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- 東京都に関連のある仕事人
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1973年 生まれ
出身地 東京都
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エリヤフ・ゴールドラット
製造業の工場所長である主人公が、赤字続きの工場を立て直すビジネス小説です。目的や目標をはっきりさせる大切さを学ぶことができます。会社の机の上に置いて、頻繁に読み返しています。
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髙田郁
読書好きの社員やお客さまと本の貸し借りや情報交換をしており、とある社員に髙田郁さんをおすすめされたことをきっかけに読みました。幼いころに両親を水害で亡くした主人公の澪ちゃんが、立派な料理人になっていくストーリーです。主人公の強くあたたかい姿が印象的です。
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ニックネーム未設定
(茨城県 中1) -
ニックネーム未設定
(宮城県 小6) -
ニックネーム未設定
(和歌山県 小6) -
だい
(東京都 中2) -
ニックネーム未設定
(京都府 小5) -
ニックネーム未設定
(群馬県 小5)
- ※ファン登録時の学年を表示しています
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会社
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
ガスライター作りで培った技術を、新たな製品に応用する
私は東京都北区にある「興栄工業株式会社」の社長を務めています。興栄工業は1953年に私の祖父が始めた会社で、従業員は20名です。めっき(製品の表面に金属の薄い膜を被せる技術のこと)などの金属加工の技術を生かし、ライターや名刺入れ、美容製品などを作っています。私たちの会社は、もともとはガスライターを作る会社として設立されました。会社ができた1953年当時は今よりも多くの人がタバコを吸っていて、車や腕時計と同じようにライターも高級で良いものを持ちたいと考える人がたくさんいたのです。そのためライターの点火装置から外側の装飾まですべてを自社で作った高級ライターを売っていました。 しかし高度経済成長期の終わりと同時に高級ライターの需要量も少なくなり、新たな事業を考える必要がありました。そこで目を付けたのが、1970年代後半から人気を集めたZIPPO社のオイルライター「ジッポーライター」でした。ガスライター作りで培っためっき加工の技術を生かし、ジッポーライターの装飾めっきを手掛けることになったのです。装飾めっきとは製品の表面に細かな金属の模様を入れたり、さまざまな色の樹脂を使って絵柄を描いたりする技術のことを言います。その後も、点火装置の技術を生かして車のエンジンをつける装置やアウトドア用のガスコンロを作りました。また、熱を制御する技術を生かし、カッターの温度を上げて熱の力でムダ毛を切るヒートカッター作りなどもしてきました。自分たちが持っている金属加工の技術を応用し、時代に合った新しい製品を生み出し続けているのが興栄工業の大きな特徴です。
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
社員の個性を新製品の企画に生かす
興栄工業のものづくりは、企画グループのメンバーが企画を考えるところから始まります。各メンバーが新しい企画を考え、月に一度の打ち合わせに持ち寄るのです。実は興栄工業の企画グループは、金属を磨いてピカピカとした見た目に仕上げる「研磨」や不良品がないかをチェックする「検査」など、生産工程を担当している社員たちで構成されています。自分たちにはどんな技術があるのかをよく理解しているからこそ、どういった製品なら作ることができるのかを検討できるのです。それから、企画グループのメンバーは、ゲームや映画などそれぞれが好きなものを持っています。私は「熱中して打ち込めるものがあるのなら、それを生かしてもらいたい」と考えているので、自分の興味や得意分野を生かした新製品を企画してもらっています。月に一度のペースで集まって話し合いを重ね、「誰に」「何を」売るかを決めたら、次はデザインを考えます。金や銀など数種類あるめっきの中から何を使うのか、どんな装飾加工をするのかなどを決めます。デザインが決まったら製品を作るのにかかる費用が分かるので、そこに会社の利益を加えて販売価格を設定します。そして製品を取り扱ってくれそうなメーカーに連絡し、デザインや販売価格、製品の魅力などを伝えます。メーカーが興味を持ってくれたら、いただいた意見を踏まえてデザインを修正したり、販売価格を下げるための原材料の見直しなどを行ったり、最終的なサンプルを渡して本採用かどうかを決めてもらいます。そして本採用の場合は納品日を決め、納品日にあわせて生産をするという流れです。企画から納品までは短いと1か月、長いものは1年くらいかかります。
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
新規事業を開拓し、会社が進むべき道を切り開く
社長である私の一番大切な仕事は新しい仕事を生み出すことです。時代とともに人々が必要とするものは変わっていくからこそ、次に興栄工業が作るべきものを見極め、会社が進んでいく道を切り開いていかなくてはなりません。ガスライターで培った技術を車のエンジンをつける装置やアウトドア用コンロに応用してきたように「今持っている技術と何かを組み合わせることで新しいものを作れないか」常に考えています。それから、毎日のようにインターネットを見て「今、何が売れているのか」「これから何が求められるのか」という情報を探しています。 私が新しい仕事を生み出すことに力を入れる背景には、これまでの経歴が関係しています。実は学生時代は興栄工業に入社する気は全くなく、内定をいただいていた印刷会社に就職するつもりでした。しかし大学を卒業する直前に、父が経営する興栄工業の経理担当の社員が急死してしまい、人手が足りなくなったという理由でしばらくの間会社を手伝うことになったのです。そのため営業や事務など決まった役職はなく、人手の足りない仕事を任されていました。すると次第に「この製品を売ってきて」と営業担当のいない新製品を渡されることが増えてきて、気づけば一人で新しい製品のサンプルを作り、売り込むようになりました。全く英語が話せないにもかかわらず、アメリカに行って現地のメーカーに売り込んだこともあります。そのまま新製品を中心に担当するようになり、これまでアウトドア事業などのさまざまな新しい分野の仕事を立ち上げてきました。こうした経験が、今の「新しい仕事を生み出して会社を引っ張る」という社長としての在り方につながっていると思います。
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
日本の大手メーカーも認める「緻密さ」が強み
興栄工業の強みは緻密さです。めっき加工はほぼ職人さんの手作業で行っており、高い技術力によって細かな模様も表現することができます。また、ライターやコンロなど本体から手掛ける製品はどれもいくつもの細かなパーツが組み合わさってできており、美しい仕上がりになっています。 ただ、興栄工業の工場はけして広いわけではなく、すべての製品を自社で作ることはできません。時には外部の工場に生産を依頼することもあります。そのため、外部の工場で作ったとしても同じくらい緻密な仕上がりになるよう努力しています。例えば美容商品のシェーバーの一部は中国の工場で生産しているものもあります。中国は短期間でたくさんのものを作ることに長けていますが、日本に比べると丁寧に細かなものを作ることは苦手かもしれません。そのため最初に依頼をしたときは、品質に対する注文の多さに、少しだけ嫌な顔をされてしまいました。しかし軸をぶらさずに「緻密さは絶対に守りたい」と伝え続けたところ、なんとか協力してもらえるようになりました。さらには興栄工業の製品を作っていることを知った日本の大手メーカーから「こんなに品質の高い製品が作れるなら、うちの製品も任せたい」と新たな仕事の依頼も入ったそうです。けして妥協せず、興栄工業が誇る緻密さにこだわり続けた結果、短期間でたくさんのものを作ることができるうえ、日本の大手メーカーを魅了する技術力まで持つ工場へと変わっていきました。
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
原材料の値上げは、より良いものづくりで乗り越える
今、一番大変なことは原材料の値段が上がっていることです。以前は1グラムあたり約5,000円だった金の値段が、今は約8,000円になっています。とても高価なものなので、製品を作っている途中で不良品ができて金のめっきなどが無駄になると、大きな損失になってしまいます。 また、原材料の値段が上がったからといって、簡単に販売価格を上げることができないのもこの仕事の難しい点です。なぜなら私たちが作っている金属製のライターやヒートカッターなどの製品は、食べるものや着るもののように「毎日使う」「なくては困る」ものではないからです。たとえ買わなかったとしても生活に困ることはありません。「値段が上がるなら買わなくていいや」と考える人も少なからずいるでしょう。 そのため、最近は売るものから変えていかなくてはいけないと考えています。たとえ販売価格が高くても「欲しい」「必要」だと思ってもらえる製品を作るということです。決して簡単なことではないですが、これからも会社を続けていくために取り組んでいきたいと思っています。
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岡本 衞 -
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金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
作ったものに満足してもらえることが何よりもうれしい
私がこの仕事をしていて一番喜びを感じるのは、自分たちの製品を使ってもらえることです。そのため、使ってもらっていることや喜んでもらえていることを自分の目や耳で感じることができると本当にうれしくなります。 以前、とあるモデル事務所で「興栄工業の美容製品を知っていますか?」とアンケートを実施しました。するとアンケートに参加していたモデルさんのうち1/4の方々が「持ってる!」「ヘビーユーザーです!」と回答してくださり、とてもうれしかったことを覚えています。 また、アウトドア製品を手掛けていた2、30年前、とあるアウトドアショップの店長さんに製品の良さを必死に伝えて、店頭に置いてもらえたことがありました。後日、そのショップが新聞で紹介され、店長が興栄工業の製品も紹介していたのですが、そこで話していた内容と、私が説明した内容がほとんど同じだったのです。さらには「この製品のコンセプト、すごく面白いんですよ」と絶賛してくれていました。私が製品に込めた想いが伝わり、喜んでもらえていることを実感できた出来事でした。 ものを作って売る会社としては、たくさんの人に買ってもらえるに越したことはありません。でもたとえ売れ行きが良くなかったとしても、どこかに使ってくれている人がいて、「この製品いいね!」と言ってもらえたら、それで十分だなと感じます。
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岡本 衞 -
仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
数学の勉強を通して、物事の根本を理解する大切さを学んだ
子どものころは、とにかく絵を描くことが大好きでした。家でも学校でも暇さえあれば絵を描いていて、小学生のときにはノートを飛び出し、学校の机にまで絵を描いて怒られたこともあります。その一方、勉強は大嫌いで、中学時代の3年間はずっと学年ビリの成績でした。見かねた両親が家庭教師をつけてくれたのですが、その先生との出会いが大きな転機となりました。家庭教師を務めてくれていたのは、当時興栄工業に勤めていた中国人の男性で、中国にいたときは数学の先生をしていたそうです。彼は公式を覚えてひたすら計算式を解かせるような指導ではなく、公式の意味や作り方を教えてくれました。そのおかげで、パズルをやっているかのように楽しんで勉強をしていました。すると高校2年生のときには学年でトップ10に入るくらい、勉強が得意になっていたのです。その先生から学んだ「物事の根本を理解する大切さ」は、ものを作ったり売ったりしている今でも生かされていると思います。
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仕事内容
金属を加工し、便利で楽しく使えるものを作る。
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自己紹介
子どものころから、一度始めたら最後までやり遂げる性格です。オフの日は趣味の躰道や八重山三味線、DIYなどのものづくりをして過ごしています。
個性が認められる世の中だからこそ、自分の気持ちを大切にしてほしい
「日本はものづくり大国だ」ということを聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、今の日本には職人と呼ばれる人の数がどんどん減ってしまい、身の回りの多くのものを海外からの輸入品に頼っています。そのため、日本がものづくり大国と言われてもそうは思わない人が多いのではないでしょうか。しかし日本にしかない技術はまだまだたくさんあります。私はものづくりに対する日本人の熱量の高さは世界でもトップレベルだと考えています。それをぜひ、みなさんに知ってもらえるとうれしいです。 そして、ものづくりが好きならばものを作る仕事、ゲームが好きならゲームのプロ、食べることが好きなら料理人など、好きなことや興味のあることをぜひ仕事にしてほしいなと思います。一人一人の個性が認められる世の中だからこそ、自分の気持ちを大切に、やりたいことに向かって積極的に頑張ってみてください。
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