仕事人

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長野県に関連のある仕事人
しょくひんせいぞう食品製造
北村きたむら はじめ
子供の頃の夢: パイロット
クラブ活動(中学校):
仕事内容
工場の運営(うんえい),七味唐辛子(とうがらし)原料作物の栽培(さいばい)収穫物(しゅうかくぶつ)の加工,七味唐辛子(とうがらし)製造(せいぞう)
自己紹介

※このページに書いてある内容は取材日(2016年12月02日)時点のものです

唐辛子(とうがらし)の「焙煎(ばいせん)」「粉砕(ふんさい)」をする

唐辛子の「焙煎」「粉砕」をする

(わたし)は「有限会社(ゆうげんがいしゃ) 八幡屋(やわたや)(いそ)五郎(ごろう)」という会社で,工場全体の運営(うんえい)責任者(せきにんしゃ)である工場長を(つと)めています。日によって仕事の内容(ないよう)(こと)なりますが,今日は,七味唐辛子(とうがらし)素材(そざい)の一つである「一味唐辛子(とうがらし)」の製造(せいぞう)補助(ほじょ),別工場への製品(せいひん)輸送(ゆそう)業務(ぎょうむ)評価(ひょうか)についての従業員(じゅうぎょういん)との個人(こじん)面談などを行いました。
一味唐辛子(とうがらし)製造(せいぞう)には「焙煎(ばいせん)」作業と「粉砕(ふんさい)」作業があります。一日に唐辛子(とうがらし)900Kgを焙煎(ばいせん)粉砕(ふんさい)し,完成した製品(せいひん)包装(ほうそう)を行う別工場へ送ります。従業員(じゅうぎょういん)が集中力と体力を(たも)てるように,お昼の休憩(きゅうけい)以外に午前と午後にそれぞれ一回ずつ,20分間の休憩(きゅうけい)をとっています。仕事は基本(きほん)的には午前8時30分から17時までですが,農業から製造(せいぞう)まで,幅広(はばひろ)業務(ぎょうむ)がありますので,早朝から働くことや残業することもあります。

伝統(でんとう)的なレシピを受け()ぎ,(かお)りを大切にした七味

七味を作るときは,まず(かお)り,味,色などを大切にしています。原料を乾燥機(かんそうき)にかけるときも,素材(そざい)本来の(かお)りに近い仕上がりになるように工夫していて,(かお)りを楽しんでもらえる七味に仕上げています。また,特にそばやうどんにかけた時に味が引き立つような風味になっています。そのために,創業(そうぎょう)当時からのレシピを受け()いでいます。
(わたし)たちは商品の安全(せい)に気を配りながら,お客さまの喜ぶ笑顔のために,一つひとつの商品を一生懸命(いっしょうけんめい)に,丁寧(ていねい)に作っています。(わたし)たち長野県民にとって,料理をさらにおいしくする七味は,なくてはならないものです。より多くの人に食べてもらえるように,今後も努力していきたいです。

七味へのこだわり

七味へのこだわり

八幡屋(やわたや)(いそ)五郎(ごろう)の七味へのこだわりは,2つあります。 1つ目は,原料の品質(ひんしつ)です。おいしい七味を作るには,まず良い原料を選ぶことが大切です。いろいろな原料を試して,(しつ)の良いものだけを使用するようにしています。また,原料の加工にもこだわりがあります。例えば唐辛子(とうがらし)焙煎(ばいせん)する(さい)(こう)ばしくするために少し「こげ」を付けたい場合があるのですが,この「こげ」の加減(かげん)(むずか)しいのです。機械に(まか)せていればちょうどよい「こげ」を付けてくれるというわけではありません。機械を微妙(びみょう)に調整して,ちょうどよい「こげ」を付けるのですが,(むずか)しい作業です。
2つ目は,商品のパッケージです。社内には3人のデザイナーがおり,オリジナルデザインのパッケージを作っています。お客さまに商品を手に取ってもらえるように,見た目の部分にもこだわって,いろいろな工夫を重ねています。特別なデザインの期間限定(げんてい)品なども製造(せいぞう)しているんですよ。こうしたこだわりのパッケージが生きるよう,直営(ちょくえい)店で商品を(なら)べる(さい)には,きれいに配置するように気を付けています。

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わたしたちの飯綱町
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取材・原稿作成:飯綱町立飯綱中学校