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- 大阪府に関連のある仕事人
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1975年 生まれ
出身地 東京都
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
馬の
靴 である蹄鉄 は1ヶ月ほどで交換 装蹄師 とは馬の蹄 に蹄鉄 を打つ技術者 のことを言います。蹄 とは,簡単 にいうと馬の爪 のことです。馬だけでなく牛や鹿 にもありますね。蹄鉄 とは人間でいえば靴 のようなものです。乗馬クラブクレイン大阪 に来る馬は,ほとんどがこれまで競馬場で競走馬として走っていました。そしておおよそ8歳 くらいで引退 し,乗馬用の馬として訓練されます。ですから基本 的には皆 ,肢 に蹄鉄 を付けています。その蹄鉄 は,普通 に運動していれば1ヶ月ほどですり減 り,同時に蹄 も伸 びてきます。そこですり減 った蹄鉄 を外し,専用 の刃物 で伸 びすぎた部分の蹄 を削 ります。そして,その蹄 に合わせて,新しい蹄鉄 を調整して付けて直します。その時,蹄鉄 の密着 性 を高めるため,蹄鉄 を熱し蹄 に押し当 てることもあります。これが,私 たちの基本 的な仕事の流れです。 -
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
1日6頭から8頭の馬の
装蹄 作業をします出勤 時間は,毎日午前8時。まずは道具の準備 をし,その後ストレッチ体操 をします。毎日同じような姿勢 で作業をするので,私 の場合はストレッチが欠かせません。9時から仕事がスタートします。この乗馬クラブには常時 170頭ほどの馬がいます。その中で装蹄 作業を行うのはだいたい1日に6~8頭。1頭の作業時間は約1時間ほどです。ですから午前中に3頭,午後に3~5頭というペースです。時には専属 の装蹄師 がいない乗馬クラブに出張 して作業することもあります。季節による差はほとんどありませんが,夏場はお客様も多いですし,気温が高いと蹄 も伸 びやすいので,忙 しくなります。馬は蹄 が伸 びると,蹄鉄 の安定性 が悪くなり,馬にとっても,乗馬をするお客様にとっても危険 な状況 になりますから,注意しなければなりません。 -
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
馬が話をしてくれたら楽なのですが
人間であれば
靴屋 さんに行って,気に入った靴 を試しに履 いて,歩いたり屈伸 運動をしたりしてみて,つま先がひっかかるとか,かかとがすれて痛 いから別の靴 にしてくださいと店員さんに言えます。でも,馬の場合は残念ながらしゃべれません。例えば,新しい蹄鉄 を付けてどうも左の後肢 に違和感 があるとか,走るとちょっとだけど痛 みを感じるとか言ってくれれば,すぐに修正 できるわけですが,そうはいきません。ですから,歩く姿 や肢 の運びを慎重 に観察し,これまでとの微妙 な違 いを判断 していくわけです。また,馬ごとに蹄鉄 の具合が良いとか悪いとか表現 方法も皆 違 うので,その個性 も理解 しなくてはいけません。そこがこの仕事の大変なところですし,苦労するところです。 -
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
資格 試験を受験するのに15年私 は,装蹄師 になって今年で20年になります。その間に3種の免許 を取得しました。まず,装 削蹄 協会の認定 試験に合格 するともらえる2級の免許 。そして,受験をするために必要な実務 を5年経験 した後,次の1級試験に合格 。その後さらに10年の実務 経験 を経 て,今度は指導級 資格 の免許 を取得しました。これまでに,そんな実務 と試験を経 て,さまざまな経験 を積み,先輩 方の指導 も受け,その結果として,馬が喜んでくれるような新しい靴 を作ってあげられるようになったのだと思います。古い蹄鉄 を外し,完璧 に蹄 を削 り,新しい蹄鉄 をしっかりと装着 できたとき,作業場から出ていく馬の歩く姿 がとても美しいのです。そんな姿 を見ると,仕事としてのやりがいをシミジミと感じます。 -
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
削蹄 に失敗は許 されない例えば,人の場合を考えてみてください。もしも,
間違 って爪 を切りすぎたら,とても痛 いですし,深爪 はなかなか治りません。 人の爪 も馬の蹄 (爪 )も本来は同じものです。馬の場合も蹄 を削 りすぎたり斜 めに削 ったりしたら大変なことになってしまいます。馬の蹄 は月に8~10ミリ位伸 び,伸 びた部分を専用 の道具で削 ります。馬の蹄 を削 ることを削蹄 といいます。馬の蹄 を削 る道具は削蹄剪鉗 という専用のニッパーを使います。人間用の軽くて小さい爪切 りと違 い,とても大きく,重いので,簡単 には扱 えません。鎌 のようなナイフやヤスリも使います。しかし,いくら大変だと言っても,削蹄 はやり直しはできません。ですから常 に十分な配慮 と集中力が必要になりますし,相手は生きている馬なのだということを常 に意識 しなくてはなりません。 -
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
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そうていし装蹄師
伊藤 将 -
仕事内容
馬の靴屋さん
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自己紹介
子どもの頃からカッコイイ馬が大好き。体力があり工作が得意なのが自慢です
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