• 福井県に関連のある仕事人
  • 1988年 生まれ

    出身地 福井県

せいさんかんり生産管理

稲井いない 優子ゆうこ

  • 仕事内容

    お客様の要望を聞き,社内の製造(せいぞう)部門と生産量や納期(のうき)を調整する仕事。

  • 自己紹介

    人なつっこい性格(せいかく)。休日はネイルをしたり,実生活に生かせる食生活アドバイザーの勉強をしたり,いろいろなことに興味(きょうみ)があります。

  • 出身高校

    福井県立福井商業高等学校

稲井 優子


仕事人記事

お客様と社内の橋渡(はしわた)し役

お客様と社内の<ruby><rb>橋渡</rb><rp>(</rp><rt>はしわた</rt><rp>)</rp></ruby>し役

(わたし)福井(ふくい)県の「清川メッキ」という会社で製造(せいぞう)部門の生産管理という仕事をしています。 生産管理とは,お客様と社内の製造(せいぞう)部門をつなぐ橋渡(はしわた)し役です。具体的には,生産量や納期(のうき)といったお客様の要望と社内を調整する仕事です。(わたし)担当(たんとう)している生産管理の品物は,主にインターネットサーバーに使われる基盤(きばん)のめっきです。めっきの技術(ぎじゅつ)は,基盤(きばん)高密度(こうみつど)化や小型化,高性能(こうせいのう)化に生かされて,社会のインフラを(ささ)える大切な役割(やくわり)(にな)っています。また,サーバーというのは,パソコンより,さらに高い品質(ひんしつ)が求められます。お客様から品質(ひんしつ)に関するお問い合わせをいただいた場合は,要望にきちんと(こた)えられるように心掛(こころが)けています。

製造(せいぞう)は月末がピーク

<ruby><rb>製造</rb><rp>(</rp><rt>せいぞう</rt><rp>)</rp></ruby>は月末がピーク

朝は8時に出勤(しゅっきん)し,朝礼を()ませ,その日の生産内容(ないよう)などをチェックします。そのあとは現場(げんば)に入り,製造(せいぞう)検品(けんぴん)の手伝いをします。その間にお客様の問い合わせなどがあれば,その都度対応(たいおう)するという流れです。1日中,生産管理だけをしているのではなく,現場(げんば)に入りながら連絡(れんらく)をとります。夕方になるとその日の出荷の伝票整理をして生産状況(じょうきょう)把握(はあく)します。お客様は納品(のうひん)期限(きげん)を月末にすることが多いので,製造(せいぞう)部門は,月末に近づくにつれ,とても(いそが)しくなります。(いそが)しくなると生産効率(こうりつ)も下がりますので,生産管理としては,製造(せいぞう)優先度(ゆうせんど)変更(へんこう)したり,出荷の順番を変更(へんこう)して必ず間に合わせるようにします。

生産管理は人にお願いする仕事

生産管理は人にお願いする仕事

お客様から依頼(いらい)される数が計画的に()える場合と突発(とっぱつ)的に()える場合があり,その調整をすることが(むずか)しいですね。注文が()えることは非常(ひじょう)(うれ)しいことなので,お客様の要望にできるだけ(こた)えたいとは思いますが,(うら)を返せば製造(せいぞう)部門に相当な負担(ふたん)をかけるということです。この場合は,他の部門に手伝ってもらったり,優先(ゆうせん)順位を変更(へんこう)してもらったりと,いろいろなお願いをすることで乗り切ります。生産管理自身が手を動かすのではなく,人にお願いすることで仕事を回しているので,作業をする人のことを考えると非常(ひじょう)に心苦しい選択(せんたく)です。

チームの団結(だんけつ)(はだ)で感じる瞬間(しゅんかん)

チームの<ruby><rb>団結</rb><rp>(</rp><rt>だんけつ</rt><rp>)</rp></ruby>を<ruby><rb>肌</rb><rp>(</rp><rt>はだ</rt><rp>)</rp></ruby>で感じる<ruby><rb>瞬間</rb><rp>(</rp><rt>しゅんかん</rt><rp>)</rp></ruby>

当然ですが,製造(せいぞう)(とどこお)りなく終わり,無事納品(のうひん)できたときはうれしいです。お客様に「ありがとう」と声をかけてもらえると次の仕事も頑張(がんば)ろうという気持ちになります。また,大量の注文を,社内のみんなで協力して乗り切ったときは,感謝(かんしゃ)の気持ちと同時に仕事への充実感(じゅうじつかん)を味わいました。以前,ゴールデンウィークの前に注文が入り,どうしてもその間に製造(せいぞう)しないと間に合わないというときがありました。すると「(わたし)はその日は出られる」「(ぼく)はこの日だけなら手伝える」と,社内の人が率先(そっせん)して協力してくれたのです。そして,無事に納品(のうひん)が終わったとき,「おつかれさま」「頑張(がんば)ったね」とさまざまな人が声をかけてくれました。感謝(かんしゃ)と同時にチームの素晴(すば)らしさを知り,仕事への自信にもつながりましたね。

コミュニケーションが大切

コミュニケーションが大切

生産管理はお客様の要望を聞いて社内にお願いする仕事です。ですので,普段(ふだん)から社内の人とのコミュニケーションは欠かせません。仕事上の直接(ちょくせつ)のコミュニケーションだけでなく,昼食などでも積極的に人と(せっ)して(なや)みを相談したり,自分のことを話したり,相手の話を聞いたりして,人間関係を(きず)くようにしていますね。それは,先輩(せんぱい)であっても後輩(こうはい)であっても同じです。相手がどんな人か知っているのと知らないのでは,仕事を依頼(いらい)するときもだいぶ(ちが)います。お客様と会うときも,いきなり仕事の話はしません。挨拶(あいさつ)やちょっとした会話の中で,その人のことを理解(りかい)するように心掛(こころが)けています。そうすると,仕事の話もスムーズになることが多いように思います。仕事で信頼(しんらい)関係を(きず)けるかというのは,普段(ふだん)からのコミュニケーションも大切だと思います。

きっかけは職場(しょくば)体験

きっかけは<ruby><rb>職場</rb><rp>(</rp><rt>しょくば</rt><rp>)</rp></ruby>体験

(わたし)は高校生のときに,この会社に来て職場(しょくば)体験をしたことがあります。ちょうどそのとき,部活の先輩(せんぱい)が働いていて,家族のような雰囲気(ふんいき)の温かい職場(しょくば)であることを知って入社を決めたのです。入社して2年目のときに仕事の目的や目標について自らが考えるという「Iビジョン」というサークルのリーダーを経験(けいけん)しました。仕事内容(ないよう)把握(はあく)して,課題点をあげ,どのようにすれば解決(かいけつ)するかチームで話し合い,実際(じっさい)に行動するという活動です。この経験(けいけん)が今の仕事につながりましたね。今は入社して10年立ちましたが,2年目で仕事の全体の流れを知ったことは大きかったです。

バスケ部で知ったチームの大切さ

バスケ部で知ったチームの大切さ

小学生の(ころ)は人見知りな性格(せいかく)でした。5(さい)(はな)れた兄にいつもくっついてまわるという感じだったのです。その後,中学校のときにバスケ部に入り,高校ではバスケ部のマネージャーになりました。次第に人と話すことにも()れ,むしろ人と話すことが好きになりました。部活で学んだことはたくさんあります。特に忍耐力(にんたいりょく)とチーム力は,今の生活や仕事にもつながっています。一人ではつらくても(みな)とならば不思議と頑張(がんば)れることがあるのです。(みな)は全国に散らばってしまいましたが,今でもバスケ部の(みな)とは仲良しですし,当時の経験(けいけん)を生かして頑張(がんば)っていると思います。

(あた)えられたチャンスを生かそう

<ruby><rb>与</rb><rp>(</rp><rt>あた</rt><rp>)</rp></ruby>えられたチャンスを生かそう

(みな)さんは,自分の意図しないこと,やりたくないことがあったときにどうしていますか。たとえ,それがつまらないことであっても,まずは(あた)えられたことに挑戦(ちょうせん)してみてください。その経験(けいけん)はいつか他のチャンスにつながっていきます。()わず(ぎら)いではなく,何でもいろんなことにチャレンジしてほしいですね。
(わたし)も入社した当時は(あた)えられた仕事をこなしているだけで何も分からなかったのですが,改めて当時を()(かえ)ると,その経験(けいけん)は今の仕事につながっています。(みな)さんが今,勉強していることや何かに()()んでいることも,自分の大切な経験(けいけん)として必ず将来(しょうらい)に役立つと思います。
ぜひ,(あた)えられたチャンスを(のが)さないように頑張(がんば)ってください。