益社団法人国土緑化推進機構/NPO法人共存の森ネットワーク イラスト:平田 美紗子(林野図書資料館)
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