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- 長野県に関連のある仕事人
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1972年 生まれ
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せいかつそうだんいん生活相談員
若林 ひろみ -
仕事内容
入所者の
窓口 をする。 -
自己紹介
「役に立てている」と感じられるうれしさ
私 は飯綱 町にある特別養護 老人ホーム「矢筒 荘 」で,生活相談員として働いています。利用者が入所した後,その人の経費 や利用料の請求 をし,家族の相談の窓口 になります。私 は不規則 な勤務 形態 なので,土・日以外でも休みの日があったりします。
この仕事に就 くまでに大変だったことは,大学での実習や,毎日の課題をまとめることです。また,この仕事をしていてつらいのは,利用者さんが亡 くなる時のお別れです。あの時,もっとこんなことができていたらと考えてしまうことがあります。特に,親しく接 していた人が亡 くなると,悲しくなってしまいます。
この仕事に就 いて,自分の中で変わったと思うのは,20代の時には分からなかった,利用者さんの言いたいことが,年を重ねることで分かってきたことです。人生の先輩 をたくさん見てきたので,生きていくうえで大切なことを,たくさん教えてもらいました。また,利用者さんが外出や行事をきっかけに「楽しかった」と言ってくださったり,昔の話をしてくださったりして,「自分はこの人の役に立てている」と感じるときは,この仕事をしていてよかったと感じます。 -
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せいかつそうだんいん生活相談員
若林 ひろみ -
仕事内容
入所者の
窓口 をする。 -
自己紹介
利用者さんを
尊重 し,手助けする私 がこの仕事に就 いたきっかけは,中学生の時に,福祉 委員の活動で近所の老人ホームに手伝いに行ったことです。老人ホームで,あるおばあちゃんと話す機会があったのですが,その時,そのおばあちゃんがどういうことがあってここに来たのかや,これまでどういうふうに生きてきたのかなどという話をしているうちに,そのおばあちゃんの人生に興味 が湧 いてきました。そして,人と深く接 することができるこの仕事に就 きたいと思ったのです。
仕事をするうえでは,たくさんの利用者さんの一人ひとりを尊重 し,大切にお世話させていただくことを心がけています。そして,利用者さんができないことを,代わりに行うことも私 たちの仕事の一つです。できるだけ多くの人が利用したいと思ってくれるような手助けをしていくことが,私 の目標です。 -
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せいかつそうだんいん生活相談員
若林 ひろみ -
仕事内容
入所者の
窓口 をする。 -
自己紹介
行事もたくさんある
私 の一日の仕事は,午前8時45分から始まります。まず,朝礼を行うという内容 のアナウンスを流します。体操 をしてから,引き継 ぎをして,仕事に入ります。そして,午後5時30分に,仕事が終わります。
行事などがあると,利用者さんと会話を楽しんだり,触 れあうことができます。例えば,12月にはクリスマス会があります。所長がサンタクロースで,副所長がトナカイの役をやります。他にも,もちつきがあります。おもちを食べられない人には,替 わりの食事が出ます。ボランティアの方と一緒 に,しめ縄 も作るんですよ。
利用者さんの中には,自分の意思を自分で伝えるのが難 しい方もいらっしゃいます。ですから,困 っている人は,なぜ困 っているのか,その人の表情 を見て考えるように気をつけています。
また,この仕事に就 くには,「社会福祉 主事」という資格 が必要です。この資格 を取るために,私 は福祉 大学の学生になって,法律 のことや社会制度 ,歴史について勉強しました。 -