仕事人

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長野県に関連のある仕事人
1974年 生まれ
とくちゅうかぐや特注家具屋
大川おおかわ 直男なおお
子供の頃の夢: 建築業
クラブ活動(中学校): 吹奏楽部
仕事内容
木工家具等の製造(せいぞう)販売(はんばい)
自己紹介

※このページに書いてある内容は取材日(2016年12月02日)時点のものです

特別な家具を作ります

特別な家具を作ります

(わたし)は「特注家具屋」です。いろいろなお店や,一般(いっぱん)のご家庭からもよく注文があります。お店からは,お店の中にあるものすべての注文があります。レジ台や,洋服を(なら)べる台など,なかなか気づかないところのものの注文が多いです。一般(いっぱん)のご家庭からはドアや(つくえ)など,身近なものの注文が多いです。
お店からの注文が多い時期は夏から秋です。セールに合わせて注文が来たり,模様(もよう)()えの時期に注文が多いです。一般(いっぱん)のご家庭からの注文が多い時期は,2,3月です。
今,作っているおすすめのものを紹介(しょうかい)します。一つ目はまな板です。プロも使用しているものです。二つ目はスピーカーです。スマートフォンなどをポンと入れるだけで,音が大きくなります。どこにでも置けるので,例えば料理をする時などに便利に使えます。三つ目はストラップです。これは高校生などに人気です。りんごの木や白樺(しらかば)の木を使用しています。りんごの木のストラップは(めずら)しいのでおすすめです。

お客さまの要望に(こた)えられるものを

お客さまの要望に応えられるものを

この仕事をやっていて大変なのは,納期(のうき)です。例えば,新しくできるお店の家具を作るときは,そのお店のオープンの日に合わせないといけないので,間に合わないと徹夜(てつや)してもやりますね。また,特注なので,木でできるかどうか分からない注文が来ることもあります。なかには,今まで(だれ)も木で作ったことのない物もあります。しかし,お客さまに()しいと言われたら,その要望に(こた)えられる物を作らないといけないんですよ。そこは,他の仕事にはない(むずか)しさだと思います。
製品(せいひん)を作るときは,お客さまの要望通りの物になっているかに気を付けます。お客さまが注文した時に思い(えが)いていた物に合わせて作ることが大切なのです。お客さまに出来上がった製品(せいひん)を見てもらった時に,「期待通りの物になった!」と喜んでもらえるとうれしいです。
製品(せいひん)というのは,時間をかけて作れば,きれいにできるのは当たり前です。しかし,(わたし)たちは急いで作ることも必要なのです。なにしろ,時間をかければ人件費(じんけんひ)がかかって,それだけ製品(せいひん)値段(ねだん)も上がってしまいますからね。お客さまに良い物をできるだけ安く買ってもらうためにも,無駄(むだ)な時間をかけずに,丁寧(ていねい)に,きれいに作ることを大切にしています。

可能(かのう)(せい)を信じて

可能性を信じて

これまでにやったことのないことができるのはこの仕事の楽しさですね。毎日同じことをするだけでなく,日々(ひび)(ちが)うことができるのが,この仕事の楽しさです。
(わたし)はもともと,この仕事をする気はまったくなかったのですが,高校生の時に「手先が器用だから,やってみないか」と先生に(すす)められて,できるかどうか分からないけれど,やってみました。すると,一度もやめずに続けてこられたのです。
仕事を選ぶ時に,自分の好きな仕事に()くのも良いですが,自分にはどんな可能(かのう)(せい)があるのか分からないので,いろいろなことにチャレンジしてもらいたいと思っています。

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取材・原稿作成:飯綱町立飯綱中学校