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- 東京都に関連のある仕事人
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1971年 生まれ
出身地 千葉県
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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自己紹介
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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自己紹介
POSシステムのしくみ
POSシステムは,たくさんのコンピュータがつながっていて,スーパーを
運営 するのに必要となる,さまざまなデータをやりとりしているしくみです。たとえばみなさんがお菓子 を買う時。スーパーの人がお菓子 をレジにかざすと,ピッと鳴って,レジは別のコンピュータに金額 を調べにいきます。コンピュータの中には,その日売っている全部の商品の金額 が入っています。たとえば,定価 300円で売っているお菓子 が,「本日のセール」で150円になったりすることがありますよね。間違 えて300円で売ってしまわないように,毎日変化する商品の金額 もきちんとコンピュータに入っているんです。コンピュータは,正しい商品の金額 を取り出してレジへ伝えます。するとみなさんの目の前に金額 が出てくる。レジが金額 を出しているように見えるけど,実はものすごい速さで,別のコンピュータに金額 を出すための情報 を取りにいっているんです。 -
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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自己紹介
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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自己紹介
まるでロボットのよう!
僕 はこのPOSシステムのしくみを作っています。お店の人がほしい情報 を集めるにコンピュータをどう使えばいいかを考えます。お客さんの動き方や情報 の流れ方をエンジニアのなかまたちと話し合いながら,設計図 を描 いて,プログラムを組みます。僕 が考えて組んだプログラムでコンピュータやレジの機械が動く。それはまるでロボットのよう。その姿 を見ると,すごくうれしいし,感動です。僕 がこれまで作ったPOSシステムは全国のいろんなお店で使われています。レジでお金を払 うとき,あっ,僕 の作ったヤツ! なことがよくあります。 -
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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お金が紙くずになっちゃった!
コンピュータはとても
複雑 ですから,実際 に使われる前に,正しく動いているか,何度もテストを繰り返 します。そのテストで昔,僕 は大失敗をしたことがあります。日本で初めて,POSシステムとお金を数えて出し入れできる機械を合体させたしくみを作っていた時のことです。お札を計算する機械をテストしようと,ほんもののお札,百万円ぐらいを機械に入れて,スイッチオン。ところが数えるはずの機械が,お札を次から次へとちぎっていく! うわぁと,あわててスイッチを切っても,すぐには止まってくれず,ほとんどのお札は紙くずに。目の前でちぎれていく姿 を見て,僕 は叫 んでいたようです。でもご安心を。そのちぎれたお金は銀行にもっていって,きちんと新しいものに交換 してもらいましたし(銀行の人に怒 られちゃいましたけどね),テストをしたおかげで実際 に使われるときにはきちんと動くようになりました。 -
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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スイッチを入れるだけじゃ動かないコンピュータ
コンピュータは小学生から
触 っていましたね。僕 らが小学生のころのコンピュータはスイッチを入れただけじゃ動かない。プログラムを作ることで,ゲームそのものを作ってからゲーム開始!僕 はお店のコンピュータを触 らせてもらい,ゲームを作っていました。ゲームが動くと,お客さんも集まるでしょ。だからお店の人も触 らせてくれたんです。高校までずっとコンピュータが好きで,このころに自然と身についた技術 が,今の僕 にものすごく役立っています。でも,子供 のころはコンピュータの仕事をしようと思っていませんでした。 -
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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ある本との感動の出会い
コンピュータがずっと好きだったけど,高校2年生のときに転機がおとずれました。「ファインマン物理学」という本と出会い,感動してしまったんです。なぜ熱いスープはふーふーすると冷めるのか,そんな自然のしくみが書いてありました。自然ってスゴイ。もっともっとこのしくみを知りたい。そう思って,大学では物理学を学ぼう! と親に
黙 って受験をしました。親は僕 がお医者さんになるものだと思っていたから,バレたときには怒 られましたけどね。大学卒業後も,そのまま勉強を続けて物理学者になろうと思っていました。でも,親にお金を出してもらって勉強を続けるのはカッコわるいし,好きなことをやるのに,迷惑 をかけちゃいけないと思って,大学卒業の後は会社に入ることに決めました。そしてまた,コンピュータに戻 ったのです。 -
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仕事内容
レジのプログラムを開発する
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遊びを作ろう
僕 はコンピュータが好きな小学生だったけど,外でもたくさん遊びました。セミ採 り,カエル採 り,水たまりでザリガニ釣 り。何もない公園でもコオリオニ,缶 けり,馬とびなど,遊びは自分たちで考えましたね。みなさんも作られたゲームをやるばっかりじゃつまらないでしょ。友だちと一緒 に遊びやゲームを作ってみてはいかがでしょう。遊びを作るということは,才能 をみがくこととおなじ。自分のあたまで考えるから,いろんな発見ができるし,あたまの中で電気がついたように,ひらめくことがあるんですよ。僕 は大人になった今も,お昼休みついでに外を歩き,いつもは気づかない小さな発見を楽しんでいます。毎日が小さな冒険 ですね。みなさんも好きなことを探 すつもりで外に出て,遊びを作ってみてはいかがでしょう。必ず発見がありますよ。 -