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- 岐阜県に関連のある仕事人
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1975年 生まれ
出身地 三重県
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
その店に合った和菓子を考案する
私は和菓子職人として,自分の手でお菓子を作ったり,お店から依頼を受けてお菓子を企画・考案したりして,商品として販売できるよう指導や監修をする仕事をしています。たとえば,岐阜市にある「ツバメヤ」という和菓子屋では,店をオープンする際に,どんなお菓子を売るといいかを店の人と相談し,小麦の全粒粉を使った生地をお客さんの目の前で焼くどら焼きや,口の中でとろけるくらい柔らかな食感のわらび餅などを考えました。私がそれぞれの和菓子に必要な材料や作り方を考え,店のスタッフが自分たちで作ることができるように,作り方を指導しています。また,店がオープンした後も,新しい商品や季節に合わせた商品を考え,提案をしてきました。
また,岐阜市で昔から続いている老舗の油屋「山本佐太郎商店」と協力して,「油屋と和菓子職人が作る,日持ちのする新しいお菓子を開発しよう」ということになりました。そこで私は,誰でも安心して気軽に食べられるおやつとして,岐阜県産の小麦粉や平飼いで育てた鶏の有精卵などを使い,国産の米油で1本ずつていねいに揚げたかりんとうを考案しました。お客さんに手に取ってもらいやすく,お菓子のイメージが伝わるように,パッケージも一緒に考えました。現在は,“大地のおやつシリーズ”という名前で商品化し,ビスケットやクッキーなど,次々と新しい商品を生み出して,全国で販売しています。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
レシピを考え,新しい和菓子を生み出す
新しい和菓子を考えるときは,朝早くからお気に入りの喫茶店へ行き,ノートに考えをまとめながら,アイディアを練ります。ベースとなるレシピができたら,思い描いた味や食感を作れるまで,実際に自分で何度もその和菓子を試作します。和菓子は,材料の配合や作り方が少し違うだけで味や食感が変わっていくので,さまざまな配合や調理法を試しながら,最適な作り方を見つけていきます。そのほか,実際に自分の商品を販売している店で,和菓子を購入するお客さんの反応を見たり,全国の和菓子屋や材料となる食材を作っている農家などを回って,さまざまな種類のお菓子や新しい素材を勉強したりして,アイディアをふくらませています。
また,新しい和菓子を考えるだけでなく,これまでに商品を提案した店で,毎日レシピ通りに和菓子ができているかを確認するのも,大切な仕事です。そのために,毎日,店で作られる商品を試食して,常に同じおいしさをお客さんに届けられているかを確認し,季節ごとの気温や湿度に合わせて材料の配合を変えたり,和菓子を作る機械の状態を確認したりしながら,より良い作り方を考えて改良を加えます。そして,実際に店のスタッフと一緒に作りながら,その作り方を伝えます。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
毎日作ることにも配慮して,製法を考える
私が和菓子を開発するときは,自分だけが作れるものではなく,実際に店の人が毎日作ることができるレシピや調理方法を考える必要があります。和菓子を作る環境はもちろん,使える素材やお客さんに持ち帰ってもらうパッケージ,賞味期限など,その店でできることとできないこととをさまざまな視点で考えながら,自分が考えた和菓子を実現する方法を見つけるところに難しさがあります。そのため,一つの商品を販売できるようになるまでには,1年以上かかることもあります。商品を販売し始めてから失敗することがないように,開発のときに試作を重ねながら,より良いレシピや調理方法を徹底的に探すようにしています。
大量の商品を作る際は,お菓子メーカーに協力してもらうこともあります。メーカーにはそれぞれに得意としているお菓子があるため,実際に作っている商品や工場の様子を見て,その技術を生かし,自分の選んだ材料を使ったオリジナルのレシピを考えます。たとえば“3じのビスケット”という商品は,通常のビスケットに使われているショートニングという油脂の代わりに,米油を使用しています。米油を使ったビスケットはそれまでになく,はじめは工場で「できない」と言われました。しかし,現在お願いしている工場で,一緒に何度も試作を行い,なんとか作ることができるようになりました。“大地のかりんとう”の場合は,障がいをもった人たちが働く施設で,一本一本のかりんとうを手作業で揚げ,手作りしてもらっています。和菓子を作ってくれる人が気持ちよく,効率的に作業に向かえるように,さまざまな工夫を凝らして開発をしています。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
体にやさしい素材を使う
和菓子を作る一番の目標は,お客さんに喜んで食べてもらうことです。そのために,私は安心して食べてもらえる素材を使うことを,一番大切にしています。私は,20代のころに無農薬や有機農法で栽培された野菜などを使う“自然食”に出会い,「食べるもので体はつくられていく」という考え方に感銘を受けました。それからは,小さい子からお年寄りまで安心して食べられる,素朴でやさしい和菓子作りを目指しています。
私が作る和菓子には,無農薬や特別栽培で育てられた米や豆などのほかに,黒米や雑穀,人工的な品種改良がされていない古代小麦など,これまであまり和菓子に使われていなかった素材を取り入れています。和菓子では,砂糖の純度が高くなるように精製された“白ザラ糖”を使うのが一般的ですが,私は砂糖の原料である“粗糖”を使用しています。こうした素材はとても味わいが深く,素材が本来持っている風味や香りを強く感じることができます。良い素材にこだわりながらも,できるだけ値段は高くならないように気をつけたり,毎日食べても飽きがこないように素朴な味を心がけたりしています。日常の中で気軽に食べてもらえて,ずっと愛され続ける和菓子を作っていきたいと思っています。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
和菓子作りはチーム一丸となって
一つの和菓子には,手間暇かけて食材を育てる農家さんや,食材を生かして和菓子を作る職人,できた和菓子のおいしさを伝えて販売する人,そしてそれを選んでくれるお客さんと,たくさんの人が関わっています。私はいつも,そのすべての人たちを1本の線で結んでいくのが,私の仕事だと思っています。
私がどんなに新しい和菓子のレシピを考えても,商品として販売するためには,関わるすべての人が力を出し合わなければいけません。それぞれのポジションで一人一人が持ち味を生かして輝ける方法を見つけ,「いい商品を生み出す」という同じ思いを持って和菓子作りに向かうことができれば,必ずいいものを作ることができ,お客さんにもその思いが伝わります。たくさんの人が関わる分,大変なことも多いですが,全員が一丸となって一つの商品を開発できたときは,その分,喜びも大きいです。そのために,自分の作り方だけにこだわりすぎず,関わるすべての人と歩調を合わせてチーム力を高めることが,大切だと思っています。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
人を喜ばせるうれしさを知り,和菓子の道に
私は高校を卒業後,会社員として働いていたときに,体にやさしい食材を使った自然食のレストランを訪れ,そのおいしさと考え方に心を打たれました。それから食べるものを作ることに興味を持ち,会社を退職して,アイガモを使った農法を用いて無農薬で稲作をしている三重県伊賀市の農家で米作りを勉強しながら,黒米や雑穀を作り始めました。農業をするうちに,地元で温泉イベントを開催している人から声をかけてもらい,「せっかくなら自分で育てた米や雑穀を使って,何か作れないだろうか」と考えて,米や雑穀の味を生かせるおはぎや草餅などの和菓子を作って販売しました。そのときにお客さんから「おいしい」と言ってもらい,私は,自分で作ったもので人に喜んでもらううれしさを初めて知りました。それがきっかけで「自分の店を開きたい」と思い,2004年に自宅の一角で「和菓子工房 まっちん」を開いたんです。
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
自分が考えた和菓子が注目を集めるように
最近は,多くの人が無農薬の食材を使った体にやさしい食べ物に関心を持つようになりましたが,私が工房を開いたのは,まだそうした食べ物を提供する店が珍しいころでした。それで,あるとき雑誌の取材を受けたことをきっかけに,全国からたくさんのお客さんが来るようになりました。しかし,当時は1人で店を経営していたため,急に多くなったお客さんへの対応や,大量の和菓子作りに追われるようになり,この先のことを考え,私は店をオープンして5年経った時点で,一度,店を閉めることにしました。
その後,知人から「岐阜市で和菓子屋を始めたいという人がいるので,紹介したい」という話がありました。その人は,和菓子屋をオープンして故郷の町を盛り上げたいという強い思いを持っていて,自然な食材を使った私の和菓子に,とても興味を持ってくれました。私はその熱意に心を動かされ,岐阜市に移住し,店の立ち上げを手伝うことにしたんです。そこから,私がそれまで作っていた,本わらびを使用したわらび餅をはじめとした和菓子に加えて,小麦の全粒粉を使ったどら焼きなどを開発し,店は2010年にオープンしました。その後も,油屋やパン屋などさまざまなお店と一緒に商品を作ったり,豆や穀物,和の素材を使って手軽に作れるおやつを紹介したレシピの本を出版したり,テレビ番組に出たりして,自然な食材を生かした和菓子作りを発信しています。 -
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町野 仁英 -
仕事内容
和菓子を考えて生み出し,チームで作る指導・監修をする。
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自己紹介
責任感が強く,負けん気が強いです。一方で慎重なところもあり,気になることがあると,納得するまで調べたり考えたりします。和菓子屋はもちろん,洋菓子やパンの店,飲食店などに行き,商品や店の魅力を研究するのが好きです。
人との縁を大切にしてほしい
私は学生時代,自分に自信を持つことができず,ずっと劣等感を抱えていました。しかし,自然食や和菓子作りという,自分が夢中になれることに出会えて,「自分にしかできない仕事をしよう」と思えるようになりました。途中,つらいこともたくさんあり,何度も辞めたいと思いましたが,それでもあきらめずに続けることができたのは,いろいろな人との出会いがあったからだと思います。私の場合,初めて食の大切さを教えてくれたレストランの方や,米作りを学ばせてくれた農家さん,全国で出会ったお菓子やパン,器を作る職人さんといった,自分が憧れる人に出会えたことが,その後の人生に大きな影響を与えてくれました。
今は夢中になれるものがなかったとしても,自分が憧れる人が見つかると,自然とやりたいことや目指す道が見えてくると思います。そのためにも,これから出会う人やその人との縁を大切にしてください。そして,夢中になれることが見つかったら,あきらめずに楽しみながら,その道を歩んでほしいと思います。 -