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- 東京都に関連のある仕事人
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1981年 生まれ
出身地 東京都
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
お客さまのやりたいことを聞き出して形にする
私は1985年に東京都北区で創業した衣料品製造会社「丸一」の2代目の社長です。初代の社長は私の父です。社員はグループ会社を合わせた全体で200名ほどいます。私たちの会社では,メンズやレディースの衣料品だけではなく,アーティストのステージ衣装・グッズ,アニメ関係の衣類なども作っています。もともと東京都内に自社工場を持っていましたが,現在はそれに加え,中国に2つの工場も持っています。
衣料品はオリジナルブランドの服を作るほか,お客さまから依頼されて,他のブランドの衣類も作っています。注文を受けて衣類を作る場合は,お客さまの実現したいことを聞き出すことも私の仕事のひとつです。膨大な生地サンプルからぴったりな生地を選んで見積もりを出し,提案します。提案が決まると,どういう加工にしたいか,どういうプリントにしたいかなど,細かな打ち合わせが始まります。
現在は90社くらいの取引先があり,毎月,服の型を300から400,動かしています。ようやく納品してもすぐに次の仕事が始まるので,心が休まる時はありません。最近では,洋服以外にも傘や携帯バッテリーなどのグッズを作るなど,新しいことにもチャレンジしています。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
仕事はスピード感を持って進める
私は毎朝9時に出社して,社員と朝礼をします。そのあとは,お客さまとの商談です。平均で1日3社ほど,多いと8社以上アポイントがある日もあります。私は人と話すことが好きなので,商談をしている時はとても楽しいですね。自分の仕事だけではなく,社員から報告や相談をされたり,常に忙しいのですが,絶対に残業はせずに夜7時には帰ると決めています。私が早く仕事を終えて帰れば,社員も早く帰りやすいですよね。
私はとにかく仕事が早い方で,決断するのも早いと思います。仕事においてスピード感はとても大切です。私たちの会社は都内に工場を持っているため,Tシャツであれば依頼をもらった翌日にはお客さまの元にお届けできる,くらいのスピード感を持って仕事ができます。これは地方や国外の工場ではできないので,私たちの強みだと思っています。とはいえ,仕事は私一人で何から何まで全部できるわけではないので,デザイナーや営業の社員などと手分けをして力を合わせてがんばっています。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
失敗は改善することで必ず成功に結びつく
私は「毎日を楽しむ」をモットーにしているので,仕事において辛いと思うことはありません。たとえ失敗しても,問題を解決して,成功に結びつけられるようにするので,楽しくなるんです。失敗したことにくよくよするのか,乗りこえたときの喜びを優先するのかで,モチベーションが違うような気がします。
私はいつでもポジティブに物事を考えるようにしています。高校を中退して15歳からいろいろな仕事をしてきましたが,今まで挫折を感じたことはありません。例えば,会社が赤字のときでも,もうここから絶対上がるしかないんだと思ってしまうんです。上がるための努力をするので,悪くなるはずがないというか。お陰さまで日本も中国にある会社もずっと右肩上がりですし,日々改善することを心がけているので,悪くなる要素がありません。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
ものづくりをするうえでは,譲れないところも
私の仕事の魅力は,お客さまといっしょに,思い描いたものを形にできることだと思います。ものづくりは,お客さまの言うことを100%聞けばいいというわけではありません。品質を高めるためには,時に「ここは絶対にこうしたい」という自分たちの譲れない意思を伝えることも大切です。そうやって努力して作るからこそ,街でたまたまその洋服を着てくれているのを見かけたり,テレビや雑誌でタレントさんが着てくれたのを見ると,うれしいですね。
今は社員も30代が中心になっているので,服づくりの喜びをもっと若い人たちにも知ってもらいたくて,服飾関係の学校を卒業したばかりのデザイナーの卵を育てて,いっしょに何かできないか考えています。どうしても工場は地味なイメージがあるので,デザイナーになる夢を叶えられる場所として,イメージを変えていきたいと思っています。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
お客さまには誠意を持って
仕事をする上で大切にしているのは,衣類を注文してくれるお客さまに,誠意をもって接することです。お客さまがこういう服を作りたいと想像している以上のものを表現したいと考えています。私自身も一人の消費者なので,自分が買うとしたらこれでいいか,悪いかという感覚を基本にしています。そのため,時にはお客さまにも「すごく安くできるけれど,これで売れるの?」などと,はっきり言ってしまうこともあります。そして,その後には必ず「生地を変えて値段を上げたほうがいいのでは?」など,経験をもとにアドバイスをして,適正な品質と価格にしていきます。お客さまの言っていることばかりを聞いていたら,私たちが作らなくても,どこの業者でもできてしまいます。私たちがしっかりプロとして意見を言いながら作っていくのが,うちの会社の良さだと思っています。
また,仲間である社員も大切にしています。例えば,社員の意見を尊重して,お互いに自由に意見を言える雰囲気を作っています。そして,働く場所や服装などを自由にして,結果を出せれば何をやってもいいと言っています。社員を大切にすると,会社を大切にしてくれます。そうなってはじめて,会社がお客さまを大切にできるようになるんです。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
子どものころから何にでもチャレンジしてきた
昔から本当に何にでもチャレンジする子どもでした。一人で三輪車に乗って,ひと駅先まで行ってしまったこともありました。何に対しても好奇心旺盛で,まずやってしまうタイプなのは,このころから変わりません。頭で考えるよりも,やってみてから考えるほうがいいと思うので,何でもいいからやってみて経験することは大切だと思います。
小学生のころは,毎日放課後にサッカーやドロケイ,ドッジボールをやったり,とにかくずっと体を動かしていました。当時は,夕方のチャイムギリギリまでどうやって遊べるかしか考えていなかったですね。中学生になると,サッカー部に入って,平日は練習,土日は試合と,サッカーばかりやっていました。勉強しているより,とにかく動いていたかったんですね。
子どものころから親の仕事は意識をしていて,学校でも服飾を勉強し,この会社に入りました。努力した結果,私が会社を継いでから,会社の規模もかなり大きくなりました。中国の2つの会社は私の代で作ったのですが,グループ全体で売り上げは倍以上に成長しています。これからもっと大きくなる可能性が高いので,楽しみですね。 -
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一ノ瀬 広行 -
仕事内容
お客さまが着たいと思う服を形にする。
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自己紹介
好奇心があって,何でもまずやってみる性格です。休みの日も朝8時には起きますが,ソファに座って一日中,映画を見ているなど,オフはインドア派です。
ポジティブに生きる環境は自分で作ろう
いろいろなことを経験してみて思うのは,まずはおそれずやってみてほしいということです。失敗をおそれてしまうのは,周囲の影響も大きい気がします。まずは,何に対してもポジティブにチャレンジできるように,自分の環境を作っていくべきだと思うんです。だから,まずやってみて失敗しても「次があるよ!次はこれやろうよ」と言ってくれる仲間を周りに増やすべきだし,みんながそうなっていくような雰囲気を作っていくべきだと思います。
人の心はスポンジのようなもので,周りの影響を受けるものです。周りの環境によってどんな色にも染まり,黒くもなれば,白くもなります。だから自分で環境を選ぶことが大切です。また,将来どうなりたいか,何をしたいかは,自分で悩みながら選んでほしいです。悩むことから逃げるのではなく,がんばってチャレンジして,道を切りひらいていってほしいです。 -