会社名
しおがいぐるーぷシオガイグループ
従業員
85名
場所
【東京工場】東京都足立区宮城1-6-15 [地図]
業種
産業廃棄物処理

社会との関わり

シオガイグループは主に“げんリサイクル事業”と“産業はいぶつ中間しょ事業”という2つの事業を行っています。“げんリサイクル事業”では,主に鉄をリサイクルできるじょうたいにするため,カットしたり細かくくだいたりといった加工しょを行っています。もう1つの“産業はいぶつ中間しょ事業”では,はいぶつの中から鉄やプラスチックといったリサイクルできるものをのぞき,残ったものを細かくくだいて体積をらすなど,てできるじょうたいにまで加工しています。

シオガイグループの工場には,毎日,建物のかいたいげんから出たてっこつてっきんなどのこうざいや,ぎょうからの産業はいぶつなどが運ばれてきます。はいぶつが運びこまれる場合もあれば,建物のかいたいを行っている業者などから「このげんはいするこうざいがあるので引き取ってほしい」といったらいを受け,トラックでこうざいを取りにいく場合もあります。工場に運びこまれたはいぶつを加工し,げんとしてさいようするてっこうメーカーなどの業者へとどけたり,リサイクルできないものはてできるじょうたいにして最終しょぶん場に運んだりするのがわたしたちの仕事です。

げんリサイクル”ははいぶつを買い取り,リサイクルできるじょうたいに加工したものをてっこうメーカーなどに売りますが,“産業はいぶつ中間しょ”はしょりょうとしてお金をもらってしょをします。この2つではお客さんとのやり取りや,えきを得るための考え方が全くことなるため,“げんリサイクル”と“産業はいぶつ中間しょ”の両方を行っている会社はあまりありません。そのため,つうじょうは,ぎょうはいぶつしょするためには,“げんリサイクル”と“産業はいぶつ中間しょ”,それぞれの会社にしょらいする必要があるのですが,シオガイグループでは,そうしたはいぶつをまとめて引き取ることができます。まとめて運べば,うんぱんにかかるコストもおさえられます。それがシオガイグループの強みです。

どんな職場

シオガイグループでは,げんざいは3つの事業所と5つの工場合わせて,85名の社員が働いています。工場で重機や機械を動かす作業員のほか,各工場にえいぎょうたんとうの社員も数名ずついます。

かいたいげんから出たこうざいなどの鉄は,てっこうメーカーがでんようこうという高温のかまかし,さい固めることで,さいようすることができます。しかし,建物のてっこつてっきんは,そのままでは大きすぎてかまに入れることができません。そのため,当社の工場で,“ギロチン”とばれる大きなを用いてこうざいを1mずつくらいの長さにカットする「シャーリング加工」を行うのです。

また,自動車や家電などには,鉄のほか,どうやアルミといったきんぞくや,きんぞく以外のざいも使われているため,さいようするためには鉄以外のものをのぞかなければいけません。これらを分別するために行っているのが「シュレッダー加工」です。シュレッダー加工では,はいぶつをベルトコンベアでシュレッダーという大きな機械の中に運び,シュレッダー内の高速で回転するで粉々にくだき,りょくによって鉄,鉄以外のきんぞくきんぞく以外に分別します。分別された鉄はてっこうメーカーへと運ぶほか,分別のさいに出てくるどうやアルミなどのリサイクルのうげんも,それぞれをさいようするメーカーへと運んでいます。

はいぶつの加工はどうしてもそうおんしんどうともないます。このため工場のあるいきに住む方々へのはいりょが欠かせません。例えば,大きなこうざいを加工するときには,とても大きな音が出てしまうので,なるべくこうがいの工場へと運んでから加工するようにしています。また,わたしたちはいきの方々へのおんがえしの意味をこめて,せいそう活動にも力を入れています。週に一度,会社周辺のゴミを拾ったり,月に一度,近所の公園や学校のトイレをそうしたりする活動を20年近く行ってきました。いきの方々から「いつもそうしてくれているね」と声をかけていただくこともえ,産業はいぶつしょ業のイメージかいぜんにもつながっていると感じています。

産業はいぶつしょ業は地球かんきょうを守るためにも,かぎりあるげんゆうこうに使っていくためにも,なくてはならない仕事です。国のていをきちんと守りながら,60年以上事業を続けてきたことがわたしたちのほこりです。

※外部のWebサイトへリンクします