※このページに書いてある内容は取材日(2020年03月11日)時点のものです
太陽光発電所が正しく動くように見守る
インターネットを通じて,全国の発電所をチェック
いちごECOエナジーでは,主に,所有者や自治体が使わなくなった土地や再利用したい土地を借りて,そこにソーラーパネルをたくさん並べて大規模な太陽光発電を行う「メガソーラー」で発電をしています。私たちが全国で発電している電気は全部で約140メガワット分。これは約4万6,000世帯をまかなえる量です。
私の主な仕事は,全国にある太陽光発電所がきちんと動いているか,東京にあるオフィスから毎日,確認することです。発電所の動きはすべてインターネットで管理しているので,管理用の画面を見て,安定して発電ができているかを確認しています。
災害や停電などで発電所に何か問題が起こると,安定して電気を送ることができなくなってしまいます。モニターを見て「様子がおかしいな」と思ったら,発電所の管理をお願いしている全国の協力会社に連絡して対応をお願いしています。
地元の企業と協力して,定期的にメンテナンス
いつでも,安定して電気を送ることができるように
トラブルはみんなで協力してすぐに解決
発電所をつくる地域と信頼関係をつくる
地域に貢献して感謝されることがうれしい
私は,今の仕事をする前は,いちごグループで不動産の運用会社で働いていました。2012年に,いちごグループが新しく太陽光発電事業を始めることになり,2013年から今の仕事をするようになりました。
最初は,太陽光発電のことも全くわからなかったのですが,技術に詳しい同僚の方々から教えてもらいながら知識を増やしてきました。特に難しかったのは,「どのようなトラブルが起きているのか」という判断ができるようになることです。そういう判断がすぐにできるようになるのに,3年くらいかかりましたね。
仕事をやっていてよかったなと思うことのひとつに,地域に貢献することで,地元の方々とよい関係が築けていることがあります。いちごECOエナジーでは発電所をつくる時から地元の方々と良好な関係をつくる取り組みをしているので,発電所が運転を開始してからも,発電所の草刈りに地元の人たちが協力してくれたり,発電所の近くの学校の生徒が見学に来てくれたりすることもあります。「いちごの太陽光発電所が地元に来てよかった」と言ってもらえると,いちごECOエナジーのメンバーとしてすごくうれしいですね。